公開日 2020年06月24日
更新日 2021年02月05日
市からのお知らせ
下記のとおり、市長から発表がありました(午前11時00分~)
(総務部長)
定刻となりましたので、ただ今から緊急記者会見を開催します。市長、お願いします。
(市長)
よろしくお願いします。本日は、急なご連絡にもかかわらずお集まりいただき、ありがとうございます。新型コロナウイルス感染症の感染者の発生についてお知らせします。本市において、昨日6月23日に本市20例目から28例目となる9名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。本市にとっては、5月8日に感染者の発生を確認し、5月9日に本市保健所から公表して以来、46日ぶりとなります。今回は本市にとってこれまでにない件数の感染者が一度に発生し、私としても今後の市内における感染拡大について、大変大きな危機感を抱いておりますことから、私から公表をさせていただきます。
今回、感染が判明された方々は、市内花園にある飲食店において、日中にカラオケを利用されていた方々とその家族などであります。現在のところ、感染の経過や行動歴、濃厚接触者などについて、調査中のものが多くなっておりますが、それぞれの事例については、お手元に資料をお配りしていますので、ご確認をお願いします。いずれの方々についても、症状としては軽症、もしくは無症状となっています。また、資料の1番、事例の20例目、2番の21例目の2名については、昨日6月23日から市内の指定医療機関に入院されております。1番の事例の20例目、2番の21例目の濃厚接触者は11名いましたが、このうち感染が確認された7名の方々につきましては、本日、市内の指定医療機関への入院を予定しており、現在、調整を進めているところです。大変大きな感染者の集団であり、重大な事案ととらえておりますので、9例のいずれにおきましても、行動履歴や濃厚接触者等、感染拡大の防止に向け調査を継続してまいりたいと考えています。今後、必要な情報につきましては、患者の人権や個人情報の保護に留意しつつ、判明次第、お知らせしてまいりたいと考えています。今後の情報の収集等につきましては、個人情報の保護等のため、本人・ご家族等が特定されることのないように特段のご配慮をお願いいたします。
私からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
報道機関から、下記のような質疑がありました。
(総務部長)
ご質問等ございましたら、どうぞご発言ください。
(HBC)
今回、また昼カラ、ということでの感染のようですが、小樽の花園ではどういう昼カラの状況なのか、昼カラで起きたということの市としての受け止めをお願いします。
(市長)
私も平日は無理ですが、週末は花園を通り抜ける機会がありますが、途中でやはり歌声が聞こえてくるといいますか、当然、換気に注意をされて玄関の扉などは開けていますので、結構歌声が聞こえておりましたので、いわゆる昼カラが市内の花園で行われているんだなという実感は持っていたところです。
ただ、それについては、6月19日に外出の自粛が解けたことによって、私どもとしては、人の動きが活発になることによって、やはり感染リスクが高まってくるということもありまして、ここ1〜2週間は市内の動向には気を付けていかなければいけないなと思っていた矢先、今回の感染者の確認ですから、大変残念に思っているところです。
(HBC)
結構小樽では多いのでしょうか。
(市長)
他市と比べて多いか少ないかはわかりませんが、数件の店先から歌声が聞こえていたというのは事実として確認はしております。
(NHK)
今回、昼カラで、ここに記されているだけで7名いると思いますが、これをクラスターと、小樽市の方でどう判断していますか。
(保健所長)
5名以上の発生でございますので、クラスターというふうに考えています。
(NHK)
店舗名ですが、この辺については小樽市では公表はしますでしょうか。
(市長)
今回、経営者の方には何度も折衝をさせていただきましたが、経営者の方がかたくなに固辞をされているという現状ですので、今回は店名については非公表とさせていただきたいと思っています。
(NHK)
いわゆる、そこの濃厚接触者がすべて把握できているから公表する必要がないのではなくて…
(市長)
一つの考え方として、今のところ、濃厚接触者のルートが確認されていることも判断の一つにはあります。
