消費者被害注意喚起情報(令和元年度)

公開日 2020年10月11日

更新日 2021年08月16日

組立式家具に関するけがに御注意ください!(3月31日)

 消費者庁より組立式家具に関するけがについて注意喚起が出されました。

 消費者庁には、平成27年1月から令和元年12月までの5年間に組立式家具に関する事故の情報が147件寄せられています。

 本棚やベッド、椅子など、組立式の家具を購入し、自分で組み立てる方が多くなってきています。組立式家具は完成品を購入するよりも安価で購入でき、運搬も容易ですが、組立て方が分からず、不適切な組立てにより、組立て中に負傷する事例や、完成後もねじの締付け不足や過剰により一部が破損し転倒した事例などが発生しています。特に、椅子は組立式でなくても骨折などの重大な事故につながることが多く、部品の破損が無いか確認する、ねじの緩みを防ぐため増し締めを行う等、取扱いに対し注意が必要です。また、配送業者等による組立てサービスを利用した場合でも、事故が発生していることに注意しましょう。

 

 事故を予防するためには、以下の点に注意しながら組立てを行い、その後も定期的に点検しながら使用することが大切です。

  1. 組立て前に、部品がそろっているか、傷等がないか確認しましょう。
  2. 組立説明書をよく読み、完成図を確認しましょう。
  3. 組立て時は作業スペースを広めに確保しましょう。
  4. 組立て中の指挟み等に注意しましょう。
  5. 組立て後も、ねじ等の緩みがないか、定期的に点検しましょう。

 詳しくは、「組立式家具に関するけがに御注意ください!」[PDF:378KB]をご覧ください。

 

ワイヤレスイヤホン及びスピーカーの発火・発煙等に注意!(3月31日)

 消費者庁よりワイヤレスイヤホン及びスピーカーの使用について注意喚起が出されました。

 近年消費者庁には、ワイヤレスイヤホンに関する火災事故を含む発火・発煙等の事故及び危険情報(以下「火災事故等」といいます。)が寄せられており、出荷台数が増えるにつれて、年々増加傾向にあります。

 

 これらは、リチウムイオンバッテリーを搭載しているため、モバイルバッテリーと同様の製品と考え、火災事故等が発生する危険性を認識することが大切です。火災事故等を予防するためには、以下の点に注意しながら使用しましょう。

  1. 製品本体に強い衝撃、圧力を加えない、高温の環境に放置しない。
  2. 防水の製品以外は、水をかけたり、濡れた手で触れない。
  3. 充電中は周囲に可燃物を置かない。
  4. 異音がする、煙が出ている、熱くなっている、変な臭いがするなど、いつもと違って異常を感じたら使用を中止する。
  5. 充電ケースを布などで覆わない。
  6. 付属の充電ケーブル以外で充電しない。
  7. お持ちの製品がリコール対象かどうかを確認し、対象品であれば、不具合が生じていなくても使用を中止する。
  8. 製造事業者、輸入事業者や販売元が確かな製品を購入する。

 詳しくは、「ワイヤレスイヤホン及びスピーカーの発火・発煙等に御注意ください!」(PDF318KB)をご覧ください。

 

電気ストーブや電気こたつの火災に関する注意喚起について(1月29日)

 

 消費者庁より電気ストーブや電気こたつの使用について注意喚起が出されました。

 総務省消防庁によると、平成26年から平成30年までの5年間に電気ストーブによる火災は2,442件、電気こたつによる火災は192件発生しています。特に65歳以上の高齢者で死者及び負傷者が多くなっており、高齢者が使用する際には十分な注意が必要です。

 電気ストーブや電気こたつの使用に当たっては、火災につながる危険性の高い、以下のような点に注意しましょう。

 

【電気ストーブ・電気こたつ共通】

1.就寝時、外出時やその場を離れるときは電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。

2.洗濯物の乾燥等には使用しないようにしましょう。

3.スプレー缶やライター等を近くに置かないようにしましょう。

4.ヒーター部分のお手入れをして、ほこりやごみが付着したまま使用しないようにしましょう。

【電気ストーブ】

5.壁や燃えやすいものから離して使用しましょう。

【電気こたつ】

6.布団や座布団、座椅子をこたつの中に押し込まないようにしましょう。


 詳しくは「電気ストーブや電気こたつの火災に注意しましょう!−火を使わない電気ストーブや電気こたつでも火災が発生しています−」(PDF961KB)をご覧ください。

みんなで防ごう高齢者の事故!(12月26日)

