公開日 2024年09月20日
更新日 2025年08月12日
小樽市では、不妊治療を受けている夫婦の経済的負担の軽減を図るため、保険適用の生殖補助医療と併用可能な先進医療に要した費用の一部を助成します。
リーフレットはこちらリーフレット 小樽市不妊治療費等助成事業のご案内R7[PDF:734KB]
令和6年度分(令和6年4月1日~令和7年3月31日治療終了分)の申請は、令和7年5月31日に受付を終了しました。
現在、令和7年4月1日以降に終了した不妊治療(先進医療)の申請を受付しております。
対象となる方
- 保険適用の生殖補助医療と併用して実施した先進医療(厚生労働大臣が定める不妊治療の技術)を受けた方
- 令和5年4月1日以降に保険適用の1回の不妊治療(生殖補助医療と併用して実施した先進医療)を受けた方
- 治療期間の初日の妻の年齢が43歳未満である夫婦
- 申請日に夫婦のいずれかが小樽市内に住所を有する方
- 婚姻(事実婚を含む)している夫婦
※保険診療とは別に、単独で先進医療を実施した場合は対象になりませんのでご了承ください。
対象となる治療
先進医療として厚生労働省が告示している不妊治療 (※最新の状況は厚生労働省ホームページでご確認ください。)
先進医療A
- 子宮内膜刺激術(SEET 法)
- タイムラプス撮像法による受精卵
- 胚培養
- 子宮内膜擦過術(子宮内膜スクラッチ)
- ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術(PICSI)
- 子宮内膜受容能検査1(ERA)
- 子宮内細菌叢検査1(EMMA/ALICE)
- 二段階胚移植術
- 子宮内細菌叢検査2(子宮内フローラ検査)
- 子宮内膜受容能検査2(子宮内膜受容期検査)(ERPeak)
- 強拡大顕微鏡を用いた形態学的精子選択術(IMSI)
- 膜構造を用いた生理学的精子選択術(Zymot)
先進医療B
- タクロリムス投与療法
- 着床前胚異数性検査
助成回数
保険適用の不妊治療と併用可能な先進医療を用いた1回の不妊治療
- 1回の不妊治療とは、治療計画から「妊娠確認」等に至るまでの不妊治療の過程を指します。ただし、医師の判断に基づき治療を中止した場合等も対象となります。
- 他自治体で助成を受けた回数を合算します。
初回治療開始時の妻の年齢 | 助成上限回数 |
---|---|
40歳未満 | 1子ごとに通算6回まで |
40歳以上43歳未満 |
1子ごとに通算3回まで |
助成額
- 治療費
1組の夫婦に対し、先進医療部分の自己負担額の10 分の7(上限3 万5 千円)を助成します。
※ 文書料等は含まれません。
- 交通費
自宅から医療機関までの距離が片道25kmを超える場合、距離に対して設定されている補助基準額に3分の2をかけた額(上限あり)を助成します。1回の不妊治療において(検査等含む)5回を上限に、先進医療を実施した際に生じた交通費を対象とします。 ただし、最寄りの医療機関または検査・治療が可能な医療機関と自宅との距離を基準とします。
距離区分(自宅から医療機関の距離)(片道) | 補助上限単価(往復) |
---|---|
25kmを超えて50kmまで |
1,430円 |
50kmを超えて75kmまで |
2,450円 |
75kmを超えて100kmまで | 3,200円 |
100kmを超えて125kmまで | 4,520円 |
125kmを超えて150kmまで | 5,150円 |
150kmを超えて175kmまで | 5,880円 |
175kmを超えて200kmまで | 6,720円 |
200kmを超えて225kmまで | 8,080円 |
225kmを超えて250kmまで | 8,820円 |
250kmを超えて275kmまで | 9,550円 |
275kmを超える |
10,180円 |
申請期限について
- 申請の期限は、治療を終了した日の属する年度末です。(3月31日まで)
※「治療終了日」とは、妊娠判定をした日、または医師が治療の中断を決定した日です。
現在受付しているのは令和7年4月1日~令和8年3月31日治療終了分です。
※令和6年4月1日以降にかかった治療費が助成対象となります。
- 申請期限を待たず、治療終了後2か月以内の申請をお願いしています。
- 書類の準備に時間がかかるなどの理由により、3月31日までに申請ができなかった場合は、5月末まで申請期限を延長しています。
- 申請は、窓口での申請を推奨しております。
郵送の場合は、申請書類がこども家庭課に到着した日を申請日として取り扱います。
書類の不備・不足があった場合は、受付に時間がかかることがございますので、期限に余裕をもった申請をお願いします。
やむを得ない事情で申請が間に合わない場合は、申請期限前にこども家庭課へご相談ください。
申請期限までに添付書類が間に合わない場合でも、申請書のみ期限内の提出をお願いしております。
申請に必要な書類
1 小樽市不妊治療費等助成事業申請書
こども家庭課(こども家庭センター)窓口で配布または小樽市ホームページからダウンロードできます。
不妊治療費等助成申請書様式[PDF:192KB] 記入例はこちら申請書記入例[PDF:205KB]
2 不妊治療費等助成事業受診等証明書
治療終了後に医療機関に作成してもらいます。不妊治療費等助成事業受診等証明書様式[PDF:121KB]
3 領収書(コピー)、診療明細書(コピー)
治療期間内の対象となるすべてのコピーが必要です。
4 住民票謄本(世帯全員の住民票) 申請日より3か月以内に発行されたもので、続柄の記載があり、マイナンバーの記載がないもの。
ただし、本市に住民登録をしている方で、閲覧に同意いただける場合は省略することができます。
5 通帳等のコピー 口座支店名や口座番号が記載されたページのコピー
申請者名義の預金口座にお振込みします。
6 事実婚関係に関する申立書(★該当者のみ)
事実婚の場合、提出が必要です。事実婚関係に関する申立書様式[PDF:65.7KB]
7別世帯での婚姻関係に関する申立書(★該当者のみ)
夫婦が別世帯の場合は、提出が必要です。別世帯での婚姻関係に関する申立書様式[PDF:61.3KB]
8 その他必要な書類(★交通費を申請する場合)
経路が分かる書類(GoogleMap等による)
見本はこちら見本(経路がわかる書類)[PDF:88.3KB]
支給決定までの期間
申請を受付後、書類の審査を行い、助成要件を満たしている場合は支給決定通知書をご自宅に送付致します。
申請~お振込みまでは、おおむね2か月程度かかります。
※書類の不備・不足があった場合は、更にお時間を要する場合がございます。
その他
関連事業(不妊検査助成事業についてはこちらをご覧ください。)
道内で不妊治療を(先進医療)を実施している医療機関の一覧は、北海道ホームページでご確認できます。
お知らせ
こども家庭課は令和6年12月2日にウイングベイ小樽へ移転しました。