(NHK)
今のところ、濃厚接触・感染経路は皆さん把握されていて、利用者の方も追えているということですね。
(市長)
そういうことです。
(NHK)
いわゆる濃厚接触と思われる期間、何月何日から何月何日の期間で、利用された人数は把握されていますか。
(保健所長)
まだ、どこまで広がったかについては、今のところ、カラオケの方々の濃厚接触者については把握しておりますが、さらに、店舗なのでカラオケ以外にも利用されていますよね。そうすると接触感染というのもありますから、そこまでを含めるともうちょっと、かなりの人数になるのかなと。今のところはカラオケ全体ですと15、16名。
(保健所医療業務担当部長)
最初の2名からは11名の濃厚接触者。そのうちの、さらに7名が、陽性が確認されたということで、2名と7名あわせて9名が、今回、公表の対象になったという形です。
(NHK)
昼カラを利用されていたのが11名いたと。そのうちの今回7人が、陽性が確認されて、残りの4人が陰性だったと。この9人のうちの7名で、あと2人が、昼カラを利用された方のご家族ということですか。
(保健所長)
家族は二組くらいあったと思いますが、お二人ともカラオケを利用されていて、もう一組はどちらかといえば利用されていない方ということです。
(北海道新聞)
細かい点の確認なのですが、先ほどのクラスターの認定ということですが、これは小樽市保健所の認定ですか、道の認定ですか。
(保健所長)
国立感染症研究所のクラスターの定義で、同じ場所で5名以上の患者が発生ということを、ここはクラスターと定義します。
(北海道新聞)
小樽市内では初めてということですね。
(市長・保健所長)
はい。
(北海道新聞)
今回の9名の中で3番目と9番目がカラオケの利用という記載がないので、この二方が利用客のご家族という認識でよろしいでしょうか。
(保健所医療業務担当部長)
3番の方がご家族の方で、9番の方は飲食店の関係者ということです。
(北海道新聞)
今回発生した店舗の従業員の関係者。
(保健所医療業務担当部長)
それも含めた関係者です。
(北海道新聞)
店舗はいつから休業されているでしょうか。また、消毒作業が行ったかを確認したかったのですが。
(保健所長)
休業は昨日からです。
(北海道新聞)
昨日に消毒も行われていたのでしょうか。
(保健所長)
その辺はまだ確認しておりません。休業してしまったので。
(北海道新聞)
先ほど、お二人と、濃厚接触者が7人ということでしたが、このお二方が保健所等に相談をされてPCR検査を実施するようになったというのは。
(保健所長)
それぞれ別々に医療機関から保健所に。
(北海道新聞)
9人についてはいずれも23日にPCR検査を行って、その日のうちに陽性が発見したということでよろしいでしょうか。
(保健所長)
かなりの感染の広がりが予想されたため、即日で検査しています。
(STV)
今回公表されている方、カラオケ利用と書いてある方は、皆さん同じお店の利用者ということでよろしいでしょうか。
(保健所長)
はい。同じカラオケサークルです。
(STV)
この中に他の店舗をハシゴで利用されていた方はいらっしゃるのでしょうか。
(保健所長)
1名くらいいらっしゃいます。
(STV)
そちらの方は、今後調査といいますか…
(保健所長)
はい、そうです。
(読売新聞)
今、ここに出ている以外にどのぐらいの人数が調査の対象になっていますか。
(保健所長)
今日7名陽性になりましたから、この方々の濃厚接触者が今日は10名弱ぐらい検査の予定です。
(読売新聞)
札幌で昼カラのクラスターが三つくらい出ておりますが、そことの接点というか、そういう可能性は今のところあるのでしょうか。
(保健所長)
今のところ確認されていません。
(読売新聞)
飲食店はちなみにどのような業態なのでしょうか。
(保健所長)
いわゆるスナックです。
(読売新聞)
スナックの夜の利用者も、調査の対象になっているのでしょうか。
(保健所長)
はい、それはこれから詳細を調査します。
(HTB)
札幌で発生している昼カラとの関係はないということでいいのですか。
(保健所長)
はい、今のところ確認されていません。
(HTB)
ハシゴで利用されている方がいらっしゃるというお話でしたが、それは1店舗だけですか。調査対象になっているのは。
(保健所長)
今のところ分かっているのは、1店舗だけです。
(HTB)
1209例目の方ですが、自営業となっているのは、この店舗の経営者ということですか。
