市長記者会見記録令和6年9月27日

公開日 2024年09月27日

更新日 2024年09月27日

市からのお知らせ

■動画データ:小樽市長記者会見 令和6年9月27日 - YouTube

■会見資料1:令和6年度小樽市文化祭について[PDF:2.39MB]

■会見資料2:旧小樽倉庫南側(旧運河プラザ)の活用について[PDF:205KB]

■会見資料3:小樽公園の再整備について[PDF:1.23MB]

■会見資料4:「ゼロカーボンシティ小樽市」ロゴマークの一般投票について[PDF:151KB]

■会見資料5:不妊治療費等助成事業の実施について[PDF:751KB]

■会見資料6:妊婦歯科健診事業の実施について[PDF:641KB]

■会見資料7:新型コロナワクチンの定期接種について[PDF:512KB]

下記のとおり、市長から発表がありました(午前11時~)

(総務部長)
定刻となりましたので、これより市長定例記者会見を開催します。それでは、市長、よろしくお願いします。

(市長)
おはようございます。よろしくお願いします。
始めに、令和6年度小樽市文化祭についてお話したいと思います。すでに今日報道されていましたが、今年度は昨日9月26日から開催しており、生涯学習プラザでは、10月27日に俳句、短歌、川柳の大会を行うほか、市立小樽美術館では、11月3日まで美術や書道などの展示を行うことになっています。また、11月3日文化の日には、市民会館において、バンド演奏などを行うスペシャルライブステージを、市民センターではお琴と高島越後踊りのステージを行うこととしています。入場は無料ですので、ぜひ多くの皆さんに足をお運びいただき、芸術の秋を楽しんでいただければと思います。詳しくは、市ホームページ等でご確認をお願いします。
次に、旧小樽倉庫南側(旧運河プラザ)の活用についてです。旧小樽倉庫については、ルタオ運河プラザ店として、10月1日から1番庫の公共スペース部分のみ先行して利用を開始します。10月11日からは、バー、テイクアウト商品の販売や観光案内などを行う1番庫全体と、スイーツ、工芸品等の販売を行う2番庫が営業開始となりますが、特に1番庫は、夜10時までの営業時間となりますので、夜のにぎわいづくりにも寄与するものと期待しています。なお、10月10日には、先行して取引先やメディア関係者を対象とした内覧会を実施するほか、カフェ、レストランを予定している3番庫については、令和7年3月中の営業に向け、準備を進めているところとお聞きしています。
次に、小樽公園の再整備についてです。現在、「親子連れで遊べる小樽の特性を生かした公園」をコンセプトに、小樽公園の再整備を進めています。総事業費は約11億5000万円、令和9年8月の供用開始を予定しています。整備に当たっての財源としては、国庫補助や市債のほか、来月中旬から企業版ふるさと納税の募集を開始することとしています。手続きについては、ポータルサイト「企(き)ふるオンライン」のほか、総合政策部官民連携室の窓口で受け付けますので、賛同いただける企業からの寄付をお待ちしています。なお、参考までに、資料の2枚目、3枚目に公園の完成イメージ図をお示していますので、ご覧ください。
次に、ゼロカーボンシティ小樽市ロゴマークの一般投票についてです。市民・事業者の皆さんと共にゼロカーボンシティを目指すシンボルとなるロゴマークの募集を行ったところ、108人から133作品の応募がありました。一次選考の結果、最終選考に残った6作品を対象に、本日から、優秀賞1点を決定するための一般投票を実施します。投票期間は10月17日(木)までとしており、WEB上の専用フォームのほか、市役所本庁舎やサービスセンターなどに設置している投票箱から投票することができます。どなたでも参加できますので、多くの皆さんからの投票をお待ちしています。
次に、不妊治療費等助成事業の実施についてです。不妊治療を受けている夫婦の経済的負担の軽減を図るため、保険適用の生殖補助医療と併用する、国が定める先進不妊治療にかかる費用の一部を助成するもので、令和6年10月1日から申請受付を開始します。助成回数は、治療開始時の妻の年齢が40歳未満の場合は6回まで、40歳から43歳未満の場合は3回までとしており、助成額は夫婦1回あたり3万5000円を上限としています。詳しい対象要件や申請方法など具体的な手続きの内容は、こども家庭課までお問い合わせください。
次に、妊婦歯科健診事業の実施についてです。本事業は、口腔内の炎症や出血が起きやすくなる妊娠期に、虫歯や歯周病などを予防するため、妊婦への歯科健診1回を無料で受診できるもので、令和6年10月1日から事業を開始します。対象者や健診内容などは記載のとおりですが、健診を希望する場合は、小樽市歯科医師会に加入している歯科医院へ直接、ご予約の上、受診をお願いします。なお、詳しい内容や具体的な手続きについては、こちらも、こども家庭課までお問い合わせください。
最後に、新型コロナワクチンの定期接種についてです。今年度から国の制度が変わり、高齢者等インフルエンザ予防接種と同様に、高齢者等を対象に、高齢者等新型コロナウイルス感染症予防接種として、年1回の定期接種となります。接種券はお送りしませんので、接種を希望する方は、市内の予防接種実施医療機関49カ所に直接ご予約の上、接種をお願いします。実施期間は10月1日から来年3月31日までとなっており、料金は3300円となりますが、市民税非課税世帯の方などは無料となります。市民の皆さんには、広報おたるや市のホームページ、町会への回覧板などにより案内するほか、詳細については、保健所へお問い合わせください。
私からは、以上です。

