公開日 2025年03月18日
更新日 2025年04月03日
没後20年 詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽
詩人であり、小樽文学館設立期成会のメンバーでもあった木ノ内洋二(1940‐2005)は、小樽市花園町に生まれました。花園小学校、菁園中学校、緑陵高校商業科を卒業し、1958年に明治大学文学部に進学。62年に退学し、小樽に戻ると陣内露山写真館に勤務しました。文学館設立期成会を経て文学館研究員として1978年から2002年まで勤務しましたが病を得て退職。2005年に死去しました。
稲垣足穂や澁澤龍彦に師事し、詩画集などをのこした詩人としての側面、一原有徳や萩原貢らと交友し、話好きで酒の席に現れては語り明かした側面、膨大な知識と広い交友関係から北方舞踏派やジャズ愛好家たちの相談役となった側面、そして文学館創立準備時期から調査研究・展示の基礎作りをした側面など、小樽の地に根を張り、小樽の文化を支えた一人の詩人の足跡を没後20年の節目に辿ります。
あわせて、若者を中心とした前衛的な舞踏や美術が活発に行われた1980年前後の小樽のカルチャーシーンについて、助言者、評論社として積極的に関わった木ノ内氏の言葉を通して考察します。
没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽展チラシ表[PDF:9.38MB]
没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽展チラシ裏[PDF:5.28MB]
(同時開催)小樽文学館と模型クリエイター 展示を作る仕事の舞台裏
詳細は「小樽文学館と模型クリエイター 展示を作る仕事の舞台裏」のページをご覧ください。
会期
2025年4月5日(土)~6月22日(日)
休館日
月曜日(5/5は開館)、4月30日(水)、5月7日(水)~5月9日(金)、5月13日(火)
文学館入館料
※令和7年1月より、市立小樽文学館の入館料についてはキャッシュレス決済が利用できるようになりました。利用できるキャッシュレス決済の種類や注意事項など詳しくはこちらをご覧ください。
入館者区分 |
普通入館料(文学館のみご覧になれます) |
共通観覧料(文学館と美術館の両方をご覧になれます) |
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一般 |
300円(240円) |
700円(560円) |
高校生 市内にお住まいの70歳以上の方 |
150円(120円) |
350円(280円) |
中学生以下と障がい者(注) |
無料 |
無料 |
※共通観覧料は美術館観覧料の変更に伴い変動します。
※()は20名様以上の団体料金です。
※(注)障がい者:身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方