小樽市指定文化財が新しく指定されました

公開日 2021年10月01日

更新日 2021年10月06日

令和3年9月30日、新しく3件の文化財が「小樽市指定文化財」に指定されました。

これで小樽市指定文化財は、有形文化財6件、無形文化財1件、無形民俗文化財2件、史跡1件の、計10件となりました。

今回指定された文化財に関する問合せは、小樽市総合博物館(電話/0134-33-2523)までお願いします。

 

西川家文書(にしかわけもんじょ)

種別:有形文化財(美術工芸品/歴史資料)

江戸時代から明治期にかけて忍路を中心に商業活動を展開していた住吉屋西川家の商業記録類で、資料点数は300点に及ぶ。近世の漁場経営の記録からは、その実態や漁場で働く人々の暮らしぶり、さらに近郊のアイヌ文化史がうかがえる。また、明治前期の洋式帳簿(複式帳簿)からは、物品の売買記録によって当時の小樽の物流の様子を知ることができる。近世近代の小樽を記した貴重な資料である。

西川家文書(和綴) 西川家文書(洋装書1)

稲垣益穂日誌(いながきますほにっし)

種別:有形文化財(美術工芸品/歴史資料)

明治から大正にかけて小樽の教育界で活躍した稲垣益穂(いながき・ますほ/1858~1935)が、38年間ほぼ毎日記録した日記資料である。稲垣日誌には、小樽の最盛期とも言える明治後期から昭和初期の街の移り変わりが克明に記されている。また、歴史に残ることの少ない市井の人々の日常が生き生きと記されている。稲垣の目を通して小樽の姿を追体験することができる、小樽のみならず北海道史においても貴重な歴史資料である。

稲垣益穂日誌1 稲垣益穂日誌2

花園公園設計図(はなぞのこうえんせっけいず)

種別:有形文化財(美術工芸品/歴史資料)

明治43年に「近代公園の先駆者」と評される著名な造園家・長岡安平(ながおか・やすへい/1842~1925)が描いた花園公園(小樽公園)の設計図である。長岡安平は、全国の公園・庭園を手掛け、道内では中島公園、円山公園、大通公園などの設計に携わった人物である。高さ2.4m、幅3.2m(外寸)の巨大な図面に植樹や花壇が緻密に描かれており、のちの小樽公園の基本計画となった。都市公園の設計にも日本のトップリーダーを招いた、明治後期の小樽の勢いを示す資料である。

※お詫びと訂正

図面の大きさについて、10月1日公開記事に「高さ3.2m、幅4.6m」とありましたが、正しくは「高さ2.4m、幅3.2m(外寸)」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。

花園公園設計図(全体図) 花園公園設計図(接写)

 

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教育委員会教育部 生涯学習課
住所:〒047-0034 小樽市緑3丁目4番1号
TEL:0134-32-4111内線7531・7532
FAX:0134-33-6608
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