公開日 2020年12月14日
更新日 2021年01月12日
- 小樽市の姉妹都市であるロシア沿海地方ナホトカ市の最近のできごとを、ナホトカ市行政府のホームページ(外部サイト)や現地の新聞などからお伝えします。
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2011年2月28日ナホトカ生まれのオリンピックマスコット
2014年のソチ冬季オリンピック大会のマスコットの一つを描いた作家ワジム・パク(ВадимПАК)氏がモスクワからナホトカに戻った。ナホトカの住民がデザインしたヒョウが全ロシアの投票で選ばれた。
2月26日、「チャンネル1」での中継のもと、モスクワで最終投票が行われた。100万人以上がこの投票への参加者となり、ロシア人の多くが33歳のナホトカ市民ワジム・パク氏がデザインしたヒョウに票を投じた。彼自身、名誉あるゲストとして最終投票の場を訪れた。同氏は2月28日にナホトカに戻り、所属する芸術クラブの友人や仲間とともに朗報を分かち合った。
彼はプロの画家とは思っていない。「私はアマチュアの画家である。コンクールについては新聞で知り、いくつかのスケッチを描き、郵送した。
ヒョウや雪ヒョウはソチでのオリンピックにもっともふさわしいと気に入っている。ヒョウは強く、駆け引きがうまく、早くて、いずれもスポーツマンにとって必要な資質だ。」と語った。
彼にはアイスホッケーのスティックを手にしたヒョウ、スキーをはいたヒョウ、スノーボードを持ったヒョウなどいくつかの案があったが、スノーボードを持ったヒョウが組織委員会にも気に入られた。2014年のソチでの冬季オリンピック開催式への招待状が彼へのボーナスとなった。
コンスタンチン・シェブキン
(ナホトカ管区行政府広報担当)
2011年2月2日コジミノ港から石油がアジア太平洋諸国へ
本年1月、コジミノ石油特別港から10万トンずつ、計120万トンの原油が搬出された。輸出に向けられた原油のおよそ半分は日本向けだ。
本年1月、コジミノ石油特別港からアジア太平洋諸国に向けて、120万トンの原油が輸出された。前年同期は90万トンだった。仕向国のトップは2010年と同様日本であった。2番目はタイで25%、3番目がシンガポールで10%、さらに韓国と中国がそれぞれ8%であった。開港後最初に輸出されたインドネシアは7%だった。特別港のオクサーナ・ブロツカ運輸部長によると、2月には11隻のタンカーの作業が予定されており、輸出は110万トンになる予定とのことだ。3月の運航スケジュールでは13回の配船で、130万トンの見込みである。2011年第1四半期末には増加に転じることになる。東シベリア太平洋(ВСТО)パイプラインの終点、コジミノ特別港は2009年12月28日に供用が開始され、2010年に輸出されたВСТОの石油は1530万トンであった。
(株式会社コジミノ石油特別港)