市長記者会見記録令和2年6月28日(新型コロナウイルスに関連した患者の発生について)

公開日 2020年06月28日

更新日 2021年02月05日

【新たに2つの集団感染(クラスター)、市内で14名の感染者を確認しました】

 

 6月23日に陽性が確認された当初、無症状だった感染者が、わずかな期間で重症化し、6月26日に亡くなられました。哀悼の意を表しますとともに、心よりお悔やみ申し上げます。

 本日は、本市の1日の公表数としては最大の14名となり、これで、この度の一連の感染者は合計で33名となりました。

 「緊急事態宣言」下レベルと同等の状況にあり、強い危機感を感じています。感染者は、非公表の方を除き、60〜80歳代の男女で、症状は軽症8名、無症状が6名、現在、2名が市内指定医療機関に入院、12名が入院先調整中となっています。全て、これまでに公表した日中にカラオケが利用できるスナック3店の利用者で、クラスターの定義により、本市としては3店ともクラスターと認定します。また、3店目は経営者自身が重症患者であり、利用客の追跡調査ができないことから、親族の了承を得て、店名を公表します。市内花園1丁目の「カレン」です。6月1日以降に「カレン」を利用された方は、保健所にご連絡願います。

 本日、市では、いわゆる「昼カラ」について、営業の自粛を要請します。また、小樽市外へ移動しての「昼カラ」についても自粛してください。加えて、スナックなどの飲食店における夜間のカラオケについても自粛をお願いします。

 また、3つの「密」の避け、市内の感染拡大を防ぐため、屋外施設等、一部を除き、市の公共施設を少なくとも7月12日まで休業・休館することとします。詳細については資料ご覧願います。

 市では、保健所に「感染症対策班」を設置し、感染拡大防止に向け、体制強化を図ります。また、国や北海道から、合わせて、8名の職員を派遣いただきました。感染拡大のでき得る限りの抑制に努めます。

 

市からのお知らせ

 

下記のとおり、市長から発表がありました(午後3時00分~)

 

(総務部長)

 皆さん、ご案内の時間になりましたので、記者会見を開催させていただきます。市長、お願いいたします。

 

(市長)

 よろしくお願いします。新型コロナウイルス感染症の感染者の発生についてお知らせします。まず、皆さまには昨日お知らせをしていますが、市内23例目の80歳代の感染者の方が、一昨日の6月26日(金)にお亡くなりになられました。新型コロナウイルス感染症の陽性が判明した23日(火)には無症状でしたが、この僅かな期間で重症化し、「死」という最悪の事態となったものです。お亡くなりになられた方に哀悼の意を表しますとともに、御遺族の方には、心よりお悔やみ申し上げたいと思っています。

 それでは、本日公表させていただく陽性が判明した方についてですが、資料にありますとおり、本市では1日の最大数となる14名ということになっています。これで、この度の一連の感染者数は、本市におきまして合計で33名となっていまして、本市の状況は、緊急事態宣言下レベルと同程度の状況にあるものと、大変強い危機感を抱いているところです。この14名の方につきましては、昨日6月27日(土)に陽性が判明した方々で、本市で申し上げますと、39例目から52例目となります。これらの方々は、51例目の方を除きまして、B店とC店の日中のカラオケを利用されている方と、それから既に陽性が確認された方の濃厚接触者となっています。51例目の方につきましては、A店、B店、C店のいずれかを利用されていましたが、非公表とさせていただきたいと思っています。現在のところ、感染の経過や行動歴、濃厚接触者などについて、調査を行っているところですが、大変時間がない中での発表になりますので、本日は、判明している範囲で公表させていただきたいと思っています。

 お手元の資料、「新型コロナウイルスに関連した患者の発生について」を御覧いただきたいと思います。今日は1件ずつの説明は割愛させていただきますが、14名とも国籍は日本、居住地は小樽の方々です。年代は60歳代が1名、70歳代が3名、80歳代が7名、非公表が3名となっています。また、性別につきましては、男性が1名、女性が10名、非公表が3名となっています。職業につきましては、会社員が1名、無職が11名、非公表が2名となっています。症状といたしましては、軽症の方が8名で、8名の皆さんは、会話は可能な状態です。また、無症状の方が6名となっています。14名のうち、2名は昨日のうちに市内の指定医療機関に入院をしており、残りの12名の方々については、現在入院先の調整を行っているところです。この一連の感染では、濃厚接触者の範囲が相当広くなってきており、さらに新たな感染者の発生が予想されているところです。

