小樽の水（無料の給水スポット）

　水道局本庁舎の玄関前に昭和５０年まで共用栓として使用されていた『獅子頭共用栓（ライオンの水道）』を、飲み水として開放しております（冬期間は休止）。
　市民の皆さんは普段、ご自宅の水道の蛇口から出る水を飲んでいるため、小樽の水が美味しいことは既にご承知かとは思いますが、当時の共用栓の『ライオンの水道』から水を飲んでみてはいかがでしょうか。同じ水でも違うシチュエーションで飲むと、また違った美味しさを感じることができるかもしれません。
　水道局に立ち寄った際には、美味しい小樽の水を『ライオンの水道』から、是非、味わってください。

【場所】小樽市水道局玄関前（小樽市花園２丁目１１番１５号）※冬期間は休止

【飲み方】共用栓の左側のレバーを下げると水が出ます。コップは常設しておりません。

【豆知識】（「おたる水道100年のあゆみ」より）
「ライオンの水道」・・・小樽では、創設から昭和５０年まで、道端に設置した共用栓から水を供給していました。この共用栓は、水の出るところがヨーロッパの水神であるライオン(獅子)の形となっていたことから、「ライオンの水道」として親しまれていました。
「蛇口」・・・共用栓が国産化されていく過程でヨーロッパの水神から中国や日本の水神である龍に変わって「龍口」に、さらには「龍」は「蛇」とも呼ばれていたことから「蛇口」になったと言われています。