出席した報道機関の記者から、下記のような質疑がありました。

(総務部長)
ご質問等ございましたら、どうぞご発言ください。

(北海道新聞)
ルタオ運河プラザ店の建物について、構造上、総合博物館運河館と民間のお店とつながっていますが、この区切りは、運河プラザのときと同じように、完全に仕切って、行き来できないようになっていますか。

(市長)
これまでと同じようにやります。同じ建物ですが、中で行き来はできない形で使いたいと思います。

(北海道新聞)
旧日本郵船小樽支店との連動について、何か動きはありますか。

(市長)
新しい小樽倉庫と改修後の旧日本郵船小樽支店の回遊性に向けた連動については、まだ協議はしていません。北運河地区への回遊性という大きなテーマがありますので、これから考えていきたいと思っています。

(北海道新聞)
市長はもうルタオ運河プラザ店は見ましたか。

(市長)
まだ見ていません。

(北海道新聞)
市長が行く予定はありますか。

(市長)
内覧会のときぐらいだと思います。

(北海道新聞)
全面開業まで2週間を切っていますが、ルタオ運河プラザ店に対する期待を教えてください。

(市長)
上村社長をはじめケーシーシーの皆さんは、十分小樽観光に精通をしているというか、ご理解をいただいていることは大変心強いと思っています。その上で、夜の観光が課題になっていますが、1番庫については営業時間が夜10時までとお聞きしていますし、そこではルタオさんならではの限定商品、オリジナル商品の販売も検討されているということですので、小樽にとっての新しい観光拠点が生まれるんだと期待しています。一方では、市民の皆さんから、公共スペースとして使っていた1番庫に対する要望もありました。例えば、ワイングラスタワーは今までどおりできるのかとご心配されていたようですが、それについては、これまでどおり対応できると聞いていますし、前庭についても、フリースペースとして開放して、修学旅行の集合場所としても活用できると聞いていますので、これまでどおり市民の皆さんや観光客の皆さんとの交流スペースとしての役割を果たしていただけることについて、そのご配慮にケーシーシーさんに対しては感謝をしています。一方では歴史的な建造物ですので、1番庫を活用して、小樽そのもの、あるいは旧小樽倉庫の歴史性を発信していただければなという期待もしています。

(北海道新聞)
ワイングラスタワーは確約がとれているのでしょうか。

(産業港湾部観光振興室主幹)
確定ではありませんが、小樽観光協会からワイングラスタワーを置かせてほしいと持ち掛けていると聞いています。市としても、そういう要望があれば極力対応するようにという要件になっていますので、何とか大丈夫ではないかと思われます。

(北海道新聞)
これまで公共スペースで行っていた市民活動は引き続き行われるものという考え方で、ルタオさんになってからできなくなるということは原則ないという認識でいいでしょうか。

(産業港湾部観光振興室主幹)
ルタオさんのご都合もあるかと思います。

(NHK)
ゼロカーボンシティ小樽市のロゴマークの一般投票について、108人から133作品の応募があったとのことですが、108人の居住エリアや年齢層が分かれば教えてください。

