HPV(子宮頸がん予防)ワクチン キャッチアップ接種について

公開日 2024年08月05日

更新日 2024年08月05日

キャッチアップ接種について

【キャッチアップ接種対象者】

小樽市にお住いの平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性(令和6年度)

  • 平成19年度生まれの女性(平成19年4月2日~平成20年4月1日生まれ)についても、キャッチアップ接種の対象となります。
  • 令和7年3月31日まで無料で、HPV(子宮頸がん予防)ワクチンを接種できます。(1度も接種していない方の接種回数は3回)
  • 過去にHPV(子宮頸がん予防)ワクチンを3回接種されている方は、対象となりません。
  • 過去に1回又は2回のHPV(子宮頸がん予防)ワクチンの接種歴がある方は、3回接種のうちの残りの回数を接種できます。この場合は、過去に接種歴のあるワクチンと同一種類のワクチン(サーバリックス又はガーダシル)を接種してください。ただし、過去に接種したワクチンの種類が不明の場合は、接種する際に医師と十分に相談した上で、接種をしてください。なお、シルガードについては、医師と相談のうえ、途中から変更することも可能です。
  • 接種に必要な予診票は、個別通知に同封しています。
  • 16歳以上の方は、保護者の同伴は必要なく、予診票についても保護者ではなく接種者本人の自署で接種できます。
  • 接種の際には、健康保険証・母子健康手帳・必要事項を記入した予診票をお持ちください。予診票がお手元にない方は、母子健康手帳を準備されてから保健所保健総務課にお問合せください。

【自費で接種をされた方】

HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの積極的勧奨の差し控えにより定期接種の機会を逃したために、HPV(子宮頸がん予防)ワクチンを任意接種として自費で接種した方は、下記の条件により、接種費用の全額又は一部の払い戻しをいたします。

  • 平成9年4月2日から平成17年4月1日生まれの女性
  • 令和4年4月1日時点で小樽市に住民登録がある方(令和4年4月2日以降に小樽市に住民登録をされた方は、令和4年4月1日に住民登録をされていた市町村に、払い戻しについてお問合わせください。)
  • 定期接種の対象年齢を過ぎてから令和4年3月31日までに、HPV(子宮頸がん予防)ワクチンを任意接種された方(最大3回分まで)
  • HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの種類は、2価(サーバリックス)又は4価(ガーダシル)に限る。(9価ワクチン(シルガード9)は、払い戻しの対象外)
  • 申請期限は、令和7年3月31日まで(必着)

【払い戻しの申請について】

申請書(下記1)に添付書類(下記2から5)を添えて、申請してください。(郵送又は持参)

 1 申請書「ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意償還払い申請書[PDF:322KB]

 2 被接種者の氏名・住所・生年月日が確認できる書類の写し(申請者と被接種者が異なる場合は、双方の本人確認ができる書類の写し)

  ※申請時住所記載の運転免許証、健康保険証(両面)などいずれかひとつ

 3 接種費用の支払いを証明する書類(領収書及び明細書、支払証明書等)

  ※接種者氏名、接種日、ワクチン名、ワクチン毎の料金、医療機関名が記載されているもの

  ※原本に限ります。なお、接種費用の支払いを証明する書類の提出ができない場合は、小樽市におけるヒトパピローマウイルス感染症の定期接種に係る償還払いの上限額を接種費用として払い戻しいたします。

 4 接種記録が確認できる書類(母子健康手帳「予防接種の記録」欄の写し等)

  ※4の書類がない場合は、「ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請用証明書[PDF:78.3KB]」を接種した医療機関に発行してしてもらってください。(原本を提出)

 5 振込希望先金融機関の通帳通帳又はキャッシュカードのコピー(口座番号等確認のため)

※必要書類が不足している等の場合には、追加の書類を求めることがあります。

ワクチンの種類と接種間隔について

【ワクチンの種類】

HPVワクチンは、2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類があります。

過去に2価(サーバリックス)又は4価(ガーダシル)ワクチンを使用して1回目又は2回目までの接種を終了した方の残り分の接種につきましては、原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、接種を実施する医療機関の医師と相談した上で9価ワクチンに変更し、残りの接種を完了することができます。

【接種間隔】

接種スケジュールの図

【接種回数】

 合計3回

※過去に1回又は2回のワクチン接種歴があり、長期にわたり接種を中断していた方につきましては、接種を初回からやり直すのではなく、残りの回数の接種(2、3回目又は3回目)を行います。
※過去に接種したワクチンの種類が不明な場合は、接種を実施する医療機関の医師と十分に相談した上で接種するワクチンの種類を選択してください。

無料で接種できる委託医療機関

 実施医療機関は、こちら

予防接種委託医療機関一覧[PDF:170KB]

 接種にあたっては、事前に医療機関にお問い合わせ願います。

 基本的には、市内の委託医療機関で接種していただくこととなっております。

 事情により市外で接種を御希望される場合は、必ず事前に保健所保健総務課にお問合せください。場合により、自己負担が生じることがあります。

HPV(子宮頸がん予防)ワクチン接種に関する経緯について

 平成25年に日本国内でHPV(子宮頸がん予防)ワクチンが定期接種化されてから、ワクチンとの関連を疑われる事象(痛み・神経障害・運動障害など)の報告が多く寄せられたため、積極的な接種勧奨を差し控えるよう厚生労働省から通知されました。

 令和3年11月、厚生労働省において、最新の知見を踏まえ、改めてHPV(子宮頸がん予防)ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。また、今後の対応の方向性を踏まえつつ、引き続きHPV(子宮頸がん予防)ワクチンの安全性の評価を行い、接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関の体制強化を行っていくことで、積極的な勧奨を差し控える当該状況を終了させることが妥当とされ、平成25年通知は廃止されました。

HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの接種後の注意

 HPVワクチン接種後に副反応と思われる体調の変化があった場合は、速やかに接種医療機関等の医師や保健所に御相談ください。

厚生労働省のホームページでは、さらに詳しい情報が御覧になれます

 厚生労働省では、HPVワクチンのキャッチアップ接種について詳しく記載されたリーフレットを作成しています。

リーフレットの画像

HPVワクチンキャッチアップ接種のリーフレット[PDF:2.15MB]

 接種対象者及び保護者の方は、リーフレットを御覧になり、HPVワクチンの効果や接種後に起こりえる症状などを確認の上、接種を検討してください。

 詳細は、厚生労働省のホームページ、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~(外部サイト)を御覧ください。

お問い合わせ

保健所 保健総務課
住所:〒047-0008 小樽市築港11番1号 ウイングベイ小樽1番街 4階
TEL:0134-22-3117
FAX:0134-22-1469
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