公開日 2023年10月24日
更新日 2023年12月07日
展覧会チラシの表面はこちらをご覧ください[PDF:317KB]
展覧会チラシの裏面はこちらをご覧ください[PDF:588KB]
趣旨
「表現」とは、明治期に英単語【expression】宛てられたことばです。【expression】は、ラテン語の動詞exprimo(ジュースなどを絞り出す)を由来に持ち、内面的なものを外にあらわすことを意味します。この先、AIがどんなに発達しても、ものごとのよさや正しさ、美しさを判断し、創造的に表現することは、人間の最も大きな強みになると言われています。
北海道には、なんらかの障害がありながら表現活動をしている人が多くいます。障害者による芸術活動は、自由で多様な価値を持つ創造的なアートとして注目されていますが、その根底にあるものはプロのアーティストや私たちと同様で、内面的なものを形にしたい、あるいは伝達したいという欲求です。
本展では、小樽美術館のコレクションとともに、北海道の障害者による優れた芸術作品紹介します。展覧会を通して、「表現する」ことについて考えてみましょう。
美術館収蔵作品以外の出品予定(五十音順)
- 上中 文江
- 川村 清
- KEITA
- 佐々木 伸夫
- 佐藤 程昭
- 高丸 誠
- 手塚 義定
- 中道 章子
- 成田 信之
- 宮崎 寿
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- 手塚義定《記憶》
- 高丸誠《タイトルなし》
会期
令和6年1月8日(月・祝)〜令和6年3月16日(日)
休館日:毎週月曜日(1月8日、2月12日を除く)1月9-10日、2月13-14日、2月27日
関連事業
関連イベントのチラシはこちらをご覧ください[PDF:4.92MB]
●トークイベント「福祉の視点/アートの視点」
障害者の芸術活動について、福祉とアートの両視点からお話を伺います。
当日は、参加者からの質問も受け付けます。困っていること、もっと知りたいことがある方は、ぜひご参加ください。
日時:1月8日(月・祝) 14時より
場所:美術館1階研修室
講師:三橋純予(北海道教育大学岩見沢校教授)、菊地里奈(社会福祉法人北光福祉会 遊友やすくに)
聞き手:山田菜月(市立小樽美術館学芸員)
定員:50名(先着)
料金:聴講無料(展覧会の観覧には別途チケットが必要です)
申込:お電話または受付フォームからご予約いただけます。
●ギャラリートーク
担当学芸員と本展調査協力者によるギャラリートーク
●2月10日(土) 14時より
出演 山田菜月(市立小樽美術館学芸員)、
●2月24日(土) 14時より
出演 壽﨑琴音(社会福祉法人ゆうゆう学芸員)
観覧料(中村善策記念ホール、一原有徳記念ホール共通)
- |
普通観覧料 (美術館のみご覧になれます) |
共通観覧料 (美術館と文学館の両方をご覧になれます) |
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一般 |
500円(400円) |
600円(480円) |
高校生 市内にお住まいの70歳以上の方 |
250円(200円) |
300円(240円) |
中学生以下と障がい者(注) |
無料 |
無料 |
※()は20名様以上の団体料金、
※(注)障がい者:身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方