公開日 2022年11月01日
更新日 2024年03月18日
小樽美術協会
登録No. | 169 |
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活動分野 (ジャンル) |
絵画 (油彩、水彩、日本画、版画、インスタレーションなど) |
代表者名 |
野田 恭吾(事務局長) |
人数 | 33名 |
連絡先住所 | 小樽市富岡2-11-12 |
連絡先電話番号 | 0134-25-7905 |
ファックス | 0134-25-7905 |
E−mail | ‐ |
ホームページ | ‐ |
市内における主な活動場所 | 市立小樽美術館(市民ギャラリー、多目的ギャラリー) |
プロフィール(令和6年3月10日現在)
終戦早々の昭和20年、先輩たちから指導や影響を受けた小樽の美術家たちが集い「小樽美術協会」を結成したが、昭和22年に市民参加の公募展(小樽市展)が設置されたため、小樽美術協会は解散して市展の委員として参加することとなった。しかし、委員作品には大きさの制限が加わるなど、委員の発表の場としては物足りないものとなった。
そのようなことから昭和44年、小樽在住及び小樽ゆかりの美術家たちにより同年6月に創立発会式を開催し、同年8月、小樽市産業会館で創立展を開催した。創立会員の渋谷政雄は「我々は研鑽の作品を掲げ、作家各人の技術の向上と小樽美術の気運の向上を呼ぶべく結成されたもの、今後は作家自々身辺を慎み、極めて厳しい修練を怠らないことを約す。」と決意の言葉を寄せている。第12回展からは現在の市立小樽美術館3階の市民ギャラリーで、第43回展からはリニューアルされた1階で開催している。小樽市展委員や道内・道外の公募展の会員会友、出品者、グループ展のリーダー、個展発表作家など多士済済で構成し、日本画・油彩・水彩・版画・インスタレーションなどジャンルも幅広い。
小樽美術協会は地域の美術家の育成及び小樽の美術の振興に寄与してきた先人の志を受け継ぎ、会員相互の研鑽と発表の場として継続して協会展を開催してきた。これからも小樽市民や道内外の来場者にも親しまれ、小樽の美術のより一層の充実と発展に寄与することをめざしている。2023年6月は55周年記念展を開催した。メンバーの高齢化が進む中ではあるが、会員33名、先達の意志と決意を胸に活動を続けている小樽屈指の美術団体である。
〈参考資料『小樽美術協会50周年記念誌』より部分引用〉