 消費者庁より、高齢者の不慮の事故防止に関する注意喚起が出されました。

 冬はお餅の窒息事故、入浴中の溺水事故が起きやすい季節です。

 厚生労働省の「人口動態調査」によると、高齢者の不慮の事故による死亡者数は、「転倒・転落」、「誤嚥等の不慮の窒息」、「不慮の溺死及び溺水」の順に多く、これらの事故による死亡者数は、「交通事故」による死亡者数よりも多くなっています。

 特に冬季は、お餅による窒息事故入浴中の溺水事故が起こりやすい季節です。これらの事故を防ぐためには、高齢者本人だけでなく、周りで見守っている家族などの同居者も一緒になって対策を考える必要があります。


 詳しくは、「みんなで防ごう高齢者の事故リーフレット」(PDF853KB)「消費者庁NewsRelease」(PDF1,399KB)をご覧ください。

 

木製ベビーベッドに関する注意喚起について(11月19日)

 消費者庁より、木製ベビーベッドに関する注意喚起が出されました。

 収納扉付床板調整木製ベビーベッドを使用中に乳児が窒息する重大事故について、今年度すでに2件の事故(重症1件、死亡1件)を確認しています。

 収納扉付床板調整木製ベビーベッド(・木製ベビーベッドの下部に収納部分がある。・収納部分には扉が付いている。・床板の高さを調整できる。)に該当するものをお使いの方は、今すぐ次の事故防止ポイントを実践してください。

 

 事故防止ポイント

  1. 扉を開け閉めする都度、扉を手で引っ張るなどして、収納部分の扉のロックがかかっていることを必ず確認してください。扉が開かないように、収納部分の上枠と扉をひもで縛るなど、簡単に開かない工夫も有効です。
  2. 扉のロックを掛けることを習慣にしましょう。子供の月齢が低く、床板を高くしているため収納部分の上枠より敷具が上にある場合でも、子供が成長していくに連れて床板を下げて使用することもあるので、ロックを習慣にすることが大切です。
  3. 収納部分の扉のロックが壊れていたら、直ちにベビーベッドの使用を中止してください。

 


 詳しくは「木製ベビーベッドの収納扉が不意に開き乳児が窒息する重大事故が発生!」(703KB、消費者庁資料)をご覧ください。

 

高齢者の誤飲・誤食事故に関する注意喚起について(9月18日)

 消費者庁には、65歳以上の高齢者の誤飲・誤食の事故情報がこれまでに318件寄せられており、医薬品の包装シート、義歯・詰め物、洗剤や漂白剤等を誤飲・誤食したという事故が多く見られました。

〇高齢者が食品や医薬品以外のものを間違えて口にする事故は、ご自身では気づかない場合が多く、家族や介護者等周囲の人が以下の点に気を配ることが大切です。

  1. 医薬品の包装シートは1錠ずつに切り離さないようにしましょう。
  2. 定期的に歯科を受診し、義歯を良好な状態に保つとともに、食後に義歯を確認しましょう。
  3. 食器の中に洗剤や漂白剤を入れて放置しないようにしましょう。
  4. 食品や飲料とそれ以外のものは別の場所で保管しましょう。
  5. 食品の容器に食品以外のものを移し替えないようにしましょう。
  6. 誤飲・誤食すると危険なものは、認知症の方の手の届かないところに保管しましょう。

 

 もしも同居の高齢者の方などが誤飲・誤食をした場合は、まず、何をどれくらい飲んだかを確認して対応し、呼吸をしていない、呼び掛けても反応がない等、重篤な症状がある場合にはすぐに119番に電話して救急車を呼びましょう。


 詳しくは「高齢者の誤飲・誤食事故に注意しましょう!ー医薬品の包装シート、義歯、洗剤や漂白剤の誤飲が目立ちますー」(239KB)をご覧ください。

海外の製品を並行輸入品や個人輸入品として購入する際の注意点(9月5日)

 安全性に問題、返品や交換・リコール対応ができない可能性も!

