公開日 2021年10月23日
更新日 2023年02月22日
令和4年度 学生短歌コンクール受賞作が決まりました
小樽市内の中学生以上の生徒・学生を対象に令和4年12月10日から令和5年1月22日の期間に募集を行った短歌コンクールの受賞作が決まりました。
また、2月18日(土)から3月14日(火)まで、カフェコーナーにて応募作品を展示しています。
展示について詳しくはこちらをご覧ください
【審査員】
高橋明子(北海道詩人協会) 那須愛子(新墾選者) 山田航(歌人)
11月3日(木・祝)文化の日 入館料無料
2022年11月3日は文化の日のため、市立小樽文学館・美術館の入館料が無料になります。
ふるさとへの想い、手から手へ。ー『月刊おたる』700号の軌跡ー 会期延長のお知らせ
10月30日までの会期の予定でしたがご好評につき2022年11月27日(日)まで延長いたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
市立小樽文学館美術館の外壁補修工事が終わりました(動画配信あり)
小樽文学館・美術館の建物は、昭和27年(1952)、戦後の占領期が終わったまさにその年に、小樽地方貯金局として竣工されました。新時代への期待に皆が胸躍らせていた頃の建築であり、明快なモダンさと機能美に溢れていましたが、近年は古色がつきすぎ、ことに雨の日などは、うら寂しささえ感じさせる風情となっておりました。それがこの度は、当初の状態に近い色調で全面的に塗り直され、建物としての面目を一新しましたことは、中で働く者にとりましても大きな喜びです。
さらに、塗装の完了とほぼ同時に緊急事態宣言も解除になり、また企画展「生誕120年 詩人・沙良峰夫展」も、長い休館時期を経て予定通り10月2日より開催できる運びとなりました。これらの事象の重なりは、もとより偶然ではございますが、しかし、新しい時代の到来を思わせる幸先のよいシンクロニシティであることに違いはありません。
かつての爽やかな外観を取り戻した当館において、これから、どのような文学的〈知〉へのアプローチが繰り広げられるのか。皆様も、どうかこの場所に来て、その変化の一ページに立ち会ってご覧になってみてはいかがでしょうか。
令和3年10月
市立小樽文学館長 亀井 志乃
市立小樽文学館・美術館再整備事業について
市立小樽文学館・美術館では、市民の皆さんにとってより使いやすい施設となるよう、下記のとおり再整備事業を実施しました。
これからも市民の皆さんが文化芸術に触れる場として、気軽に集える施設づくりを行っていきますので、どうぞご利用ください。
また、再整備事業に際して寄付をいただきました方々に対して、心より感謝申し上げます。
小樽ファンが支えるふるさとまちづくり資金基金に寄付をお寄せいただいた多くの皆さま
小樽中央ライオンズクラブ 様
小樽法人会 様
小樽みなとライオンズクラブ 様
小樽ロータリークラブ 様
【研修室・ミーティングルームなどの整備】
従来からある研修室を改修するとともに、文化芸術に関係する会議などに活用できるミーティングルームを新設しました。
<研修室> <ミーティングルーム>
【文学館展示室の整備】
・従来の事務室を1階に移設し、古本コーナーを拡充しました。
・お客様からの要望が強かった冷房設備を展示室内に設置しました。
<古本コーナー>
【多目的広場の改修】
・文学館・美術館は「旧国鉄手宮線」に隣接していることから、これまで駐車場として使用していたスペースを
旧国鉄手宮線と一体の開放的な空間として整備し、市民や観光客の憩いの場として利用するほか、イベント
などにも活用できる多目的広場に改修しました。
(下の写真は「旧色内駅ステーション」と文学館・美術館。旧色内駅ステーションは、昭和37年まであった色内駅の駅舎をモチーフに、小樽市建設事業課にて整備した施設です。小林多喜二は北海道拓殖銀行小樽支店への通勤に色内駅を利用していました。)
<旧色内駅ステーションと文学館・美術館>
お得な『共通観覧券』をぜひご利用ください
同じ日に、文学館と美術館の両方を観覧する方のために『共通観覧券』を発売しています。
料金は特別展の開催時期などにより変わりますが、文学館と美術館のチケットを別々に購入するよりも低い料金としておりますので、ぜひご利用ください。