(保健所長)
はい、そうです。
(NHK)
今回の件で、昼カラをよく利用されている方で、例えば相談窓口とか、そういったものを設置する動きはいかがですか。
(市長)
窓口そのものを設置する予定はないですが、保健所では相談があれば対応させていただきたいなと思っております。
(NHK)
もしそういう不安があった場合には…
(市長)
保健所の方にお問い合わせいただければと思います。
(保健所長)
もしも花園地域の飲食店を利用して心配だっていう方は、保健所にご相談いただければ、もう少し詳細に状況をお伺いして、感染の有無なども入れて判断していきたい。
(NHK)
今回スナックということで、感染者が9名。市中感染というか、この後の広がりが危惧されていますが、今後、受け止め方の見解と、呼び掛けをもう一度お願いします。
(市長)
先ほども申し上げましたとおり、6月19日に外出自粛要請が解けたということで、小樽市としても人が動くことによる感染のリスクが高まるだろうということで、市内の状況というのはここ1〜2週間の間は注視しなければいけないと思っていましたが、これだけたくさんの、いわゆるクラスターが発生して大変残念に思っています。
改めてやはり全市的に注意喚起を行いたいなと思っていますし、国の第2次の補正予算、臨時交付金が地方自治体に交付されてくるわけですが、これを受けまして、我々としても市内のすべての事業者の皆さんを対象に安全対策・感染防止対策を講じていただける事業者さんを何らかの形で支援していかなければならないなという、検討も始めていたところでしたので、この件を受けて、これを着実に実行していかなければいけないな、そういう思いです。
(NHK)
それこそ、札幌でも昼カラは3件くらいクラスターが発生して、小樽では今回初めて発生したということで、昼カラに関してはもちろん対策を徹底していると思いますが、やはりリスクというのは潜んでいたなというふうに思うのですけども…
(市長)
そうですね、昼カラだけではなくて、小樽は観光都市ですので、お客様を受け入れる全ての事業者の皆さんに対して、改めて感染予防策の徹底を呼び掛けていきたいと思っております。
(HBC)
スナックの経営者は何番の方ですか。
(市長)
28例目です。
(HBC)
28例目がオーナーですね。このオーナーのお店に対して、お客さんが来ていて、それがここに載っている人たちだと。そのうち家族は何番になりますか。
(保健所長)
3番が同居家族です。
(HBC)
3番が同居家族ですね。1,2,4,5,6,7,8番がお客さんで、3番は何番の人の家族になりますか。
(保健所長)
それは頑なに公表しないということです。
(HBC)
3番の方はお店に行っていたのでしょうか。
(保健所長)
行っていないです。
(TVh)
9人の方たちは、直近2週間の中で他の自治体に足を運ばれているのでしょうか。
(保健所長)
聞き取りをしていますが、札幌まで行ったというケースはありますが、それほど頻繁に動いているということではないです。
(TVh)
札幌に行ったのは何人いらっしゃいますか。
(保健所医療業務担当部長)
3番と9番の方の行動は現在調査中ですので、よくわかっているのは1番と2番で、この2人の中で、札幌に行っている方がいらっしゃったということです。
(TVh)
2人が札幌に行っていると。新しい生活様式ということで、取り組みは進められていると思うのですが、このお店の取り組みはどうだったのでしょうか。
(保健所医療業務担当部長)
来店者の方には口頭で体調の確認をしていることや、開店前の店内の消毒、30分に一回程度、テーブル・床の除菌をしていたとか、従業員については飲食時以外にはマスクを着用、お客さんにもマスクの着用を促していましたが、している方としていない方がいらっしゃったということです。あと換気も行っていて、ドアは開けていたということを聞いています。このような取り組みを行っていたということです。
(TVh)
札幌でも昼カラが複数店舗で発生して問題になっていました。例えば、道がコロナ通知システムを導入してくださいということがありましたが、市民がお出かけして、カラオケだと飛沫感染の接触もあるでしょうから、何か働きかけをされるとか、具体的な取り組みはないでしょうか。
(市長)
感染拡大防止のためにできる限り可能なことはやっていきたいと思っていますし、国の臨時交付金などを活用しまして、お客さんを受け入れる事業者に対する支援はしっかりやっていきたいと思っていますので、その中で導入を検討していただきたいと思っています。