 「並行輸入品」とは、海外メーカーの日本支社や輸入販売契約を結んだ正規の代理店等を通じて日本に輸入される「正規輸入品」とは異なるルートで輸入されたものです。正規輸入品よりも価格が安いことなどから、近年インターネットサイトを通じて、広く売買されています。

 また、「個人輸入品」とは、海外の製品を個人で使用することを目的として、海外から直接購入したものです。

 そうした中、海外の製品を並行輸入品又は個人輸入品として購入した際に、取扱説明書が日本語でなく注意表示がなかった、粗悪品ですぐに壊れた、化粧品で皮膚に障害が起きた、リコールされているのに返品できなかったなどの情報が、消費者庁に寄せられています。

 海外の製品を並行輸入又は個人輸入する際には、リスクを理解した上で、信頼できる業者から、購入しましょう。


 詳しくは消費者庁資料「海外の製品を並行輸入品や個人輸入品として購入する際の注意点」(PDF346KB)をご覧ください。

 

モバイルバッテリーに関する注意喚起について(8月6日)

 消費者庁よりモバイルバッテリーの使い方に関する注意喚起が出されました。

 モバイルバッテリーは、スマートフォンやタブレット等を充電できる予備の電源として、近年急速に普及しています。軽量でありながら高電圧かつ大電力なため、多くの消費者にとって身近なものになっていますが、取り扱いを誤ると発熱によってやけどを負うこともあり、場合によっては事故にもつながりかねません。

 消費者庁には、モバイルバッテリーに関する事故情報が平成25年6月から令和元年6月末までに162件寄せられています。中には公共交通機関の中で事故が起こり、運行が遅延したり、火災が発生した事例もありました。

 モバイルバッテリーを使用する際は以下の点に注意しましょう。

「PRPシステム」と称する役務の訪問販売に関する注意喚起(7月25日)

 消費者庁は令和元年7月19日、WILL株式会社(以下ウィルとする。)及び関連法人7社に対して特定商取引に関する法律に基づき24か月又は18か月の業務停止命令及び指示を行いました。違反内容としては「PRPシステム」と称して、相手方に購入させたカード型USBメモリを、さらにウィルが借り受け、内蔵アプリを第三者に有償で使用させ、その収益から一部を貸借料として毎月3年間、権利者である相手方に支払うという顧客勧誘におけるウィルの説明が、当該会社の事業実態と照らし合わせて不実告知にあたるというものです。実際にウィルの総売り上げの99パーセントを本件商品の販売による売り上げが占めており、商品の運用による収益から顧客への貸借料を払っているわけではなく、今後重大な消費者被害が発生する恐れがあります。

 しかし、今回、消費者庁の調査により、現在、ウィルの事業と同種、または類似の行為が、「株式会社ワールドイノベーションラブオール」という会社により行われる恐れが高いことが確認されたため、同庁より注意喚起が出されました。

 以下の消費者庁資料を確認していただき、当該事業、又は類似の勧誘を受けた場合は十分にご注意願います。

 

※株式会社ワールドイノベーションラブオールの名義で行われる「PRPシステム」と称する役務の訪問販売に関する注意喚起(PDF365KB)


判断に迷われたり、取引に不審な点がある場合は小樽・北しりべし消費者センターや小樽警察に相談しましょう。

 

  • 小樽・北しりべし消費者センター0134-23-7851
  • 小樽警察署0134-27-0110

令和元年度「子どもの事故防止週間」と注意喚起について(7月19日)

 

 

「子供の事故防止に関する関係府省庁連絡会議」の取組として、7月22日から28日まで「子どもの事故防止週間」を実施します。

 子どもが夏休みに入るとキャンプや海水浴等、お出かけや外での遊びの機会が多くなりますが、その際は十分な安全対策をとるよう心掛けましょう。

 また、外出時の子どもの事故防止を防ぐための注意の呼び掛けを、インターネット、ポスターなどを通じて集中的に行います。

 

  • 「消費者庁子どもを事故から守る!公式Twitter」

 https://twitter.com/caa_kodomo(外部サイト)

 


 また、併せて消費者庁より子どもの事故防止について、「ペダルなし二輪遊具による子どもの事故に注意!‐道路や坂道では乗らないこと、ヘルメットを着用することを徹底しましょう‐」、「海水浴での「フロート使用中の事故」に気を付けましょう!」の注意喚起がされていますので、子どもが同様の遊具で遊ぶ際は十分に注意するようお願いします。

ペダルなし二輪遊具による子どもの事故に注意!

 道路や坂道では乗らないこと、ヘルメットを着用することを徹底しましょう

 幼児の乗り物型遊具「ペダルなし二輪遊具」は、自転車に乗る前の幼児がバランス感覚を養える遊具として人気です。

 ただしペダルがなく、ブレーキもないものがほとんどのため思わぬ転倒等による事故が増加傾向にあり、消費者庁にはペダルなし自転車使用時の7歳以下の事故情報が平成22年12月から平成30年度末までに106件寄せられています。

 ペダルなし二輪遊具を子どもに使用させる場合は下記の点に注意しましょう。

  • 道路で使用しない。
  • 坂道など危険な場所では絶対に使用しない。
  • ヘルメットを着用する。
  • 子供だけで遊ばない。
  • 使用する前に部品に緩みやがたつきなどがないか、確認する。
  • 定期点検だけでなく、自転車として使用する際(ペダルとクランク、チェーンをつけて、自転車としても使えるペダルなし二輪遊具もある。)には、念のため販売店や自転車専門店に作業を依頼しましょう。

 詳しくは、消費者庁資料ペダルなし二輪遊具による子どもの事故に注意!‐道路や坂道では乗らないこと、ヘルメットを着用することを徹底しましょう‐(PDF367KB)をご覧ください。

 

海水浴での「フロート使用中の事故」に気を付けましょう!

