【2020年度】過去の特別展、企画展

公開日 2021年06月27日

更新日 2021年08月20日

特別展I 水彩画家 白江正夫からのメッセージ

趣旨

水彩画家・白江正夫は、多くの教え子、作品愛好者に惜しまれながら2014年87歳で世を去りました。白江が亡くなり早6年が経ち、あらためて道画壇において、その存在の大きさを思い知らされています。

このたび白江正夫先生のご遺志を発端として、当館の外壁改装工事が実現しました。自らの代表作の多くを収蔵する当館の老朽化を憂いて、美観を整えるための資金を遺されていたのです。

白江正夫は、小樽を拠点に活躍し、この町の行く末を見守りながら描き続けました。

本展は、道内水彩画界をリードし、小樽画壇を牽引した白江正夫の業績をあらためて偲び、展覧するものです。

会期

令和2年8月2日(日)から令和2年10月11日(日)

特別展II ~北前船の華~北海道に渡った九谷焼(小樽・後志編)

趣旨

本展は、石川県九谷焼美術館の調査結果をベースに、北海道小樽を含めた後志地域に絞って幕末から明治期の優れた九谷焼を展覧するものです。あわせて北前船がもたらした海岸地方独特の文化ならびに、加賀市出身の北前船主たちの業績を紹介します。

会期

令和2年10月24日(土)から令和2年12月27日(日)

特別展 没後一〇年生誕一一〇年 再体験・一原有徳

趣旨

本展は、明治・大正・昭和・平成の4つの時代を生き独自の表現を貫き小樽の地で生涯制作を続けた、"現代版画の鬼才"と呼ばれた一原の表現を様々な視点から新しく紹介するとともに制作道具や作品の「版」をはじめとした一原の世界の全貌も公開します。

会期

令和3年1月9日(土)から令和3年3月7日(日)

見えないミュージアムラジオ

●特別展「没後一〇年、生誕一一〇年、再体験・一原有徳」の関連事業として2月11日(木・祝)に実施予定だった「見えないミュージアムツアー」の内容をラジオ形式で配信しております。

〈第1回〉SON’65___第1回見えないミュージアムラジオは、こちらの「YouTube(外部サイト)」にてご視聴ください。新しいウィンドウで外部サイトを開きます

〈第2回〉Branding__第2回見えないミュージアムラジオは、こちらの「YouTube(外部サイト)」にてご視聴ください。新しいウィンドウで外部サイトを開きます

特別III 北海道の日本画家たち 小林コレクションI

趣旨

本展は、札幌の蒐集家による「小林コレクション」と市立小樽美術館の収蔵品により、北海道美術の草創期をリードし、日本画の分野で黎明期の北海道美術に貢献した先達を紹介いたします。同時に北海道で日本画の可能性を模索し、地道に地域の美術活動を積み上げ、日本画家として自立していった画家たちの作品も展覧いたします。

会期

令和3年3月13日(土)から令和3年5月16日(日)※新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休館により令和3年5月15日(土)に終了いたしました。

お問い合わせ

教育委員会教育部 市立小樽美術館
住所:〒047-0031 小樽市色内1丁目9番5号
TEL:0134-34-0035
FAX:0134-32-2388
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