(TVh)
感染が広がる可能性もあると思うのですが、2日後に小樽ドリームビーチが開設されるかと思います。そういった場所でも感染予防が必要になっていくと思いますが、そのあたりはどのようにお考えですか。例えば石狩市だと開設そのものを中止されてたりするということですが…
(市長)
海水浴場の開設にあたりましては、市として海水浴場は開設しますが、当初から開設にあたって、社会的な距離ですとか、こういったことを徹底した上で海水浴場を開設する、そういう条件の元でさせていただきます。ただ今回、大量に感染者が発生したということで改めて海水浴場の組合の方にも感染拡大の予防を徹底・呼びかけていきたいと思います。
(TVh)
市内でどれぐらい、こういうカラオケ屋のようなお店があるかを市として把握していくような動きはありますか。市内に何店舗あるというのは…
(保健所長)
飲食店の届け出はありますが、そこでカラオケ店という届け出はありません。あとはスナックとか飲食店でカラオケやっているという、そこまでは把握できませんので、どれぐらいの数かはわかりません。
(市長)
今回の件を受けますと、飲食店の組合もありますので、そういう組合も通じて改めて注意喚起はしていかなければいけないと思います。
(時事通信)
こちらのお店は保健所に届けている業態としては、スナックなのか、飲食店なのか、それとも喫茶店なのか、どういうようなものになりますか。
(保健所長)
届出の正確な名称ですか。それは今手元にないので、後ほど…
(時事通信)
一応資料には飲食店と書いてあるから飲食店というような感じでしょうか。
(保健所長)
大きい括りで飲食店ですね。軽食喫茶なのか、スナックなのかについては、許可台帳を見てお答えします。
(時事通信)
1203例目からの方は病院が決まっていないと思うのですが、小樽市立病院だけでは抱えきれずに札幌の病院に回すということも考えられますか。
(保健所長)
今のところは大丈夫です。
(時事通信)
小樽市立病院だけで大丈夫ということですね。
(読売新聞)
現時点で本来、店名を公表すべき状況ではないのでしょうか。
(保健所長)
これも庁内で、市長も含めて検討させていただきました。ただ今のところは店名を公表しなくても当面、対策はできると。ただこれから先、不特定多数の方が店を利用しますので、市長から花園地域の飲食店というところまでお話しさせていただきました。その中でもし利用されて、健康に不安がある方は保健所にお届けいただければ、その場で必要があれば店名もお伝えすることがあります。
(読売新聞)
店主が公表を拒否していると。これについては今後も公表するよう働きかけるのでしょうか。
(市長)
社会的な大きさを考えますと、今後、二次感染、三次感染、拡大の恐れがある場合は店主の方にご理解をいただけるように説得しなければいけないと思っています。
(北海道新聞)
今後、感染者がさらに増加した場合は小樽の公的な他の医療機関に感染者を収容すると。それを札幌のホテルに移送されるというのは…
(保健所長)
宿泊療養には年齢制限があるんですが、今回の場合年齢が高いものですから、70歳以下の人は3人しかいませんので、その方は宿泊療養の対象になると思います。あとは市立病院が現在21人ほど収容可能ですので、そちらの方で収容することになると思います。その中の一部の方は若い方で軽症の方は宿泊療養。これは道の方に調整しています。さらにこれから増えれば、市内の医療機関、協会病院や済生会病院などと協力をして受け入れをしていただくことになると思います。
(北海道新聞)
市立病院は現在21人収容可能なのですね。
(保健所長)
21人まで、クラスターになればもっと可能です。受け入れざるを得ない事態になればもっと受け入れられますが、当面安全に受け入れられるのが21人ということです。
(北海道新聞)
美術館や博物館や図書館、これらの施設は当面は通常の開館を続ける予定でしょうか。
(市長)
ただちに閉館するというふうには考えていません。ただ、この後夕方に、市の新型コロナウイルスの対策本部を開くことになっていますので、その中で一定程度議論させていただきたいと思っています。ただちに明日から閉館するとか、休館するという考えは今のところありません。少し様子を見ることになると思います。
(読売新聞)
店側の除菌ですとか、マスク着用など対策をご紹介いただきましたが、これは十分な対策をとっていたのか、あるいはこれでは不足だったのか、そのあたりはどうでしょうか。