 C店につきましては、35例目として感染が確認された同店の経営者から、直接来店者の方の情報が聞き取れない状況となっており、そのような中、更なる感染拡大を心配される御親族の方から御了承をいただきましたことから、本日、このお店の名前を公表させていただきます。これまでC店と説明させていただきましたお店につきましては、市内花園1丁目のカタカナで「カレン」というお名前の飲食店です。公表を御決断いただいたことに、敬意を表したいと思っております。私どもで把握できています来店者の方につきましては、直接保健所の職員からご連絡させていただいておりますが、6月1日以降にカレンを利用された方は、保健所の帰国者・接触者センターへ御連絡をいただきますようにお願いをいたしたいと思っています。

 次に今後の市の対応についてお知らせをさせていただきたいと思っています。

 まず1点目ですが、事業者の方に対しましては、日中のカラオケの営業、「昼カラ」と言っていますが、昼カラの営業の自粛を要請いたします。ご高齢の方の憩いの場を提供したいとの思いで、続けられてきた事業者の方もいらっしゃることは承知をいたしておりますが、そのような事業者にとりましても、結果として、来店者の方が命を落とすなどということは、決して本意ではないはずです。ぜひとも休業をご検討いただきたいと思っています。この営業の自粛の要請は、法に基づかない、あくまでも任意のものでありますが、現在、これにご協力いただける店舗に対しましては、市として、協力金をお支払いすることを検討しています。早急に制度設計をすることとしていますが、今後の感染拡大を防止する上でも、まずはこのいわゆる昼カラの営業を自粛いただきたいと思っています。合わせて昼カラの利用者の皆さん方には、市外に、この昼カラに出かけることのないように、改めてこちらの方も自粛をお願いしたいというふうに思っているところです。

 2点目は、公共施設の休館等についてです。一昨日の記者会見で、銭函市民センターにつきましては、感染が確認された方の利用があったことが判明したことから7月3日(金)までの休館を決定しているところですが、この度の感染の確認を受けまして、三つの密を避けるということを第一に考え、野外施設等の一部の施設を除き、基本的に市の公共施設を、当分の間、少なくとも7月12日(日)までの間、休館をさせていただくこととしました。詳細につきましては、お手元に配布の資料でご確認いただければと思っています。今回の休館等の決定につきましては、なんとしてもこれ以上の感染拡大は防がなければいけない、そういった強い思いのもとで、判断をさせていただいたところです。市民の皆さんには御不便をお掛けすることもあるかとは思いますが、ご理解とご協力をお願いしたいと思っています。

 3点目といたしましては、市といたしまして、職員を動員いたしまして、保健所に感染症対策班を設置いたしまして、感染症拡大防止に向けまして、保健所の体制強化を図ることといたします。近日中に人員体制を決定させていただきたいと思っています。

これとは別に、関係機関からも応援をいただいております。一昨日の会見では、国から2名、北海道から3名の職員の方を本市に派遣をいただいている、このことについてお知らせをさせていただきましたが、本市の感染患者の発生状況を受け、本日、北海道から更に保健師の方2名、事務職の方1名の派遣をいただきまして、合計8名の方にお力添えをいただいているところです。国、そして北海道に対しまして、ご協力、この場をお借りしてお礼申し上げたいと思っています。

 私からは以上となりますが、今後、必要な情報につきましては、患者の方の人権や個人情報の保護に留意しつつ、判明次第、お知らせしていきたいと考えています。今後の情報の収集等につきましては、個人情報の保護等のため、本人、御家族等が特定されることのないように、特段の御配慮をお願いいたします。

 私からは以上でございます。

 

報道機関から、下記のような質疑がありました。

(総務部長)

ご質問等ございましたら、どうぞご発言ください。

 

(朝日新聞)

今日発表になりました14人の方の、B店C店へそれぞれ何人ぐらい行っている方がいらっしゃるか、公表できるのであればお願いしたいのですが。

 

(保健所医療業務担当部長)

それでは14名の方の行かれた先について、その数を申し上げたいと思います。B店につきましては、9人です。C店につきましては、4人です。また、市長の方からご説明ありましたが、本日の13番目の方、市内51例目の方につきましては、どこのお店かは言わないでいただきたいとご意向がありましたので、どこかには行かれているということでご理解をいただきたいと思います。

 

(朝日新聞)

そうしますと、市内51例目の方はAかBかCかの、どちらかのお店にいったということで、理解してよろしいでしょうか。

 

(保健所医療業務担当部長)

はい。

 

(朝日新聞)

それと、続けてなんですが、昼カラC店の経営者の方は、重症か何かでお話を聞けない状況となっているのでしょうか。

 

