公開日 2020年12月14日
更新日 2021年01月12日
- 小樽市の姉妹都市であるロシア沿海地方ナホトカ市の最近のできごとを、ナホトカ市行政府のホームペー(外部サイト)や現地の新聞などからお伝えします。
- そのほかの「ナホトカ市の最近のできごと」は「ナホトカ市」のページをご覧ください。
2011年3月25日最後の「夏時間」への移行
3月27日日曜日の夜、ロシアは最後の「夏時間」へ移行する。地方時間の午前2時に国内のすべての時計の針が1時間進められる。
ロシア政府の決定に基づき、2011年3月27日、ロシアで夏時間がスタートする。このことに関連して、ロシアのすべての地域の時計の針が、地方時間の3月27日午前2時に1時間進められる。
2011年の秋からの冬時間への移行廃止の決定が、ドミトリー・メドベージェフ大統領によって受け入れられた。本年2月8日、メドベージェフ大統領はこのことについて宣言し、政府に委任した。
大統領は、こうした移行へ適合することは、ストレスとも病気とも関係するものだと強調し、あわせて移行廃止は健康にもよいと断言した。
ロシアでは1917年7月1日、臨時政府の法令に基づき、はじめて時間移行が実施された。現在、世界の70の国々で実施されている。
議員と住民の長い間の議論にかかわらず、沿海地方はモスクワ時間に近づけることはしないであろう。昨年、沿海地方では、モスクワとウラジオストクの間の時間帯を7時間から6時間に短縮することについて活発に審議された。しかしながら、最終的な意思決定には至らず、沿海地方はこれまでの時間帯にとどまることとなる。
(情報通信社)
2011年3月10日日産自動車のナホトカへの関心
沿海地方における日産自動車の指定ディーラーである「アフトリテット-アフト」社の代表がナホトカを訪問した。訪問の目的は、自動車販売に関わる展示場の設置について、あらかじめ敷地を選定するためだ。
日産自動車展示場の設置に関わる視察のため、ウラジオストクから、「アフトリテット-アフト」社のウラジミール・カリノフスキー社長と同社のイロナ・ミシャチェンコ市場調査部長が訪れた。当市訪問の途中で、行政管区セルゲイ・セルガーノフ副市長が、将来、展示場としての可能性がある4か所の土地を紹介した。紹介のあったすべての候補地は、一定の交通量のある道路に近く、また、住宅建設の場からは離れているなどの条件を満たしている。
同社によると、場所の最終的な決定は数か月のうちに行われ、その後、設計や調整に必要な手続きが行われるとのことだ。自動車展示場の立地によって、ナホトカ市民にとっても周辺住民にとっても、ロシアの道路事情や気象状況に適応した日産の新車を購入することが可能となる。
スベトラーナ・アレクセーヴァ
(ナホトカ行政管区広報担当)