(保健所長)
この対策自体は合理的な対応だと思います。ただ、店舗がかなり狭く、27平米ちょっとくらいしかいないということでしたから、ここに十数人の人が入れば、かなり密になります。この辺が一番感染の原因になったのではないかと思います。それから症状のある方が利用されていました。来店者について口頭で体調確認となっていますが、実際には熱があるのに利用していた方もいらっしゃいますので、この辺が大きな感染に繋がったと思います。一つは密であった、それから体調の悪い方がその中で利用していた、これが大きな感染に繋がったと思っています。
(読売新聞)
同時に十数人がいた状況ですか。
(保健所長)
はい。
(HBC)
店はスナックということでよろしいですか。
(保健所長)
正式名称はわかりませんが、いわゆるスナックです。
(HBC)
熱があるのに、自覚症状があるのに店に来ていたというのは、この7人のうちの誰かということですか。
(保健所長)
7人のうちと言いますか、全体の中のうちです。誰かとは申し上げられませんが。
(HBC)
ここに出ている(資料に書かれている)発症日よりも後に店に行っていたということですか。
(保健所長)
それを申し上げると特定されないか心配ですが、そういうことになります。
(HBC)
店の営業はいつまでだったのですか。
(保健所長)
昨日から休業いただいています。
(HBC)
では一昨日まで営業していたと。一人二人ではなく、ほとんどの方が何かしら具合悪いけど行っていたということになるのでしょうか。
(保健所長)
何人か発症日が18日という方がいらっしゃいますが、確かにそういう方も利用されていたということです。
(保健所医療業務担当部長)
3番の方は(カラオケに)行っていないと申し上げましたが、4番以降の方については現在調査中ですので、症状がない方も多いですが、いらっしゃったとすれば、お一人しかいらっしゃらないようです。そこは確認しているところです。
(保健所長)
病気の形態として、熱が出た日を発症日としていますが、解熱して平熱に戻ってしまいます。それで利用されているという方もいらっしゃいますし、熱があるまま利用されている方もいらっしゃいますから、発症日が利用日の前だからと言って、必ずしも症状があって行ったわけではないです。
(HBC)
ただ、事実としては、熱がある、具合が悪いと認識しながら行った方もいるということですか。
(保健所長)
熱が出ている最中に行った方もいらっしゃいますし、解熱して平熱に戻って、自覚症状がなく行った方もいらっしゃいます。
(小樽ジャーナル)
こちら(資料)に、医療機関の入院に向けて調整中とありますが、いつ入院となりますか。
(保健所長)
今日です。まずは一旦入院してもらって、そこの主治医の判断がありますので、自宅療養でいいかどうか。病院に一旦入院してもらった上で、自宅療養が可能かどうかの判断をしていただきます。年齢制限もありますので、持病がないかなどの制限もありますから、それをクリアして、主治医が自宅療養で可能という方がいらっしゃれば、自宅療養となります。
(HTB)
熱がありながらお店に行った方は少なくとも一人ということですか。
(保健所長)
そうです。
(HTB)
熱が下がってから行かれた方は・・・
(保健所長)
ここ(資料)で、発症日が6月18日という方が他にもいらっしゃいますが、(発症日が)6月15日の方は行っていらっしゃらないのでしょうけれど、そういう方についても症状がなかったと。
(HTB)
1201例目の方と1208例目の方は、熱が下がってから行ったという認識ですか。
(保健所長)
そうです。行ったときに症状はなかったと思います。
(保健所医療業務担当部長)
8番の方については、発症してからこの店を訪れたかどうかは、まだわからないということです。
(HTB)
一人目の1201例目の方は熱が一回下がってから行ったということですか。
(保健所医療業務担当部長)
1番の方は、熱が出てからはお店には行っていません。
(共同通信)
9番の方は経営者ということですが、経営者はお一人ですか。
(保健所長)
お二人で、家族でやっていたようです。
(共同通信)
二人でやっていらっしゃると。店名を固辞されたというのは、二人とも固辞されたということですか。
(保健所長)
はい。
(共同通信)
9名中8名がカラオケの関係者という感じの理解でいいですか。
(保健所長)
はい。
(共同通信)
