公開日 2020年08月20日
更新日 2021年02月05日
【小樽市立病院で集団感染(クラスター)が発生しました。】
小樽市立病院の病棟看護師の新型コロナウイルス感染を受け、昨日、感染可能性がある患者さん・医療スタッフ105名について検査した結果、新たに16名の感染が確認されました。本件につきましては、いわゆる「病院クラスター」が発生したものと認識しております。
市からのお知らせ
■動画データ:市長記者会見令和2年8月20日(外部サイト:YouTube)
下記のとおり、市長から発表がありました(午前11時00分~)
(総務部長)
緊急記者会見を開始させていただきます。本日の会見には、並木病院局長、信野病院長にも出席していただいています。それでは市長、よろしくお願いいたします。
(市長)
昨日に引き続きまして、新型コロナウイルス感染症の感染者の発生について、お知らせをさせていただきます。
昨日公表させていただきました、小樽市立病院の病棟看護師1人の新型コロナウイルス感染症への感染を受けまして、感染の可能性のある105人の患者や医療スタッフを検査した結果、新たに16人の感染が確認されました。昨日の1人と合わせて17人の感染が確認されたことになります。本件につきましては、医療機関における集団感染、いわゆる「病院クラスター」が発生したものと認識しておりますことから、緊急記者会見を行うこととなりました。
小樽市立病院は、感染症指定医療機関として新型コロナウイルス感染患者を受け入れるなど、感染症から市民の皆さんを守る中核的な医療機関としての役割を果たしてきましたが、このような事態になり、大変、残念に思っておりますし、利用されている患者やご家族の皆さんをはじめ、市民の皆さんには、多大なご心配、ご迷惑をお掛けすることになりました。改めまして深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
市としましては、市立病院に、今日同席していただいている信野院長を本部長とする現地の対策本部を早急に立ち上げることとし、病院局、保健所との連携強化を密にしながら、引き続き、PCR検査を徹底するとともに、すでに北海道からも医療スタッフを派遣いただけると伺っていますし、状況を見て、国に対して協力を要請していくなど、感染拡大、重症患者の発生を最小限に抑えるため、万全を期していきたいと考えています。
なお、16人の感染の判明が昨夜であったことから、各患者の情報につきましては、現時点で十分に整理ができていないことから、個々の詳細な情報につきましては、本日、午後5時を予定している記者会見の場において、改めて、報告をさせていただきたいと思いますので、ご了承いただきたいと思います。
この記者会見におきましては、まずは市立病院でのクラスター発生、そして今後の診療体制の方針について公表させていただくということでご理解をいただきたいと思っています。
私からは以上ですが、引き続き、病院局から説明をします。よろしくお願いいたします。
(病院局長)
小樽市立病院、病院事業管理者、病院局長の並木でございます。
本日は、急なご連絡にもかかわらずお集まりいただき、誠にありがとうございます。まずは、この度、集団発生という事態を招きましたこと、誠に申し訳なく思っております。また、患者様、そのご家族をはじめ、関係者の方々に多大なるご心配、ご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。今回、感染症に罹患した患者様、職員の方々には、一日も早い回復を祈念しております。
当院では、これまで信野院長を中心として、新型コロナウイルス感染院内対策拡大委員会を立ち上げまして、病院を挙げて、感染症の対応、そして職員の教育に力を入れてまいりましたが、今回このような事態を招きましたことを誠に残念かつ深く反省をしております。
今後の対応としましては、先ほど市長からご提言ありましたように、現地対策本部を立ち上げ、病院職員が医療に専念できるように、市役所および保健所からの応援の職員を派遣していただくことになっております。
それでは、これまでの経緯と現状の詳細につきまして病院長より説明させていただきます。
(病院長)
