公開日 2021年11月25日
更新日 2021年11月25日
浄化槽とは
浄化槽は、トイレの汚水のみを処理する単独処理浄化槽とトイレの汚水と生活雑排水の両方を処理する合併処理浄化槽に大別されます。
平成12年の浄化槽法改正(平成13年4月1日施行)により、浄化槽の新設時には、原則合併処理浄化槽を設置することが義務付けられました。
また、既に設置されている単独処理浄化槽についても、合併処理浄化槽への転換に努めることとなりました。
単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換が必要な理由
私たちが流している生活排水は、河川や湖沼、海の水質汚濁の原因の一つとなっています。単独処理浄化槽では処理されないトイレ以外の生活雑排水は、生活排水全体の有機汚濁(水質を汚濁させる汚れ分:BOD)のうち70パーセント以上を占めると言われており、合併処理浄化槽に比べ排出量が8倍にもなります。
このため、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽へ転換することで、河川などの水質に与える影響を大幅に減らすことができ、側溝へ流す排水は、悪臭や害虫の発生も抑えられ、御家庭周辺の生活環境の向上にもつながります。
※BOD(生物化学的酸素要求量)とは、水質の汚濁を表す代表的な指標です。有機物を多く含んだ汚れた水ほどその数値が高くなります。
浄化槽の詳細については、環境省浄化槽サイト をご覧ください。
お問い合わせ
生活環境部 管理課
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