公開日 2024年02月29日
更新日 2024年03月04日
これまで運河プラザの愛称で親しまれてきた、旧小樽倉庫南側は、老朽化した施設の修繕を行うとともに、一定の条件のもと、公募型プロポーザル方式(提案内容により貸付先を決定する手法)により、幅広く民間事業者のアイデアを募集し、貸付事業者の選定を行います。
- 旧小樽倉庫は本市の象徴ともいえる、小樽運河の歴史を長い間見守り続けてきた歴史的建造物であることから、引き続き市が保有し、その保全・活用を図ります。(令和6年度予算改修費計上)
- これまで運河プラザが担ってきた休憩スペースやトイレ、イベントスペース等の機能は現在地及び近隣施設にて継続します。
- JR小樽駅と再開発を進める第3ふ頭の中間に位置し、観光・商業ポテンシャルのある立地にあることから、民間活力導入により、そのポテンシャルを引き出します。
貸付方針
長年市民や観光客の憩いの場として親しまれてきた場所であることから、民間活力を導入するとともに、その機能を残すことを考慮し、以下の項目を貸付条件の柱とします。
- 市民や観光客の憩いの場の確保:自由に出入りでき、トイレの機能も兼ねたフリースペース
- 観光振興に寄与:運河プラザだけでなく、広く当市の観光振興に寄与する内容であること。
- 北運河や第3ふ頭への回遊性:北運河や第3ふ頭への回遊性がある仕掛けづくり。
- 夜の賑わい創出:宿泊客が夜の時間を過ごせるコンテンツの提供
運河プラザの機能及び周辺施設との関係図
貸付概要(案)
※公募要件は、令和6年第1回定例会議決後に確定します。詳細は、4月上旬に改めて告示いたします。
- 供用期間:令和6年10月1日~令和11年3月31日(5年間)
- 公募対象者:個人の他、法人やその他の団体等での応募(全国から提案を募る)
- 最低価格:月額60万円 (年額720万円)※賃料の算出基礎となる固定資産税の仮評価額について、令和6年度に評価替えがあることから賃料も変更になる場合があります。
- 一番庫の3分の2(260平方メートル)、前庭の賃料相当額を減額
- 市が行う改修工事期間中(概ね9月まで)は賃料免除
- 条件等
- 一番庫に市民や観光客が自由に休憩できるフリースペースや誰でも利用できるトイレを確保すること。
- フリースペースの面積は概ね260平方メートル(一番庫の3分の2)以上とする。
- 可能な限り、フリースペースは10月1日の供用開始に先行して開放すること。
- ナイトタイムエコノミーの創出のため、20時まで開館すること。
- 現状有姿での貸付とし、建物に関する修繕は借主の負担とする。
- ボイラーや高圧受変電設備等、博物館と供用の設備に係る修繕については小樽市が担う。
- 前庭の除雪及び喫煙所の清掃用務を行うこと。
- 一番庫に市民や観光客が自由に休憩できるフリースペースや誰でも利用できるトイレを確保すること。
貸付範囲
場所 | 床面積(平方メートル) |
---|---|
1番庫 | 395.01 |
2番庫 | 282.76 |
3番庫一部 | 255.56 |
中庭 | 350.9 |
前庭 | 442.53 |
合計 | 1726.76 |
お問い合わせ
産業港湾部 観光振興室
住所:〒047-0007 小樽市港町4番3号
TEL:0134-32-4111内線7266、7267、7450、7451
FAX:0134-27-8600
E-Mail:kanko@city.otaru.lg.jp