 子どもが海で使用する遊具の中で、フロート(水上で用いることを目的とする空気入れビニール製品の乗り物(ボートや板状のサーフ及び浮き輪を除く))は特に風による影響を強く受ける遊具で平成30年中の事故の中には、フロートに乗った子どもが陸からの風により沖に向かって流された事例が複数見られ、中には4歳児の児童が溺れて中等症になった事故も発生しました。フロートに乗って一度子どもが流されてしまうと自力で帰還することは難しく、すぐに発見されなければ死に至ることも考えられ、大変危険です。

 子どもをフロートで遊ばせる場合は以下の点に注意しましょう。

  • フロートの対象年齢を確認しましょう。
  • 保護者はフロートに乗った子どもから目を離さない、手を離さないようにしましょう。
  • ライフジャケットを正しく着用させましょう。
  • 遊泳可能な海水浴場で使用しましょう。
  • 風の強い日は使用を控えましょう。
  • フロートの上で立ったり座ったりするときは慎重にさせ、取っ手がある場合は、しっかりつかまるように教えましょう。

 詳しくは、消費者庁資料海水浴での「フロート使用中の事故」に気を付けましょう!(PDF2637KB)をご覧ください。

 

電動のこぎりに関する注意喚起(7月11日)

 消費者庁より電動のこぎりの使い方に関する消費者に向けた注意喚起がありました。

 電動のこぎりは個人でも簡単に購入できる電動工具ですが、使用方法を正しく理解しないと、突然思わぬ方向へ動き重大な事故につながることがあり、実際に今年6月にも道内で電動のこぎりを使用中、右大腿部を負傷し、死亡する事件が発生しました。

 電動のこぎりを使用する際は次の点に注意して安全に使用しましょう。

  1.  使用する前には取扱説明書を必ず読み、書かれている注意事項を必ず守りましょう。
  2.  意図しない方向に刃が跳ねる可能性を認識して慎重に作業しましょう。
  3.  作業は明るく整理整頓された場所で行いましょう。
  4.  作業は適切な服装で行い、防護めがね、防じんマスク、耳栓などの安全防護具を利用しましょう。
  5.  家族などへ声を掛けてから作業を開始しましょう。

※詳しくは「電動のこぎりの使い方に注意!‐誤って身体の一部を切断する事故が起きています‐」(消費者庁)をご覧ください。(PDF464KB)

 

自転車ハンドルロック「一発二錠」についての注意喚起(7月2日)

 消費者庁より、ハンドルロック「一発二錠」を搭載した自転車・電動アシスト自転車で、ハンドルロックケースの破損などが原因で誤作動し、ハンドル操作ができなくなり転倒した事故について情報提供を受けました。

 ハンドルロック「一発二錠」のケースが破損している場合は、すぐに自転車の使用を中止してください!(消費者庁)を確認していただき、同様の事態が確認された場合はすぐに使用を中止するようお願いいたします。

 

仮想通貨アプリをダウンロードさせる事業者に関する注意喚起(5月23日)

 消費者庁より実態・実績が無いにも関わらず「ゲーム感覚で毎日3万円稼げる」などとうたい、消費者に仮想通貨の取引アプリをダウンロードさせて、高額な入会費やアプリ料金を支払わせる業者について注意喚起がありました。

 インターネットやSNSでは「誰でも簡単に稼げる」「空いた時間で確実に一日●円以上稼げる」といった広告、動画が数多く存在します。下記の消費者庁資料を確認していただき、同様の情報については、まずは詐欺・悪質商法を疑うようにしましょう。判断に迷われたり、取引に不審な点がある場合は小樽・北しりべし消費者センターや小樽警察に相談しましょう。

 

※相談先

  • 小樽・北しりべし消費者センター0134-23-7851
  • 小樽警察署0134-27-0110

お問い合わせ

生活環境部 生活安全課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線226・295・389
FAX:0134-22-1345
このページの
先頭へ戻る