(読売新聞)
岩手の前に立ち寄ったところは、どこと言いましたか?
(保健所長)
東京都に立ち寄っていました。
(読売新聞)
東京都に立ち寄って、次が岩手ですか?
(保健所長)
はい。
(読売新聞)
言える範囲でいいのですが、どんな系統の仕事だったのですか?
(保健所長)
それは本人の希望により申し上げられないです。
(読売新聞)
いつも聞きますが、多くの人に接する仕事ではないのですね。
(市長)
お答えは難しいです。
(副市長)
本人が非公表にしていただきたいということですので。
(読売新聞)
住民の安心の観点から、やはり表現できることがあれば聞きたいです。
(副市長)
小樽に来てからは、先程保健所長が話したとおり、いろいろな住民の方と会うわけではありませんでした。
(読売新聞)
東京、岩手と歩いていらっしゃるので…
(保健所長)
この辺は、仕事というよりも知人の方と会っていた、もしくは、会社の関係の方と会っていたということで、その辺については調査しています。仕事の上で、一般の人と会っていたということは聞いていません。
(HTB)
今回小樽市内で発生したというよりも、岩手から、他県から持ち込まれたという言い方はおかしいかもしれないですが、そういった状況を踏まえて、改めて市長として受け止めはどう考えていますか?
(市長)
3例目のときも話しましたが、引き続き、緊張感を持って感染拡大の防止には万全を期していきたい、その思いです。もちろん市民の皆さんには、改めてあらゆる手段を使って予防の徹底、こういったものも伝えていきたいと思っています。
(読売新聞)
22日の2人出た時の続きですが、3例目の方についてはまだ出たばかりで詳しいことは説明できないと言っていましたが、その後、分かったことで出せる範囲の情報を出していただきたいです。
(保健所長)
3例目の方については2例目の方の奥さん、ご夫婦ということで、立ち寄り先などを市内詳細に調査しました。感染者、濃厚接触者についてはウイルスの検査をいたしましたが、皆さんマイナス(陰性)で、特にクラスターなどの発生の心配はないと考えています。
(読売新聞)
ちなみに、何人くらい調べているんですか。
(保健所長)
検査したのは2人です。あと健康観察者が5人くらいです。
(読売新聞)
札幌のライブバーは結局関係なかったということですか。
(保健所長)
はい、ありません。
(朝日新聞)
奥様の勤め先は小樽市内だったんでしょうか。
(保健所長)
はい、市内です。
(北海道新聞)
4例目の男性の話に戻るんですが、2週間くらい前にここで感染したであろうという、感染源の見当はついているんでしょうか。
(保健所長)
それは全く。聞き取った範囲内では難しいと思います。
(北海道新聞)
症状が一番最初に出たのが21日ですか。
(保健所長)
はい。
(北海道新聞)
倦怠感のみで、発熱とかはあったんでしょうか。
(保健所長)
その辺からですね。
(北海道新聞)
発熱もあったのでしょうか。
(保健所長)
発熱はあまり最初から無かったと思われます。
(北海道新聞)
熱は出ていないと。
(市長)
そうですね。
(北海道新聞)
すると、現時点では市中感染の可能性も捨てきれないと。東京にも立ち寄っているということで、東京も感染源は不明のまま、発生してしまっているというような状況ですけれども、そういった可能性も含めていかかでしょうか。
(保健所長)
これからそれぞれ他県に調査依頼をしますので、その中で何か出てくるかもしれませんけれども。まだ結論を出すのは早いと思います。
(読売新聞)
症状は、倦怠感だけということになるんですけれども、こういうケースもままあるんでしょうか。道内の事例では結構あるんですか。
(保健所長)
今まで、市内で経験した事例では少ないですけれども、中国などでは発熱を伴わないものもあったと報告されています。
(北海道新聞)
今回、市の施設の関連ではないので、4例目が確認されたことによって新たに市で生じる対応は何かありますか。
(市長)
特に考えてはいません。今までやってきたことを着実に進めていく、それだけだと思います。
(北海道新聞)
先ほど他県への調査依頼について、依頼するのは岩手県と茨城県と東京都になるのでしょうか。
(保健所長)
そうですね。
(北海道新聞)
保健所が検査したのは、24日に検査してその日に判明したということですか。
(保健所長)
検体を採取したのが23日で、24日に検査をしました。
(北海道新聞)
24日に検査をして、そのうちに結果が出たということですね。
(保健所長)
はい。
(総務部長)
他はございますか。無いようであれば、以上を持ちまして本日の緊急記者会見を終了させていただきます。
(市長)
今後いろいろなケースが考えられると思うんですけれども、もちろんこれまで通り積極的に感染者が出た場合については情報の提供をさせていただきたいと思っていますが、状況によりましては、今後担当部長による発表なり、軽易なものについて、あるかどうか分かりませんけれども、場合によっては、いわゆる投げ込みといった形をとらせていただくことも考えていきたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思っています。私からは以上です。
(総務部長)
それでは、本日の緊急記者会見を終了させていただきます。本日は、ありがとうございました。