お昼のカラオケということで、先ほどの話だと人数制限はされたりはなかったと。
(保健所長)
していなかったようです。
(共同通信)
お昼利用された方で、夜利用された方というのはいらっしゃらないのですか。
(保健所長)
今のところは聞いていません。
(共同通信)
夜はまったく別に新しく調査するということですか。
(保健所長)
はい、これから調査します。
(読売新聞)
現時点で調査中かもしれませんが、昼と夜を含め、この方々の発症日以降に述べどれくらいの人が利用しているのですか。
(保健所長)
数十名はいらっしゃるようです。100まではいかないですが。
(読売新聞)
それは大体つかめてきているのですか。
(保健所長)
常連客が主ですから、ある程度把握できると思っています。
(北海道新聞)
この店を利用した日付はいつですか。
(保健所長)
1日、8日、15日の月曜日です。
(市長)
毎週月曜日にサークルみたいのがあるということで、1日、8日、15日の月曜日ということで今は聞いています。
(北海道新聞)
つまり、最後に利用されたのが15日ということですね。
(市長)
もちろんそれ以外に行っている方もいるのでしょうけど、一応サークル、グループとしては毎週月曜日ということですね。
(北海道新聞)
それ以外にいつ行ったかは調査中ですか。
(保健所長)
それ以外の日にサークルはないということです。ただ、夜の営業がありますから、接触感染もいろいろな事例がありますので。それについてはこれから詳細に調べていきます。
(北海道新聞)
家族経営で、二人でやっていらっしゃるということでしたが、従業員は他にいないのですか。
(保健所長)
はい、いないと思います。
(時事通信)
経営者は二人ですか。
(市長)
二人です。
(時事通信)
その経営者二人が濃厚接触したとして、今日の約10人の検査の対象に入っているのでしょうか。
(保健所長)
検査して陰性です。
(STV)
今回発表された9名の中で、7名がお客様、1名が経営者、1名がご家族ということで、クラスターとしては8名ということでよろしいでしょうか。
(保健所長)
そうですね、8名ということになると思います。
(STV)
1、8、15日に利用して、サークルが毎週月曜日にあったということだったんですが、今回この感染で出ているカラオケを利用されている方というのは全てこのサークルの方ということでよろしいでしょうか。
(保健所長)
はい。
(HBC)
サークルは何サークルですか。歌のサークルですか。
(保健所長)
サークル名までは把握していません。
(HBC)
ジャンルでいいのですが、例えば料理を作るサークルなのか…
(保健所長)
カラオケのサークルです。
(HBC)
そのサークル以外でも営業はしているということですよね。毎週月曜日しかサークルはやっていないわけで、火曜日・水曜日・木曜日とか他の日はスナック、俗に言う昼カラという形で営業していると。
(保健所長)
そういうサークルという団体で、この曜日の受用はないです。
(HBC)
店の方でサークルを作っているわけではなく、そういうサークルが外にあって、その人たちがこの店を利用しているというスタイルだということですね。では、そのサークルは別の店も利用してこのサークル活動を…「じゃあ毎週水曜日はBという店だね」という感じでしょうか。
(保健所長)
それはないです。
(HBC)
今回11人利用者がいてというのは、そのサークルのメンバーがこの時は11人利用して、ということですか。
(保健所長)
はい、この一日利用した方が11人です。
(HBC)
そのサークルを抜いて、お客さんという形で見れば数十名、利用者がいるということですか。
(保健所長)
夜の利用者と濃厚接触者がいます。今日7名の陽性者が出ていますから、その方の濃厚接触者、さらにその方の接触者、そこから陽性になればさらにまた接触の二次感染、三次感染になりますから。それから夜の部分ですね。昼カラオケ以外の夜の部分の営業での感染者がどれくらいいるか、それをこれから調査することになります。
(HBC)
単純に店や濃厚接触者を含めた規模は数十名ということですか。
(保健所長)
数十名になるのだろうと思います。今回は11人中の7人と、かなりの感染量ですので。
(読売新聞)
サークルの昼カラというのはどんな時間帯でやっていたのですか。
(保健所長)
13時から17時までです。
(総務部長)
他にありますか。ないようであれば、以上を持ちまして本日の緊急記者会見を終了させていただきます。