おたる潮まつり

市民ギャラリー たかたのりこ「ゆるりら森のなかまたち」/Collectionストーリー6父と娘 高田稔 たかたのりこ展

公開日 2024年05月23日

更新日 2024年05月23日

市民ギャラリー・多目的ギャラリー(市立小樽美術館1階)

 

ゆるりら森のなかまたち
ゆるりら森のなかまたちのチラシは、こちらをご覧ください。[PDF:886KB]

趣旨

 緑に囲まれ、眼下に小樽港が広がる天狗山の麓にアトリエを構える、たかたのりこ(1947~)は子どもや少女、花や自然をテーマにした絵画で人々の心をとらえ、高く評価されているイラストレーターです。「小樽雪あかりの路」キャラクター、小樽スキー連盟公式キャラクター「たるちゃん」や観光ポスターを制作したことで知られています。

 たかたは、札幌北高等学校卒業後、ソニー(株)札幌支店、印刷会社、デザイン会社、住宅情報誌リプラン勤務を経て独立し、「アルビレオ工房」を設立、原子修著「月と太陽と子どもたち」、中井貴恵著「ピリカコタン」の挿絵で注目されました。その後自らが母親として、働きながら子育てして来た人生経験や愛情が投影され、子どもたち、少女を描いた作品に深みが加わり、水彩の淡いハーモニーを生かした情感ゆたかな作品が生み出されています。

 近年、たかたは、北海道の森に棲む可愛らしい妖精たちをイメージし、独自のキャラクターを生み出しました。本展では、その「ゆるりら森のなかまたち」を中心に、北海道の自然を背景にした、幻想的な世界を展覧いたします。(観覧無料)

会期

2024年7月10日(水)~7月28日(日)9時30分から17時(最終日は15時まで)

休館日:月曜日(7/15を除く)、7月16日(火)、17日(水)

関連事業・普及事業

【関連事業】
あなたに伝えたい言葉の匂いー朗読劇「祝婚歌」ほか

関連事業のチラシ表関連事業のチラシ裏

 日時:7月20日(土) ①14時開演  ②17時開演 ※開場は開演時間の30分前
 会場:美術館1階市民ギャラリー
 出演:堀きよ美 氏(女優)・福村由美子 氏(舞踏)・留美 氏(音楽)
 定員:各回25名様(先着)
 料金:当日券2500円(事前予約2000円)
 予約・受付:Ml-mosa 電話:080-5826-0988(福村) メール:rock69fukuchan@gmail.com 
      

【普及事業】
たかたのりこ先生と楽しもう!

◆カラーリングブック(大人のぬりえ)体験講座

 日時:7月15日(月・祝) 13時~15時
 定員:10名様(先着)
 料金:1600円(材料費)
 会場:美術館1階ミーティングルーム
 申込:7月2日から電話受付開始(0134-34-0035)

◆ゆるりら森のなかまたち・スライド上映

 日時:7月13日(土)、14日(日)、21日(日)、27日(土)、28日(日) 各日13時~15時(作家来場)
 会場:美術館1階市民ギャラリー 
 料金:無料
 

 

同時開催 Collectionストーリー6  父と娘 高田稔 たかたのりこ展

高田稔 たかたのりこ展
高田稔たかたのりこ展のチラシは、こちらをご覧ください。[PDF:914KB]

趣旨

 たかたのりこの父、高田稔(1912-1995)は、宮本三郎に洋画の指導を受け、戦前から東京で活躍した洋画家でした。空襲に遭い北海道に疎開して江別に落ち着き、江別在住だった山田義夫に道展出品を勧められたことから、北海道では道展、道外では日展、新制作展に出品を重ね実力を発揮しました。1980年から小樽市に移住した高田は、小樽の冬、雪のイメージを抽象化した独特の絵画を描き、小樽の地で逝去しています。没後、作品は市立小樽美術館に収蔵されました。
 本展は、当館収蔵作家である高田稔の油彩画とたかたのりこの水彩作品により、小樽で暮らした父と娘が見出したそれぞれの世界を展覧します。(観覧無料)

会期

2024年7月10日(水)~7月21日(日)9時30分から17時(最終日は15時まで)

休館日:7月16日(火)、17日(水)

 


 

お問い合わせ

教育委員会教育部 市立小樽美術館
住所:〒047-0031 小樽市色内1丁目9番5号
TEL:0134-34-0035
FAX:0134-32-2388
このページの
先頭へ戻る