(保健所医療業務担当部長)

今、重症ということで、確認ができない状況ということです。

 

(朝日新聞)

重症といいますと、酸素吸入ですとか、人工呼吸器とかありますが。

 

(保健所医療業務担当部長)

人工呼吸器です。

 

(朝日新聞)

人工呼吸器ですね。それともう一つ関連です。先ほど市長から、日中カラオケ営業の自粛要請がありましたが、これは花園地区に限ってではなく…

 

(市長)

市内ということでご理解いただければと思います。

 

(朝日新聞)

市内全域ということでよろしいですね。

 

(市長)

はい。

 

(北海道新聞)

保健所医療業務担当部長からご説明のあった、B店9人、C店4人ということでしたが、個別に39例目から順を追って、利用した店と日にちを教えていただけないでしょうか。それと、これに伴い、クラスターとしてB店とC店が認定されたのかどうか、教えてください。

 

(保健所医療業務担当部長)

利用した日にちは手元に資料がありませんので、この場では店名だけお伝えします。39例目の方は、B店です。この方は併せてA店も利用しています。40例目はC店、41例目はC店、42例目はB店、43例目はC店、44例目はB店、45例目はB店、46例目はB店、47例目はB店、48例目はB店、49例目はB店、50例目はB店、そして51例目の方はどこのお店かは非公表、52例目はC店です。

 

(保健所長)

B店、C店ともクラスターです。

 

(北海道新聞)

3店ともクラスターですね。

 

(保健所長)

はい。

 

(北海道新聞)

市長が冒頭におっしゃった協力金、これから制度設計をするというお話でしたが、協力金の額について、例えばこれまで道が支払ってきた休業要請の10万円といったような一つの指標があると思うのですが、どういったイメージ、考えなのでしょうか。

 

(市長)

制度設計がこれからですので、金額はどの程度が適当なのかについては、これから担当と協議させていただきたいと思っていますが、北海道が行った協力金についても参考にさせていただきたいと思いますが、先ほど申し上げたとおり、制度設計がこれからですので、まずは要請だけを先にさせていただいて、その上で協力金の支払いを経営者の方にお伝えしたいと考えています。

 

(北海道新聞)

実態がよくわかっていないというお話が初期の方にありましたが、おおむねの想定で、どれぐらいの利用というか、何件ぐらいの協力要請をする先があるとお考えでしょうか。

 

(市長)

正直分からないです。ですから、いろいろなことを調査していると非常に時間を要しますので、自己申告のような形で対応するしかないのでないかと思います。スピード感を持って取り組んでいかなければいけませんので、そういった形で考えています。なかなか実態が把握しづらくなっています。

 

(NHK)

A、B、C店合わせて3店舗で33名、いずれも関係性があるという話で、先週の木曜日から拡大していますが、管内の病床のひっ迫状況はどうでしょうか。

 

(保健所医療業務担当部長)

今回の発表で既に入院された方が2名いて、入院に向け調整中の方が残り12名となっていますが、この調整中の方々につきましても入院先はほぼ決まったところまで行っている状況です。そして病床の状況ですが、現在市内の医療機関、何人かは市外の方にも搬送してそこに入っていただくという方もおりまして、全体として市内だけではだいぶいっぱいになってきた状況もありますが、市外等も含めて病床の受け入れについては、十分にまだ余裕がある状況です。受け入れ先の調整については、道または札幌市のご協力も十分にいただいています。

 

(NHK)

だいぶいっぱいということでしたが、市内の病床数に関しては何割程度埋まっているかはわかりますか。

 

(保健所長)

20いくつか…この辺は医療機関の考え方によるのですが、なるべく余裕を持たせたいと考えていまして、全部入れず、できれば市外の医療機関に入院をお願いして、重症患者が出たときに速やかに対応できるように市内の医療機関のベッドは空けておくというふうに考えています。

 

(NHK)

割合は分かりますか。

 

(保健所長)

今入っている分ですか。半分以上は埋まっています。

 

(保健所医療業務担当部長)

ただ、全床埋まっているわけではありません。

 

(NHK)

まだひっ迫している状態ではないですか。

 

(保健所長)

はい。余裕があるようにしています。

 

(共同通信)

今回の感染者の中で再陽性の方がいるか教えてください。

 

(保健所医療業務担当部長)

再陽性の方はいません。

 

(STV)

今回14人のカラオケ利用された方は全員お客さんで間違いないでしょうか。

 

(保健所医療業務担当部長)

全員お客さんということで間違いないです。

 

(STV)

