JR小樽駅前広場再整備基本計画

公開日 2020年11月16日

更新日 2023年04月27日

 JR小樽駅前広場は昭和51年の整備完了から40年以上が経過した現在、自家用車の普及や観光客の増加など、交通状況が変化しており、歩行者と車両の輻輳や歩行者が車路を乱横断するなど、安全上の課題があります。
 一方で、隣接する駅前第1ビルでは再開発の準備が進められていることや、令和12年度末には北海道新幹線の札幌延伸が予定されており、今後は、この新たな施設等との連携も必要となります。
 本市では、これらの現状を踏まえ、市民の皆さんをはじめ、小樽を訪れる皆さんにとりましても、安心して「小樽の玄関口」をご利用いただける新たな駅前広場を目指すため、令和4年5月に「JR小樽駅前広場再整備基本計画」を策定しました。


   駅前広場1       駅前広場

JR小樽駅前広場再整備基本計画

(項目別)
  表紙・はじめに・目次[PDF:871KB]
  第1章:序章[PDF:1.85MB]
  第2章:まちづくりの方向性[PDF:698KB]
  第3章:JR小樽駅前広場等の現状[PDF:12.5MB] 
  第4章:JR小樽駅前広場の問題点および課題[PDF:1.21MB]
  第5章:JR小樽駅前広場の再整備基本方針[PDF:808KB]
  第6章:再整備基本計画[PDF:6.01MB]
  参考資料・裏表紙[PDF:1.16MB]


※先に掲載しておりました「JR小樽駅前広場再整備基本計画」(令和4年5月策定)において、一部誤記の訂正がありましたので、正誤表を掲載し、上掲PDFファイルの計画本文につきましては、令和5年2月28日に更新しております。
  正誤表[PDF:347KB] 

JR小樽駅前広場再整備の配置計画の決定 

基本計画における配置計画案について

 本計画では、再開発ビルにバス乗降場を組み込んだ「建物一体型」を2案(Plan1、2)、再開発ビルにバス乗降場を組み込まない「平面型」を1案、計3案を配置計画案としました。

配置計画3案

  このうち、「建物一体型」については、実現可能性の面で更なる検討が必要であり、整備後の維持管理コストを踏まえた上で、導入することが可能であるか、関係者と協議・検討を進めることとしていました。

「建物一体型(Plan1、Plan2)」の実現可能性検討について

 「建物一体型」で整備する場合、再開発ビルと一体となった整備が必要となり、本計画では、建物一体型の想定事業手法を「道路法で位置付けされた特定車両停留施設(※)としての整備」としています。

※特定車両停留施設:道路法に規定されたバスやタクシー等事業者専用の停留施設で道路管理者が整備可能。管理運営は道路管理者から運営権を設定された運営権者(特定目的会社(SPC))等が行う。

 この想定事業手法を導入する場合、施設整備後の管理運営において、バス発着料とテナントの家賃収入を得て、そこから必要となる人件費や水光熱費などを支出する仕組みとなります。

バスタスキーム図

 このため、導入可能性を判断するためには、長期的に健全な運営が可能かどうかを見極める必要があることから、建物一体型の収益分析を行いました。
 その結果、支出に対する収入の見込みが少なく収支均衡を図ることは難しい上、収入を増加させる方法も現時点では想定できないことから、建物一体型の健全な運営は難しいことが判明しました。
 建物一体型の想定事業手法導入の検討結果についてはこちら
 小樽駅前広場再整備に係る建物一体型の導入実現可能性について[PDF:920KB]

JR小樽駅前広場再整備の配置計画最終案の選定について

 上記検討結果から、「建物一体型(Plan1、Plan2)」による整備は困難であると判断し、「平面型(Plan3)」を配置計画案として選定しました。
 今後は、隣接する再開発事業などとの協議・連携を図りながら、今回選定したした配置計画にて再整備を進めます。
 配置計画案の最終選定結果についてはこちら
 小樽駅前広場再整備の最終案選定について[PDF:833KB]
配置計画案Plan3 

お問い合わせ

建設部 新幹線・まちづくり推進室
住所:〒047-0024 小樽市花園5丁目10番1号
TEL:0134-32-4111 内線(新幹線・高速道路推進)7269・7275/(景観まちづくり)7471・7472/(企画調整・市街地整備)7473
FAX:0134-32-3963
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