にしん漁場建築(旧田中家)

公開日 2022年04月01日

更新日 2022年04月01日

  • 区分:北海道指定有形文化財
  • 所在地:小樽市祝津3丁目228番地
  • 指定日:昭和35年5月31日
  • 問合せ先:小樽鰊御殿(電話:0134-22-1038)

鰊漁場建築とは、ニシン漁の経営者(親方)の居宅と漁夫の宿舎を兼ねた独特の建築のことです。特に明治から大正年間にかけて、ニシン漁が盛んであった後志を中心とした日本海沿岸地域に多く建てられました。

この建物は明治30(1897)年に泊村に建てられた鰊漁場建築の主屋を現在地に移築したものです。建主の田中家は、後志でも有数のニシン漁の経営者(親方)でした。

移築の際に一部縮小されていますが、大規模な切妻造、煙出しを兼ねた天窓、漁夫用と親方用の2つの玄関を備えた外観など、典型的な鰊漁場建築の構成を成しています。

現在は「小樽市鰊御殿」として、ニシン漁にまつわる民具や写真などを展示する資料館として一般公開されています。

くわしくは小樽鰊御殿をご覧ください。

にしん御殿

お問い合わせ

教育委員会教育部 生涯学習課
住所:〒047-0034 小樽市緑3丁目4番1号
TEL:0134-32-4111内線7531・7532
FAX:0134-33-6608
このページの
先頭へ戻る