その中でA、B、C店で被って利用されたのは最初の39例目の方がA店とB店を利用されていたのですか。

 

(保健所医療業務担当部長)

2カ所行かれている方は最初の方お一人です。

 

(STV)

A、Bのどちらを先に利用されたかはわかりますか。

 

(保健所長)

同じ日です。

 

(STV)

同じ日の中で、どちらを先に利用されたかはわかりますか。

 

(保健所長)

手持ちの資料ではわからないです。

 

(STV)

B店もC店もクラスターでしょうか。

 

(保健所長)

はい。

 

(朝日新聞)

A店、B店、C店のうち、A店は昼カラオケだけでなく夜も営業していたと聞いていますが、B店とC店についてはどうなのでしょうか。

 

(保健所長)

B店についても夜もやっているということです。C店についても同じです。

 

(朝日新聞)

BもCも夜も営業しているということですね。今回新たな感染者の14人の方は皆さん昼カラオケをしていたということでよいでしょうか。

 

(保健所長)

はい。

 

(北海道新聞)

昨日までの感染と合わせて現在のクラスターの人数と言いましょうか、51例目の方は非公表ですが、それぞれの合計人数は何名か改めて確認したかったのですが、A店であれば昨日まで11人ということで、26日の記者会見では出ていたのですが、その後、札幌の方でも行かれていたというお話もあって、その辺の数字の取り扱いについて確認したかったのですが。

 

(保健所医療業務担当部長)

札幌でどのような発表がされたか、子細のところまで承知しておりませんので、あくまでも小樽市分ということで申し上げると、A店につきましては昨日までは11名ということでしたが、本日39例目の方がA店、B店、両方行かれていますので、ここの取り扱いをどうするかというのがあると思いますが、その方をA店に含めると12名ということになります。B店の方は、既に3人の方ということで申し上げていましたが、そこに本日申し上げた9名の方が加わるということになります。C店の方は、昨日までの公表では2名ということでしたが、そこに4名が加わって、合計6名ということになります。

 

(北海道新聞)

お一人の方が二店舗利用されている場合は両方ともクラスターにカウントするという形でよいでしょうか。

 

(保健所医療業務担当部長)

そこはどういう取り扱いをすべきなのかまではここでは判断しかねますので、重複があるということで取り扱っていただくのが正確かと思います。

 

(北海道新聞)

休業要請をする日付としては本日、明日とか何か予定はありますか。

 

(市長)

どういう形にするかまでは考えていませんが、やることは決めましたので、この記者会見をもって、やるということで公表させていただくことでよいと思います。制度設計はこれからになります。お答えすれば本日からということでよろしいかと思います。

 

(読売新聞)

今回のクラスターに伴って、検査の総数は何件したのか、また、今実施中および検査する対象が何件・何人いるのですか。

 

(保健所長)

検査の対象数は約100名ぐらいですが、これから実施するものもありますので、それを含めて100ぐらいです。

 

(読売新聞)

それはいつも発表されている数字だと思うので、今出ませんか。

 

(保健所長)

21件、26件、28件、26件です。そのうち、これから検査の結果が出るのが、検体採取を終わったものが9件と9件と、まだ検体採取できていないのが5件です。

 

(読売新聞)

後ほどでいいので、紙で出してもらえませんか。

 

(保健所長)

かなり数が多くて、重複があるものですから、少し整理するのに時間がかかっています。後ほどお渡しします。

 

(読売新聞)

感染者が昼の利用者から出ていないというのもあるのですが、昼のカラオケと夜の利用者との位置付けの違いというか、利用状況が違うとか、認識があって昼カラオケの自粛を要請されているのか、それとも実態をもとにまず昼の利用を自粛ということで要請されたのか、その辺の補足をいただければと思います。

 

(市長)

いわゆる昼カラの調査をしたわけではないですが、今の感染の状況を見ていますと、昼カラの時間が長いということですね。だいたい1時から5時ぐらいまでやられているということと、それから高齢の方が圧倒的に多いわけで、今日も70代・80代の方が大半を占めていますので、少なくてもそこの部分は、通常、夜間にスナックでカラオケを楽しまれている方との差は圧倒的にあるのではないかと思っていますし、また、密集度の違いみたいなものも、やはり昼のカラオケの方が高いのではないかということで、いわゆる昼カラの方については、法的な根拠はありませんが、休業の要請をさせていただきますが、一方、夜のスナックでのカラオケについては別途自粛の要請はお願いしていきたいと思っています。お店の利用ではなくてカラオケの自粛は要請していきたいと思っています。

 

(読売新聞)

