ナホトカ市の最近のできごと(2015年10月)

公開日 2020年12月14日

更新日 2021年01月12日

2015年10月21日

ナホトカ市行政府訪問

ナホトカ市行政府訪問1

小樽はナホトカとの貨物量の増加を計画しており、経済協力の拡大のため、日本からの代表団がナホトカ市行政府を訪問した。


実務家グループのメンバーとして、小樽の地方政府、運輸会社、船舶代理店の代表が訪れた。迫俊哉小樽市教育部長がリーダーを務めた。ボリス・グラドキフ第一副市長、オレグ・セルガーノフ副市長、イリーナ・シェルビーナ国際交流担当が出迎えた。


迫教育部長は、今回の代表団が国の支援によるものであること、過日の日露首脳会談で、ウラジミール・プーチン大統領がロシアと日本の関係には将来性があると述べたこと、地方のレベルにおいて小樽市役所はロシアとの貿易、経済交流の可能性を見出すこと、そして、訪問の目的が、小樽港を通じてロシア沿海地方から日本に向けた貨物量の増加のため、可能性のあるビジネスパートナーを探すことなどを語った。


これに対して、ボリス・グラドキフ副市長は、ナホトカの社会、経済情勢を紹介し、国際的な協力の観点から将来展望について語った。特に、すでにナホトカは、国内の3つの重要な輸送拠点に含まれ、アジア太平洋地域における強大な港湾都市であると述べた。


双方は経済活動の方向性や、相互に利益が見込まれる分野でのプロジェクトの実現性について審議を行った。日本側は、ナホトカでの穀物センター建設計画を重要視するとともに、木材、農業品、水産品に関心を示した。


このほか、双方は小樽市とナホトカ市の姉妹都市締結の50周年となる2016年の祝賀プランについて協議を行った。ボリス・グラドキフ副市長は、今も将来に向けても、善隣友好関係の基礎を強固にする過程において、子供たちの交流が重要であると強調した。小樽市代表団は有意義な面談に謝意を示すとともに、実り多い協力関係に期待感を示した。

ナホトカ市行政府訪問2ナホトカ市行政府訪問3ナタリア・ドゥヴロビーナ

ナホトカ市行政府広報担当

 

 

 

 

野球用具プレゼント

 

日本の姉妹都市小樽がナホトカのプレーヤーに野球用具をプレゼント

市役所、運輸会社さらには船舶代理店の代表からなる小樽市の実務者グループが貿易、経済交流の拡大と、2016年の姉妹都市提携50周年の祝賀プランの協議を行うため、ナホトカ市を訪れた。


 訪問のもうひとつのテーマは、スポーツ交流の拡大であり、小樽市教育部長の迫俊哉氏が青少年体育学校を訪問し、若いプレーヤーに野球用具を寄贈した。セルゲイ・ルイセンコナホトカ市体育・スポーツ部長によると、贈られた用具はボール、グローブ、キャッチャーマスクであり、残りは船でナホトカに送られてくるとのことだ。用具はチームの年少のプレーヤーにサイズに合わせて選別される。

 


 ナホトカの市民は、1987年にもうひとつの日本の姉妹都市舞鶴市との交流のおかげで、野球やソフトボールを知り、現在ではおよそ200名の児童生徒が、練習している。ナホトカ市行政府の主導で、青少年体育学校「ボードニック」(「水先案内人」の意)の敷地内には地域では唯一、専用のグランドが整備されている。一度ならず、指導者のもとで児童生徒は、ロシア選抜のメンバーとして、ヨーロッパ選手権で入賞し、ロシア競技会でも勝利している。最近の成果としては、本年夏の第7回スポルタキアードのソフトボールで銀メダルを受賞している。

野球用具プレゼント2野球用具プレゼント3ナタリア・ドゥヴロビーナ

 

 

 

 

ナホトカ市行政府広報担


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