HIV/エイズについて

公開日 2020年10月17日

更新日 2025年07月31日

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HIV検査について

 小樽市では、HIV抗体検査及び性感染症検査(梅毒・クラミジア)、肝炎検査(B型肝炎・C型肝炎)を無料で行っています。
※ただし、HIV抗体検査を主体とした検査のため、性感染症のみ、肝炎検査のみでは受け付けておりません。
 また、検査の詳細については下記アイコンまたはQRコードから御確認ください。
HIV検査QRコード 

(参考リンク)HIV/性感染症の検査・相談窓口はこちら → HIV検査相談マップ(外部サイト)

HIV/エイズとは

 HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、エイズ(後天性免疫不全症候群)を引き起こす原因となるウイルスです。エイズとは、HIVに感染することによって起こる病気ですが「HIV=エイズ」ということではありません。エイズとは、HIVに感染し、免疫力の低下や様々な合併症(感染症やがんなど)が引き起こされた病気の状態のことをいいます。HIVに感染してからエイズになるまでは時間がかかるため、早期発見し治療を始めることが重要になります。

感染経路と予防法

【感染経路】主に3つの経路で感染します。
1.性行為:最も多い感染経路です。ウイルスは主に血液や精液、膣分泌液に含まれており、性器や肛門、口などの粘膜を通して感染します。
2.血液:ウイルスが含まれる血液のついた注射器具の使用、麻薬などの「回し打ち」による注射器具の共用、輸血などによって感染します。
3.母子感染:感染している母親から、妊娠中・出産時・授乳によって感染します。
HIVの感染力は非常に弱いため、性行為以外の日常生活の中で感染する心配はありません。

【性行為による感染の予防】
1.パートナーと一緒にHIV検査を受け、お互いの感染の有無を確認しましょう。
2.血液、精液、膣分泌液が粘膜や傷のついた皮膚に触れないよう、コンドームを正しく使いましょう。

【血液を介した感染の予防】
1.ピアス、カミソリ、歯ブラシなどの血液がつく可能性のあるものは共用せず、他人の血液には直接触れないようにしましょう。
2.血液が身体や衣服などについたら、流水でよく洗い流しましょう。
3.薬物の「回し打ち」等で注射器具の共用をすると、HIVに感染する確率が高くなります。健康に害があること、法律違反であることから、絶対にやめましょう。

【母子感染の予防】
1.妊娠前、又は妊娠初期に感染の有無を確認できれば、出産前後に適切な医療を受けることで、赤ちゃんへの感染率を低下させることができます。
2.感染が心配な方は、HIV検査を受けましょう。
3.適切な時期に、妊婦健診を受けましょう。
4.感染がわかったら、かかりつけ医に相談しましょう。
自分のため、パートナーのため、生まれてくる子供たちのため、感染を予防しましょう。

HIV陽性者交流会について

 NPO法人レッドリボンさっぽろ主催の交流会です。

 お茶とお菓子を囲みながら、少人数で気楽におしゃべりしませんか?お互いの不安や疑問を同じ当事者の目線で共有したり、情報交換したり。多くのHIV陽性者が抱えている「自分と同じHIV陽性の人と会ってみたい」、 「こんなとき、他の人はどうしてるんだろう?」といったニーズに応えるプログラムです。参加者はもちろん、交流会のスタッフも全員HIV陽性者です。 プライバシーを守れるよう、事前申込制で行い、会場は参加者のみにお伝えします。

詳しくは「NPO法人レッドリボンさっぽろ HIV陽性者交流会(外部サイト)」を御覧ください。 

関連サイト

HIVとエイズ|厚生労働省ホームページ(外部サイト)

AIDS(後天性免疫不全症候群)|国立健康危機管理研究機構(JIHS)ホームページ(外部サイト)

北海道HIV/AIDS情報 北海道大学病院HIV診療支援センターホームページ(外部サイト)

API-Net エイズ予防情報ネット(外部サイト)

HIV感染妊娠と母子感染予防(外部サイト)

医療機関の皆様へ

 後天性免疫不全症候群は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)の5類感染症(全数把握対象疾患)です。後天性免疫不全症候群患者及び無症状病原体保有者を診察した場合は、7日以内に「感染症サーベイランスシステム」より届出をお願いします。届出基準及び届出票については、下記を御覧ください。

後天性免疫不全症候群|厚生労働省ホームページ(外部サイト)

感染症法に基づく医師の届出について | 小樽市ホームページ

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0008 小樽市築港11番1号 ウイングベイ小樽1番街 4階
TEL:0134-22-3110
FAX:0134-22-1469
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