(生活環境部環境課長)
年齢は分かりませんが、市内の応募者は16人、市内を含めた道内の応募者は27人、それ以外が道外の方となっています。

(NHK)
市内だけではなく、幅広く応募があったということですが、それと併せて、投票についても市外の方でも投票できるようにしたのは、小樽市だけではなく、幅広く関心を持ってもらいたいという意図があるのでしょうか。

(市長)
そのとおりだと思います。ゼロカーボンは、小樽市だけではなく全国的な課題でもあるので、市の取り組みを広くアピールしたいということもあり、市民に限らず広くデザインを募集しました。投票についても、広く投票いただいて、小樽市が進めていくゼロカーボンへの取り組みについてご理解をいただければと思っています。

(小樽ジャーナル)
ルタオ運河プラザ店について、1番庫の公共スペースでは、お手洗いの使用も可能なのでしょうか。

(市長)
もちろん今までどおりです。

(北海道新聞)
小樽公園の再整備について、来月中旬から企業版ふるさと納税の募集を開始予定とありましたが、目標額などは設定するのでしょうか。

(建設部建設事業室主幹)
まだはっきりと決めてはいませんが、事業費の半分は国庫補助を申請していますので、市債や一般財源を充てる残りの半分を目標金額に設定したいと考えています。

(北海道新聞)
単純に割ると5億円程度ということでしょうか。

(建設部建設事業室主幹)
まずはそのように考えています。

(北海道新聞)
企業版ふるさと納税で5億円を集めることは現実的ではない気がしますが、実際に目標額を掲げて募集するのでしょうか。

(総合政策部官民連携室主幹)
目標額は掲げます。ただ、目標額を達成しないとクリアにならないということではありません。

(北海道新聞)
企業版ふるさと納税は、市内外、道外を問わずということでしょうか。

(総合政策部官民連携室主幹)
企業版ふるさと納税なので、市外の企業からになります。クラウドファンディングと違い、「目標額を設定して」ではなく、「このような事業をするので賛同する企業は寄付をお願いします」というやり方になります。目標金額は設定しますが、クラウドファンディングと企業版ふるさと納税は別ですので、達成する・しないではなく「プロジェクトがあるので賛同してください」という集め方になります。

(北海道新聞)
企業版ふるさと納税として、小樽公園の整備に応募したいなど、すでに打診はあるのでしょうか。

(総合政策部官民連携室主幹)
小樽公園にというのは、今のところありません。

(建設部建設事業室主幹)
これから募集するので、小樽公園の整備に賛同している企業から、今後寄付をいただきたいと考えています。

(北海道新聞)
小樽市は企業版ふるさと納税で例年どのくらいの寄付が集まっているのでしょうか。

(総合政策部官民連携室主幹)
約3000万円です。

(市長)
市長として、企業版ふるさと納税のお願いに企業を周ってみようと思っています。財政の問題もそうですが、民間の資金を活用したまちづくりを進めていきたいと思っています。来月、東京に出張がありますが、それに併せて2件ほど在京の企業を周りたいと思っています。それにとどまらず、市長としてまちのPRもしながら、それに関わる財源として、これまで以上に企業版ふるさと納税を確保できるように、行動を加速していきたいと思っています。その中で、公園の再整備についてもご理解いただき、納税いただければと考えています。

(読売新聞)
ゼロカーボンシティのロゴマークの最終選考のデザインを見ると、全てガス灯が入っていますが、ガス灯を入れることを条件にしたのでしょうか。

(市長)
条件にはしていません。

(読売新聞)
今年、今日までにクルーズ船が27隻が寄港していますが、上陸人数などの推計はしていますか。

(産業港湾部港湾室港湾振興課長)
9月14日のコスタ・セレーナまでですが、乗客は4万379人と把握しています。乗員は1万2986人ですが、半数くらいは降りないので6000人ほどだと思います。

