アリ(トビイロケアリ)
7月〜8月に羽アリが大量に発生することがあり、特に家屋内に巣がある場合明るい窓に突然多くの羽アリが出現します。
シロアリの羽アリとは外見上で区別できます。
アリとシロアリの違い
| - |
触角 |
胴体 |
羽 |
| アリ |
くの字型 |
くびれている |
前羽が後羽より大きい |
| シロアリ |
直線的で数珠型 |
ずんどう |
4枚とも同じ大きさ |

シロアリ(ヤマトシロアリ)
北海道内ではヤマトシロアリの被害があります。
6月〜7月に羽アリが発生し、夜間に電灯に飛来します。住宅の湿った床下の木材などを食害する建築害虫です。駆除には専門の業者との相談が必要です。


ドクガ
春に幼虫がバラ科の植物やイタドリの葉などを食害し、素手でふれると微細な毒針毛により腫れてかゆみをひきおこします。
幼虫が小さく広がらないうちに駆除するのが効果的です。


アタマジラミ
保育所、幼稚園や小学校低学年の子供の頭髪に多く寄生し、吸血によりかゆみをおこします。タオル、寝具、帽子などの共用をさけ、医師の指導により薬剤使用して駆除します。

ナンキンムシ
昼間は柱と壁などのすきまに潜み、夜に出てきて吸血し、激しいかゆみをひきおこされます。
駆除には、卵がかえったころを見計らい、10日〜2週間後にもう一度薬剤処理が必要です。

ゴキブリ(チャバネゴキブリ)
北海道内にはチャバネゴキブリが多く、ビルや飲食店の台所に見られます。
汚れた所を走り回るので不潔であり、気持ちが悪く不快感を与えます。
駆除には卵からかえった幼虫を退治するため数週間後に再度の薬剤処理が必要です。
チャタテムシ
約1ミリメートルの小さなうす茶色をした、ふつうに見られる虫です。
ダニとまちがわれますが、人を刺したりすることはありません。
温度と湿度の高い夏に大発生することがあります。

カメムシ(スコットカメムシ)
10月ごろ山林から住宅へ飛来し、侵入してくさい臭いによって不快感を与えます。
5月ごろに越冬を終え、山林へ戻ります。
住宅への侵入を完全に防ぐのは困難ですが、くん煙剤を何度かに分けて使うのが効果的です。

ノシメマダラメイガ
幼虫(体長8〜10mm)は米、小麦粉、落花生などの食品の中で発生し、食害を引き起こす食品害虫です。
成虫の寿命は1週間程度ですが、その間にメスが200個前後の卵を生み1年に2〜3回発生します。
幼虫、成虫とも人に対して直接の害はありません。
穀類などの食品は、密閉できる容器に入れて保管しましょう。発生してしまった場合は、薬剤による駆除が困難なので発生源の食品を廃棄処分しましょう。

マイマイガ・カシワマイマイ