それは今をもって要請をするということですか。それとも状況を見て要請するということですか。

 

(市長)

やります。ただ、どういった形で周知をするか、これは飲食組合なんかとも相談をさせていただきたいと思っていますが、方針としては、本日そういった形で進めさせていただきたいということで決定をさせていただきました。

 

(STV)

B店について、名前の公表はありますか。

 

(市長)

公表はいたしません。この何日間、会見では毎回申し上げていますが、A店とB店については、今のところ感染経路が追えていますし、店舗の方からも全面的な協力をいただいているということで、非公表にさせていただいています。今回公表させていただいた店舗については、あくまでも感染が追えないところが一番大きな違いですので、そこについてはご理解いただきたいと思います。

 

(STV)

花園1丁目付近のカラオケ店でクラスターが発生しているということから、A店、B店、C店まとめて花園1丁目昼カラオケクラスターであったり、小樽昼カラオケメガクラスターのような認識はありますか。

 

(市長)

なんとも言えないですね。

 

(保健所長)

メガクラスターという言葉は、どちらかで使ったことがあるのでしょうか。こちらからで申し訳ないのですが。

 

(市長)

一般的に使われている言葉なのでしょうか。

 

(STV)

クラスターが大きくなればメガクラスターになるというのは札幌市の保健所の方でもときどき・・・出たことはないですが・・・

 

(市長)

これにあたるかどうかというお尋ねですか。

 

(保健所長)

今後検討させていただきます。まだ途中経過ですので。

 

(STV)

花園1丁目全体でクラスターと見ているわけでもないし、昼カラオケメガクラスターとして見ているのもまだ検討中ということですか。

 

(市長)

はい。

 

(北海道新聞)

C店に関してですが、感染経路が追えていないということでしたが、現時点で例えば何名程度の利用の見込みがあって、そのうち何名程度と連絡がとれていないなど、調査の段階で見えているものがあれば教えていただきたいのですが。

 

(保健所長)

先ほど検査した数は申し上げました。陽性の方が4名、陰性の方が15名、結果の出ていない方が9名、濃厚接触者が60名と、今のところ暫定的に把握しています。

 

(保健所医療業務担当部長)

濃厚接触者というのが、今月中に利用された方がだいたい60名ぐらいいらっしゃって、だいたいそのうち半分ぐらいが検査対象ではないかというふうに見ておりまして、ただ、まだ残る半分ぐらいの方の状況がよくわからないということがあって、今回、店名の公表というふうに至ったところです。

 

(北海道新聞)

60名のうち半分程度は市の方で捕捉されているという認識でよろしいですか。残る半分の30名はまだ連絡が取れなかったり、聞き取りができていない、追跡ができていない状況ということですか。

 

(保健所医療業務担当部長)

現時点での積み上げではそうなっているということで、まだこの数は今後変わってくる可能性はあるかと思います。

 

(北海道新聞)

この60というのは、本人の聞き取りができていない状況で、どういったものからこの60というものを積み上げているのでしょうか。

 

(保健所医療業務担当部長)

伝票がありましたので、それをご親族の方から提供していただいて、そこから名前を起こしてリストを作っているところです。

 

(北海道新聞)

その利用人数の積み上げが60名程度という状況ですか。

 

(保健所長)

名前がきちんと個人を特定できるような名前ではなく、いわゆる通称、あだ名のようなものですから、なかなか特定できず、連絡する場所もないということで、それで、今回店名の公表に踏み切って、利用した方については保健所の方に連絡していただきたい、ということで公表いたしました。

 

(読売新聞)

先ほどのC店の話で、6月1日以降に利用して不安な方というお話でしたが、この6月1日というのは営業を始めたときなのか、発症日から逆算してとか、どんな位置付けの日付なのでしょうか。

 

(保健所長)

感染源の特定というのを今回感染研究所の方でやった方がよいのではないかと、かなり広い範囲にとって、6月1日というと今回の感染とは直接関係がないような印象を受けるのですが、少し広めにとって、いったい誰から感染したか、その感染源の追究のためにはここまで広げてやるべきだというアドバイスをいただきました。それでこういう形になっています。

 

(読売新聞)

このお店は昼カラ営業というのは5月中もやっていたのでしょうか。

 

(市長)

確認が取れていません。

 

(北海道新聞)

今回発表された14人の、同じサークルに所属していたとか、そういった共通点はありますか。

 

(保健所長)

今回はサークルはありません。同じ店を利用していただけです。

 

(総務部長)

他にご質問はございませんか。無いようであれば、以上をもちまして、本日の緊急記者会見を終了させていただきます。

 

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