(読売新聞)
この4万人は、降りた人の数ではなく、乗客の人数ですか。

(産業港湾部港湾室港湾振興課長)
乗客の人数です。降りない方も一定程度います。

(読売新聞)
降りた人数は把握していますか。

(産業港湾部港湾室港湾振興課長)
把握していません。一般的には大型船だと250人ほど船に残っていると聞いたことがあります。残りの方は大体降りているようです。

(読売新聞)
今年大型船が入るようになりましたが、この人数は過去と比べると多いですか。

(産業港湾部港湾室港湾振興課長)
過去との比較まではしていません。

(読売新聞)
コスタ・セレーナが、もう1度12月に寄港します。冬の寄港は初めてですか。

(市長)
初めてです。どこから冬と呼ぶかによりますが、大体10月ぐらいで終わっていますので、それ以降の寄港は今までありませんでした。それが実現するとなると、初めてということになります。

(読売新聞)
今年、大型船が入るようになり、その効果や影響についてどのように認識されていますか。また、今年初めて冬の寄港がありますが、夏の寄港も含めて、課題が見えてきているのであれば、教えてください。

(市長)
効果と言っても、今、数字的なものはわかりませんし、影響についても、シーズンが終わってから総括しなければいけないと思っています。今データを取っているのは、客数と船員の数ぐらいですので、これからになると思います。感覚的に言うと、第3号ふ頭に大型船が寄港していますので、市内の中心部に新しい人の流れが生まれているのは間違いないと思います。勝納ふ頭に接岸していた頃に比べると、市民や観光客の皆さんにとって、目に触れる機会が多くなってきているので、いつも以上に入っているように感じています。多くの方がSNSで発信をしていますので、小樽のまちや小樽港のPRにもつながっていっているのだろうと感じています。また、全てを調査したわけではありませんが、時々商店街のお店に立ち寄って、「クルーズ船が寄港した時、お客さんは来ていますか」と声をかけますが、総じて「来ています」と回答があるので、商業的な効果は少なからずあるだろうと思っています。人の流れは、今データを取っていますので、そういったものについてはシーズンが終わってから商店街にアンケートを取るなどして総括をしていきたいと思っています。影響や課題の面で言いますと、市内中心部では、まだまだ外国語表記が足りていませんので、多言語の表示や、船内は基本的にキャッシュレス決済になっていて、表に出ると現金を使うということになるので、これは商店街の皆さんの意見を聞かなければなりませんが、市内のキャッシュレス化をどのように進めていくかは、これからの課題になってくるのではないかと思っています。冬の寄港については、日本海の冬はこれまでその機会はありませんでしたが、たくさん入ってくることについては小樽市としても歓迎すべきことだと思います。船舶が大型化しているのも、冬に寄港できる一つの要因かと思いますが、冬に寄港した場合、どのような問題が生じるかと言いますと、エプロンの除雪や、ターミナルに暖房を入れていないため、そこに新たな費用負担が生じるので、そこを検証していかなければならないと思っています。1番考えていかなければならないのは、クルーズ船がたくさん入ってくることによって、経済循環が高まっていくかどうかをしっかり考えてなければならないと思います。

(北海道新聞)
11月に市長自ら東京へ行き、クルーズ船社の皆さんと会って、小樽をPRされると思います。今年、特にPRしたいポイントや、例年と違うことは考えていますか。

(市長)
ポートセールスの課題は、職員にも言っていますが、まずマンネリの打破。毎年同じことをやって、同じところに回っていますので。絶対同じことは繰り返すことはできませんので、今まで私が行ってないところにも顔を出そうと思っています。具体的に言いますと、郵船クルーズさんとか、それから少し話題になっていますが、ディズニークルーズを運行するオリエンタルランドさんには行きたいと思っています。船会社さんは総じて好意的です。小樽の港はまちに近いことで評価されていますし、今、第3号ふ頭は再開発の最中ですが、すでに商業機能を持った国際インフォメーションセンターもできていますし、今後、基部にはイベント広場も含めた公共スペースを整備しますので、そういったことはPRしていきたいと考えています。従来から、北後志の観光協会の皆さんも一緒に同行してPRしています。小樽のPRだけではなくて、小樽に来ると、近郊にも恵まれた自然、観光地、ワイナリーがいっぱいあるよということも含めて、これまでもPRしてきました。事業者の皆さんの中にも、「自分たちもプロモーションに行って、お店のPRをしたい」という声もいただいていますので、今回はそういった方々にも同行いただいて、まち全体をPRできればと思っています。クルーズ船のカテゴリーには、ラグジュアリー、プレミアム、カジュアルの三つのランクに分かれていますが、一緒に行ってみたいと話している事業者さんは、ラグジュアリーをターゲットにしたいと言っていますので、より高い戦略を考えていくことになれば、そういったカテゴリーごとの戦略を考えていくのもあり得ると思っています。いろいろな課題も出てくると思いますが、今回はやり方を変え、新たなポートセールスをやっていきたいと思っています。

