公開日 2020年11月19日
更新日 2021年05月12日
事業内容
団体名 |
NPO 小樽ワークス |
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事業名 |
和光荘アートプロジェクト |
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事業の目的及び期待する効果 |
小樽市内に多く存在する未利用の貴重な歴史的建造物を利用しアートプロジェクト・建築見学会・フォーラムを行う事で光を当て、様々な形で再生活用の可能性を多くの市民の方々と共有することを目的とする。 |
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実施額 |
事業費 |
588,350円 |
助成額 |
300,000円 |
事業内容 |
★印は助成対象事業 ◆和光荘アートプロジェクト◆ ★
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事業の日程について
8/1から8/31 |
周知用パンフレット作成、印刷 |
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8/20から9/07 |
往復はがきによる見学者の募集と見学リスト作成、見学日時通知 |
9/8から9/20 |
見学者資料、ガイド用資料、看板等の作成、会場清掃、アート作品の設置 |
9/21から9/29 |
アートプロジェクト開催(9日間)、アーティストトークの実施(9/21) |
事業評価について
1.事業の目的の達成度 |
小樽の歴史的建造物において和洋折衷の邸宅建築として非常に貴重であるとともに、通常一般には公開されていない「和光荘」が今回のアートプロジェクトで特別に一般公開されたことは、小樽の歴史や文化的背景を小樽市民をはじめ多くの方々に知っていただく上で非常に有効であったと考えます。また、アーティストの山田良氏によるアート作品は、「和光荘」と見学者とをつなぐ「接合点(Juncture)」としての作品ということで、「和光荘」の建築的、空間的魅力をより引き出すものでした。アートと建築の融合によって、小樽固有の歴史的・文化的魅力を知ってもらう有意義な機会となったと考えます。 |
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2.参加した方々や、周辺の方々の満足度 |
「和光荘」近隣の方だけでなく、東京や千葉、横浜、京都など道外からも見学のために訪れてくださいました。歴史的建造物に詳しいガイドの説明を受けながら、見学者は和と洋のコントラストに感動しながら、大正時代の小樽の文化を堪能していた様子が印象的でした。NPO小樽ワークスのメンバーや学生ボランティアの方々も、普段見ることのできない「和光荘」の空間を体験でき、感動の声が上がっていました。見学を終えて集合場所に戻ってきた人々の感想やスタッフの声からは、今回のプロジェクトに対する満足度の高さがうかがえました。 |
3.今後の事業について |
来年度も、第5回小樽アートプロジェクトを開催し、小樽の歴史的建造物の新たな魅力を広く一般の方々に知ってもらえるよう企画の検討・協議を行っていきます。 |
※この「事業報告書」は事業を実施した団体(申請団体)から市へ提出された報告書です。