小樽市指定歴史的建造物 第12号 旧小樽区公会堂・旧岡崎家能舞台

公開日 2020年10月15日

更新日 2020年12月10日

旧岡崎家能舞台

名称 旧小樽区公会堂 
     Former OTARU DISTRICT MEETING HALL

所在地 小樽市花園5丁目2番1号
建築年 明治44(1911)年
構造 木造1階建
建築時の用途 宿泊所
指定年月日 昭和60(1985)年7月23日

 

 

 

概要


明治44年、皇太子(後の大正天皇)の本道行啓に際してのご宿泊所として建てられました。
この時、小樽区へ寄付を申し出たのが、海運商として名を馳せた藤山要吉です。
工事を請け負ったのは小樽の棟梁加藤忠五郎(大虎)です。
建物は和風の建築様式で、御殿、本館、付属建物からなります。
行啓後公会堂として活用されますが、市民会館建設に伴い、昭和35年に現在地に移築されました。
この時、御殿と本館の配置が変わり、地下部分が増設されています。

 

 

旧小樽区公会堂    

名称 旧岡崎家能舞台
                Former OKAZAKI NOH STAGE

所在地 小樽市花園5丁目2番1号
建築年 大正15(1926)年
構造 木造1階建
建築時の用途 能舞台
指定年月日 昭和60(1985)年7月23日

 

 

 

概要

荒物雑貨商として財をなした岡崎謙が、大正15年、入船町の自宅中庭に建てたもので、後に市に寄贈され、昭和36年、公会堂隣接の現在地に移されました。
檜の舞台をはじめ、要所には佐渡産神代杉(じんだいすぎ)が用いられ、格式にのっとった能舞台で東北以北唯一のものといわれています。
鏡板の老松、唐獅子、若竹は狩野派17代秉信(もちのぶ)が描いたものです。
大正15年1月舞台開きを皮切りに、芸道研さんのため中央から再三家元を招いて能楽を開催したといわれます。

 

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