ただいまご紹介にあずかりました病院長の信野です。この度は大変申し訳なく思っております。それでは、お手元にお配りの資料に沿って説明させていただきます。当院におきましては、8月18日夜に職員1人、新型コロナウイルス感染症の陽性が確認されました。そうしたことから、翌8月19日に接触が疑われる3階東病棟職員や入院患者105人(職員71人、患者34人)に対し核酸増幅法による病原体遺伝子の検出を行ったところ、新たに職員6名、患者10人の陽性を確認いたしましたことをご報告させていただきます。
なお、検査につきましては、本日も引き続き、接触者の対象範囲を拡大し、行っているところであります。患者の受入体制につきましては、現在、疑似症を含め21人が入院中ですが、午後までに8床確保、計29床を確保する予定としております。さらに、状況に応じまして順次、拡大していく予定であります。
また、診療体制につきましては、昨日、21日まで緊急措置を講じると報告させていただいておりますが、来週も同様の対応を継続することを考えております。今後の対応策といたしましては、あらためて職員の体調管理や院内感染対策を徹底するほか、診療体制の一部休止などにより感染リスクの軽減を図ってまいりたいと考えています。
今回の感染源は、未だ同定できておりませんが、今回の院内におけるクラスター発生につき、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
私からは以上です。
報道機関から、下記のような質疑がありました。
(総務部長)
ただいまの説明につきまして、ご質問があればお受けしたいと思います。
(HTB)
これまで市立病院では感染者の受け入れを行っていたと思うのですが、今回は市立病院で対応するのか、別の病院に移すのか、どういう対応をされますか。
(病院長)
少なくとも当院の病床で対応できる範囲については当院で対応していくということになります。ただ、それを超える範囲となった場合には道への要請をして、他院への依頼をすることも必要になる場合はあると思っています。
(HTB)
今発生している17人は全員市立病院に入院していますか。
(病院長)
はい。
(HTB)
職員となっていますが、これは医師か看護師か、その内訳はどうですか。
(病院長)
医師は今のところ、まだ1人も陽性になっていません。
(HTB)
ということは全員看護師ということですか。
(病院長)
看護師、看護助手、事務職員です。
(読売新聞)
患者さんとは、これは入院の方なのか、内訳はわかりますか。
(病院長)
全員入院患者です。同じ病棟での入院患者です。
(読売新聞)
看護師、看護助手、事務職員ということですが、その内訳はどうですか。
(病院長)
看護助手1人、クラーク(事務職員)1人、あとは看護師です。
(読売新聞)
看護師は4人ですか。
(病院長)
そうです。最初の1人も看護師です。
(読売新聞)
対象拡大して検査というのはちなみに何人ぐらいいるのですか。
(病院長)
(昨日と)同数程度を今日は予定しています。
(読売新聞)
同数というのは約100人くらいですか。
(病院長)
そうです。
(読売新聞)
医療従事者が約700人〜800人いるということでしたが、全体をやるのか、どういう考え方ですか。
(病院長)
今日考えているのはまず隣の病棟、同一階隣の病棟を考えています。それから、関係したレントゲン等を2段階目と考えています。
(読売新聞)
同一階隣というのは3階の東病棟が昨日の発表でしたよね。
(病院長)
西病棟についても広げて、検査を拡大していきたいと考えています。
(読売新聞)
3階東病棟は主に循環器内科の患者さんが入院されているのですか。
(病院長)
心臓血管外科も含まれていますし、腎臓内科もあります。
(STV)
まず繰り返しになってしまうのですが、最初の3階の東病棟の診療科を教えていただけますか。
(院長)
診療科は、循環器内科、心臓血管外科、腎臓内科。
(STV)
この3階東病棟の方は、もうすでに検査を終えられているのですか。
(病院長)
終了しています。
(STV)
あとは西病棟になりますか。
(病院長)
一応同じ階でつながっていますし、間に患者さんが行き来し得るデイルームというのもありますし、あとスタッフの中でも場合によっては出入りするので、移動する可能性があるということも考えて、今日、検査を考えています。
(STV)
3階で勤務されている看護師さん、看護助手さんというのは、他のフロアで働くことはあるのでしょうか。
(病院長)
あまりないです。特に1人看護助手さんがいたので、同一フロア内で移動が起こりうるだろうということで、今日、同一階の隣の病棟の検査を考えているということです。
(STV)
