公開日 2023年11月29日
更新日 2024年04月01日
小樽市では、大規模実証事業のうち、特定健診・特定保健指導制度の機能強化につながるエビデンスの創出・蓄積を行うことを目的とした、令和5年の「特定健診・保健指導の効果的な実施方法に係る実証事業」に参加しています
厚生労働省では、令和2年度より「予防・健康づくりに関する大規模実証事業」(以下、「大規模実証事業」という。)を実施しています。
小樽市では、大規模実証事業のうち、特定健診・特定保健指導制度の機能強化につながるエビデンスの創出・蓄積を行うことを目的とした令和5年度の「特定健診・保健指導の効果的な実施方法に係る実証事業」に参加しています。
本実証事業では、LINEによる保健指導を実施し、健康アウトカムの改善に対する効果を検証します。事業は、京都大学の倫理委員会の承認を得たのち、研究責任者の管轄のもとに行われます。分析結果は、厚生労働省への報告や専門の学会・学術雑誌へ発表することを予定していますが、研究結果発表の際に、個人に関する情報(氏名など)が外部に公表されることは一切ありません。
ご不明な点がございましたら、下記連絡先にお問い合わせください。
概要
1)大規模ヘルスデータを活用し、前期高齢者および将来的に前期高齢者になる方が抱える高血圧や高血糖、生活習慣等のリスク因子及びその治療状況が、後期高齢者への移行後に健康アウトカムに与える影響を明らかにします。
2)高血圧や高血糖等のリスク因子を有する方を対象とした、LINEを活用した情報提供や保健指導を実施し、生活習慣や治療状況、心血管リスクの改善に与える影響を明らかにします。
事業期間
倫理審査承認日~令和6年3月
※ただし、事業の効果を把握するためには、中長期的な経過観察が必要となることから、分析には令和9年度末までのデータを用います
対象となる方
生活習慣病の治療を受けておらず、令和4年度の特定健康診査で血圧、血糖、脂質の検査値が特定保健指導の対象となる判定値を超えており、かつ、受診勧奨判定値を大きく超えていない方
検証方法
医療受診の状況、心血管リスク因子の状況を評価します
分析に用いるデータの種類
1)特定健康診査結果・質問票
2)レセプトデータ(医療機関が保険者に医療費を請求する際の明細書)
実施報告
現在、準備中
共同研究機関の名称及び研究責任者
京都大学医学研究科 人間健康科学 福間真悟
株式会社キャンサースキャン
北海道国民健康保険団体連合会
問合せ先
【研究内容に関する問合せ先】
京都大学医学研究科 福間真悟研究グループ
福間 真悟
075-366-7675
【介入内容に関する問合せ先】
株式会社キャンサースキャン
米倉 章夫
03-6420-3390
【健康・医療情報の提供辞退に関する問合せ先】
小樽市福祉保険部保険年金課庶務係
0134-32-4111(内線395)