感染症の発生について

公開日 2024年03月14日

更新日 2024年03月14日

感染性胃腸炎患者等の集団発生について

小樽市内で感染性胃腸炎患者及びその疑いのある者が発生したのでお知らせします。

発生の概要

施設種別 患者数 保健所受理日 確認したウイルス
幼稚園 24人 令和6年3月8日 ノロウイルス

ノロウイルスとは

  • 概要:ノロウイルスとは、世界中に広く分布し、急性胃腸炎の原因の一つとなるウイルスである。主症状は、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱(軽度)。通常3日以内に回復し、予後良好
  • 感染経路:ウイルスに汚染された飲食物を口にすることや、ウイルスが含まれるふん便や吐ぶつから人の手などを介して二次感染、飛沫感染等の直接感染
  • 潜伏期間:24~48時間
  • 流行の時期:主に11月から3月に集中しているが、一年を通して発生する
  • 予防等:ノロウイルスを完全に失活化する方法としては、次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸水や加熱による処理があります

小樽市内の感染性胃腸炎の発生状況(最新更新日 令和6年3月14日)

令和6年 月別 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
件数(件) 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0
有症者数(人) 0 0 24 0 0 0 0 0 0 0 0 0
年別 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
件数(件) 2 5 3 2 1
有症者数(人) 83 91 62 58 24

腸管出血性大腸菌感染症の発生について

令和5年第34週(8月21日~8月27日)以降、新たな発生の報告はありません。

区分 保健所受理日 備考
- -

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腸管出血性大腸菌とは

  • 概要:ベロ毒素を産生し、出血を伴う腸炎などを起こす病原大腸菌
  • 症状:下痢、激しい腹痛、血便、発熱など
  • 感染経路:汚染された食品(特に牛肉)や乳製品、感染者の便などが口に入ることで感染する
  • 分類:感染症法では三類感染症に定められている
  • 潜伏期間:2~5日で発症することが多いが、1週間以上の場合もある
  • 予防等:食品の十分な加熱、手洗いの徹底が重要

腸管出血性大腸菌による食中毒に注意してください | 小樽市 (otaru.lg.jp)

小樽市内の腸管出血性大腸菌感染症の発生状況

令和5年 月別 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
件数(件) 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0
年別 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
件数(件) 1 6 1 2 0

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3110
FAX:0134-22-1469
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