今回感染が確認された患者さん10人、全員入院患者さんということですが、例えば同室での患者さんだとか、そういったところで何かしらの共通項というのはあるものなのでしょうか。
(病院長)
何かしらというか、ほぼ病棟全体に配置されていることになります。
(STV)
例えば同室で、個室かどうか分からないですが、例えば同室で、かかっている方とかかっていない方はいますか。
(病院長)
そういう方もいますし、そうでない方もいます。同じ病棟の中のいろんなところから発生しています。
(STV)
今のところ、今回の職員含めた17名の中で容体が重篤な方はいますか。
(病院長)
現在、重症者はいません。
(STV)
全員、軽症ですか。
(病院長)
そうですね。無症状もしくは軽症です。
(北海道新聞)
先程、対応できる範囲でということで入院病床の関係のお話しをされていましたけれど、最大で今、何床程度まで確保できる見込みなのでしょうか、いつくらいまでの時点で。
(病院長)
現在、今日午後広げて29人くらいまではなんとかいけるのかなと。さらに、もう一つの病棟を開放できれば、使用するようなことが可能となれば、さらにまずできるのがあとプラス6床くらい。ただそれには、かなり時間を要するのかなと思っています。患者の移動、それから他の病棟に移動するためには、他の病棟の空床を得られなければいけないということもあるので、すぐ移動するのは難しいかなと考えています
(北海道新聞)
当面はその29床の中で、やりくりしていくしかないということですか。
(病院長)
そう考えています。
(北海道新聞)
ちなみに今回、陽性が発覚・判明した入院患者の方は、そのコロナの感染症の病棟の方に移動されているのですか。
(病院長)
現在、そちらの方の病棟に移動しています。昨日の段階で、全員、昨日の夜までに移動が完了しています。
(北海道新聞)
その他、院内の感染の状況の把握というところに重きを置いていると思いますが、さらに院内の感染拡大を防ぐために行われている対応というのがあれば、どういったかたちで取り組んでいるのですか。
(病院長)
さらなる消毒の徹底とあと感染予防策の拡充ということになるかと思います。今回の起きた病棟は感染症病床ではない病棟だったということもあるので、さらに全般に対しても消毒の拡大も行っていくと。実際行っています。
(北海道新聞)
診療体制で、来週もと伺っているのですが、これは日付でいうと一週間延びまして、28日というイメージでよろしいでしょうか。
(病院長)
今後の発生状況によるかと思います。
(北海道新聞)
当然、状況による場合もありますけど、ここで示されている来週というのは。
(病院長)
来週いっぱいということです。まずは一週間というふうに考えています。
(UHB)
答えられる範囲でいいのですが、詳しい感染者の内訳について、看護師が男性か女性かというのを教えていただいてもいいですか。
(病院長)
看護師は全員女性です。
(UHB)
事務職員の方は・・・
(病院長)
女性です。
(UHB)
全員女性ですか。
(病院長)
一人女性です。看護助手さんも女性です。
(読売新聞)
最初に確認された看護師の方は、38度台の熱が一回出て、そのあと下がったと。その後も何日か勤務したと聞いているのですが、そのあたりのご対応でなにか課題あるいは見直すべき点があるのかないのか、端的にお願いします。
(病院長)
自己申告になっているので、通常は、発熱があった後は、上司に報告した上で勤務を行うかどうか相談することになっています。その点ではやはり徹底されていなかったことはあるかと考えています。
(読売新聞)
感染防止のその体制自体は、問題はなかったと。
(病院長)
体制としては確立したものを取っているのですが、完全に施行されていたかというと、こういうことが発生したことからはやはり、施行されていなかったのかなというふうに考えざるを得ないかなと思います。
(読売新聞)
現時点でなにかこう見直すべき点があるのかないのかはどうですか。
(病院長)
まずはやはり、本来の感染予防策を順守することが最大だと思っています。
(HTB)
繰り返しになりますが、職員6人が、全員女性ですか。
(病院長)
本来はその辺は、この場で言っていいのかどうか、問題点が。
(HTB)
では午後で。今回の16人は全員3階の東病棟で間違いないですか。昨日の方と同じ入院病棟であって…
(病院長)
そうです。
(小樽ジャーナル)
今日100名の方をまた検査中らしいのですが、5時の会見ではその結果というのはわかるのでしょうか。
