ナホトカ市の最近のできごと(2009年5月)

公開日 2020年12月14日

更新日 2021年01月12日

 小樽市の姉妹都市であるナホトカ市行政府のホームページより、社会、経済、スポーツ、文化などさまざまな分野での最近の出来事をお伝えします。

2009年5月25日、26日はロシア企業家の日

 ナホトカの中小企業家が二回目となるロシア企業家の日を祝う。経済界で活動する人口の44パーセント、38,000人以上が、自らの祝日としてこの日を祝うことができる。(詳細記事は以下のとおり)
  ナホトカでは、中小ビジネスはすべての分野に及び、どの分野においても重要な役割を担い、市経済への貢献は年々顕著になっている。昨年だけで登録された小ビジネスの数は800以上も増え、人口1,000人あたり15となっている。現在、市内における小ビジネスは5,439の個人事業と2,570の小企業で構成されている。2008年に生産された商品とサービスの総額181億ルーブルのうち35パーセントは、小ビジネスが産み出している。行政管区内では小売業とサービス業が多く、とりわけ飲食業、日常サービス、運輸、通信、建設が最も好調である。
 金融危機の厳しい状況下にもかかわらず、多くの企業家たちは活発に社会的活動を行っている。中小企業を中心に60以上の企業が慈善的活動に参加した戦勝記念日の催しが典型的だ。企業家たちは、行政が必要としている商品やサービスの3分の2を提供している。
 企業家の日は、ロシアの暦に載るようになってから、まだ日が浅い。1年前、国は職業を尊敬すべきものと公式に認め、この日が国家経済の重要な部分に特別な配慮を与えるシンボルとなったことが想起される。まだ、全てのビジネスマンがこの日を自分たちの祝日とは感じていないが、少なからずさまざまな機関が着手した支援策の効果を実感している。2007年には連邦法第209号「ロシア連邦の中小ビジネスについて」が採択されている。ナホトカでも沿海地方の企業支援プログラムに続いて、2011年までに独自のプログラムを策定することが予定されている。設備や情報に関わる支援策や熟練した社員の確保に関する支援に向けた政策が盛り込まれることになっている。
 内部の事情に精通している現場の人間が企業の課題を解決しなければならないことは言うまでもない。同時にナホトカでは行政府の主導で、委員会が設置された。2008年秋の第4回市議会では、地方政府と委員会とが建設的な意見交換を行い、重要な第一歩を踏み出した。

(ナホトカ市行政管区広報担当 イリーナ チュゾヴァ)
 

2009年月5月13日 第二段階を迎えたカーメンカ川の整備

 ナホトカでカーメンカ川の第二期工事が開始された。計画区間は780メートルで、川底の清掃、石造ブロックによる護岸や遊歩道の創設などが予定されている。(詳細記事は以下のとおり)

  オレグ・コリャージン ナホトカ市長の公約どおり、本年カーメンカ川の整備が継続される。行政府によって春から夏にかけてポストィシェフ通りとマリノフスキー通りに架かる橋の区間で作業が計画されている。工事延長は昨年の3倍の780メートルで、当面、複合商業施設「中国の壁」に沿った片側が整備される。
 イリーナ・サゾントーヴァ ナホトカ市行政府整備局長は、市行政府の入札の結果、当該工事の請負業者は「ストロイテリ(「建築者」の意)43」社に決定したと述べた。現在、川底の清掃と浚渫が行われており、このためにおよそ18メートルのアームを持つ特殊な起重機が使用されている。5月の終わりまでには護岸工事に着手することが予定されている。特殊な石造ブロックが川の両岸に積み上げられ、その高さは水面から2.5メートルに達する。工期の終わりには、幅6メートルの石畳の遊歩道が整備される。請負業者は8月の終わりまで工期を終えることになっている。
 カーメンカ川の整備は、市の予算に基づいて、ナホトカ市行政府が実施している。市の指導部は「カーメンカ(「石敷きの道路」の意)川を石の岸辺に」という考えを実現するつもりである。これまで、歴代の首長がカーメンカ川の整備を表明してから時は流れたが、これまで実現できなかった。昨年、計画の実現に向けて事業がスタートし、250メートルの区間の護岸工事が行われたほか、川の両側に石畳の遊歩道が整備され、緑化が進められ、さらに街路灯やベンチが設置された。数 カ月の間に、市の中心部の草に覆われ、景観の悪かった地域が、市の名所の一つとなり、また、ナホトカ市民にとっての憩いの場になった。

(ナホトカ市行政管区 広報担当)

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