(北海道新聞)
11月のポートセールスではオリエンタルランドに行くということでしょうか。

(市長)
日程が合えば、そのタイミングで全部回っていきたいと思っています。ディズニークルーズはこれまでの客層と違ってくるだろうと思いますが、そういったところも開拓していく必要があると思っています。

(北海道新聞)
従来、ポートセールスに一緒に行くのは、行政関係者や観光協会の人が多いですが、民間の事業者さんも同行するなら、規模が大きくなるのでしょうか。

(市長)
クルーズ船の船会社を回るときは、岩内の町長も一緒に行っています。岩内港も寄港の余地はあると思っていますので。プロモーションは会場を変えて、それぞれ観光協会ごとにブースを設けて、そのまちのPRや特産品などをPRしてきました。それはそれで従来の形で残していきますが、今回は、企業の皆さんで行きたいという方いらっしゃいますので、幅広く声をかけて、多くの皆さんで小樽後志をPRしていきたいと思っています。

(NHK)
先日まで、夜の観光として10日間ぐらい運河沿いでイベントが開催されていました。街のにぎわいの様子や開催に対する思い、今どういう状況だと感じているのか教えてください。

(市長)
なかなか日程の調整がつかなくて、商店街でやった夜のイベントには、顔を出してきましたが、すでに市内には新しいホテルも建設されていますし、計画中のホテルもいくつかあります。従来から、通過型観光から滞在型観光への移行は、小樽市にとって大きな課題であったわけですが、ホテルがどんどん建設されていくと、当然、宿泊客も増えていきますので、これまで以上に夜の観光づくりを進め、数ではなく質を追求して、より消費型の観光に近づけていかなければいけません。その中で、あのイベントは、若い世代の方々が将来のまちづくりを考えて、小樽観光の課題をどう解決していくかという趣旨で取り組んでいたと思っていますので、私としては大変心強く思っています。市制施行100年をきっかけに、若い世代の方々があのように集って、まちの活性化のために取り組んで、その翌年となる昨年も運河100年で同じように取り組んで、大変心強いと思っています。市としても、夜の観光づくりをどう進めていくのかっていうのは引き続き大きな課題だと思いますが、観光客の皆さんからすると「夜行っても閉まっている」、お店の方からすると「開けていてもお客さんが来ない」という悪循環があったわけです。そこを解消する何かの仕掛けを作っていかないと、この問題は解消されないだろう思っています。その仕掛けづくりについては、具体化されていませんが、商店街の皆さんもいろいろお考えになられているようですので、そういったお話も聞きながら、何らかの仕掛けづくりを考えて、夜の観光づくりを充実させていきたいと思っています。国際インフォメーションセンターや、今回オープンするルタオ運河プラザ店も、夜間営業に配慮いただいていると思っていますので、それも一つのきっかけになってくると思っています。

(北海道新聞)
今日午後1時から自民党の新総裁が決まります。事実上、首相となる可能性が高いので、行政として、新首相、自民党の新総裁に期待することはありますか。

(市長)
1人の国民として言えば、裏金問題を端緒にして国民の信頼を大きく損なうことになったわけですから、まずは国民の信頼回復に努めてもらうのが一番大きなことかなと思っています。市長の立場から言いますと、国は今2024年の骨太方針というのを掲げていますが、その中には、社会課題の解決ということで、少子化対策ですとか、労働力不足の解消だとか、地方経済の活性化ということも掲げられていますので、市長としては、そういった社会課題を着実に解決につなげていただければと思っています。

(総務部長)
他になければ、次回の会見についてご案内します。次回は、令和6年10月31日(木)午前11時からを予定していますので、よろしくお願いします。以上をもちまして市長定例記者会見を終了いたします。本日はありがとうございました。
 

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