(病院長)
昨日、結局全員出たのが最終的には19時半以降ということになっているので、今日の会見ではまだ判明はしないかと思います。
(小樽ジャーナル)
検査されている方は自宅待機されているのでしょうか。
(病院長)
自宅待機というか、まずその都度、病棟で検査していくということで、症状がない限り、自宅待機ということにはならないと思います。検査結果待ちということです。
(小樽ジャーナル)
PCR検査している方で症状のない方は、病院で今も、勤務をしている。
(病院長)
結果待ちになるかと思います。2〜3時間の間、検査待ちということです。
(TVh)
検査なのですけども、明日以降は何か決まっていますか。
(病院長)
さらに広げて、さらに明日も、やはりは同数くらいあるかと思います。
(TVh)
100人くらいですか。
(病院長)
さらにいろいろ対象が広がって、必要なものがでてきて、同じぐらいは、こなしていかざるを得ないかなと考えております。
(TVh)
現地対策本部なのですが、早急にというお話でしたが、具体的に設置する日にちが決まっていましたら教えてください。
(病院長)
今日にも、というようなかたちになるかと思うんですけども。
(HBC)
新規の入院患者さんと外来患者さんですね、受け入れを止めていると思うのですが、いつぐらいまでとかありますか。
(病院長)
やはり来週いっぱいは難しいかなと考えております。
(北海道新聞)
入院患者さんは、現在34人の検査ということで、全体としてどれぐらいいらっしゃるかという…
(病院長)
全病院で277人くらいです。
(北海道新聞)
当然、職員もそうですが、可能性があるとすれば、この入院患者さん全体に広がっていく、検査対象が広がっていく可能性もあり得るということでしょうか。
(病院長)
出方次第です。例えば、今日追加でレントゲンの職員とかも、検査を広げていくので、そういう患者さんでまた発生すると、当然、また、全科対応で調べなきゃならない可能性も出てくると思います。陽性者がどこで発生するかによってまた変わってくるかと思います。
(北海道新聞)
道からもスタッフ派遣をいただく予定だったということでしたが、何名ぐらい、どういった職種の方を今派遣していただく予定になっていますか。
(病院長)
基本的には事務的な作業をお手伝いいただくことになるかと思います。
(北海道新聞)
もう結構人数は決まっていらっしゃいますか。
(病院長)
いえ、まだ。
(読売新聞)
新しい16人のなかに軽症の方はいらっしゃるんですか。
(病院長)
軽症はいます。
(読売新聞)
症状はどんな症状になるのでしょうか。
(病院長)
発熱、それから味覚異常、嗅覚異常。あと、咽頭の違和感みたいなものが。
(読売新聞)
検査数もだいぶ多くなりましたが、これはどのように賄っているのでしょうか。検査能力的に地元でできるのでしょうか。
(病院長)
院内で87名、保健所に依頼が18名。病院内と保健所と両方でやりました。
(北海道新聞)
昨日の会見の時点で検査対象が80人くらいじゃないかというお話だったのですが、ここからさらに対策が…。
(病院長)
リハビリ科職員も追加で行っております。
(北海道新聞)
昨日の会見の後に、さらに追加…
(病院長)
ええ、リハビリ科職員ですね。リハビリ科職員も全例陰性でした。
(STV)
クラスターの総人数は17人という認識で間違いないでしょうか。
(病院長)
ということになるかと思います。院内発生者というのは。
(STV)
今日検査している中で、職員ないしは患者さんのご家族とかも含まれているのですか。
(病院長)
ある程度は含まれてくると思いますが、残念ながら職員の家族については、まだ全例調査が行き渡っていないという状況なので、すぐ今日、検査が対象になるかどうかというのは、今のところ決まっておりません。
(STV)
今のところ職員とか患者さんのご家族、いわゆる病院の外への広がりというのは確認されていますか。
(病院長)
1人、ご家族の方が入院されています。その1人だけです。
(STV)
それは今日の午後5時の発表の中に含まれる予定ですか。
(病院長)
予定です。
(STV)
少なくても今日の5時には16人プラス1人の17人分が小樽市の発表としてある可能性があるということですか。
(病院長)
はい。
(STV)
現地対策本部ですが、これはどういう形と言いますか、院内に部屋を設けて作るのか、あるいは外に何かしら作って・・・
(病院長)
院内に一室を用意して、そちらの方でさらに疫学調査も加えて行っていく必要が出てくるかなと考えております。
(STV)
体制としては何人規模で、どのようなことを行うというのは今のところの計画ではどうなっていますか。
(病院長)
今のところ人数までははっきりと決まっておりません。
(STV)
対策本部を置くことによって、どういうところがよりスムーズに進むのでしょうか。
(病院長)
事務的な処理、疫学調査、保健所と市からの事務的な職員および保健師の派遣と、あるいは今後、道の方からもクラスターに関する派遣を依頼していくことも必要になってくる可能性はあるかな、と思っております。
(STV)
一番は病院のスタッフが医療に・・・
(病院局長)
専念できるような。やはり正確なデータを送らなければならないということがありますので、そういうところで必要です。
(TVh)
今日やる検査の結果はいつ判明するのですか。
(病院長)
最終的には昨日の検査の最終が19時半だったので、今日も同じくらいになるかなと考えております。
(TVh)
5時の段階の発表は、あくまでも16人の方についての詳細ということになりますか。
(病院長)
他の関連の発表もあるかとは思います。
(TVh)
他の関連と言いますのは。
(病院長)
家族です。1人の家族関連の発表ということもあるかと思います。
(TVh)
(資料の)5番目の「救急患者の受入」のところで、「当院でしか対応できない疾患」とあるのですが、それはどういったものですか。
(病院長)
一般的には脳外科の患者さんで、他では対応できないものについて、当院で可能なもの、対応できる状態であれば対応せざるを得ないのかなと思います。ただ、それができなければ、やはり札幌への依頼をするということも考えられるかと思います。
(北海道新聞)
診療体制を一部縮小するということなのですが、現状、職員7人感染者が出ていますが、人繰り等に関しては現時点では今のところ大きな影響は・・・残っている人たちでやりくりができているような状況ですか。
(病院長)
現在発生した7人は3階の病棟で、患者さんは、陽性者は移って減っているということと、そこの病棟では陰性者で帰れる人は退院して、それ以外の人はその病棟に残っているという形になるので、減った看護師と、減った患者さん分で、なんとかやっていけるかなというふうに考えてはいます。
(読売新聞)
今まで公表された17人は3階の病棟の職員および入院患者さんということでよろしいですか。
(病院長)
はい
(読売新聞)
患者さんについて、年齢層の幅というのはどんなふうになっていますか。
(病院長)
年代については、まだ全例公表可能かどうかということまでは承諾をいただけていないので。
(読売新聞)
性別も当然・・・
(病院長)
まだ公表できないということになります。
(読売新聞)
職員6人については、全員性別女性ということですが、これはちなみに年齢の幅はいかがですか。
(病院長)
それもやはりちょっと承諾をいただいていないので。
(読売新聞)
そうですか。夕方にはその辺出していただけるのでしょうか。
(病院長)
承諾を得られた方は、何十歳代というような形で、道の方式に従って発表になるということになります。承諾を得られなかった方は、性別不詳、年齢不詳というかたちでの発表になるかと思います。
(読売新聞)
この問題、年代というのも一つのポイントですので、できるだけ出すようにご助力をお願いします。
(NHK)
札幌からのもらい物はあるのかどうか、今現在わかっている範囲で・・・例えば、感染された方の札幌滞在歴や、夜の街関連とか、そういったもので今わかっている状況の・・・
(病院長)
今わかっている中では(ありません)。
(共同通信)
感染が確認された方は皆さん軽症でよかったですか。
(病院長)
軽症か無症状です。
(共同通信)
内訳はわかりますか。
(病院長)
内訳は、軽症が4人、他が無症状です。発熱があった方、嗅覚異常・味覚異常、違和感とかそういった症状です。
(STV)
軽症4人の、無症状13人でいいですか、12人ですか。
(病院長)
13人です。
(共同通信)
昨日の看護師さんも含めて17人のうちの軽傷が4人で、無症状が13人ということですか。
(病院長)
ということになるかと思います。
(総務部長)
他にご質問はございませんか。無いようであれば、以上をもちまして、本日の臨時記者会見を終了させていただきます。また午後にご案内させていただくことになると思いますので、よろしくお願いいたします。