議会活性化推進会議

公開日 2023年03月17日

更新日 2023年07月21日

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議会活性化推進会議(令和5年4月30日現在)

 小樽市議会では、現在「小樽市議会活性化推進会議」を設置して、開かれた議会や審議の充実など、議会の活性化に向けた取組を進めています。

◆設置までの経緯

 議会の活性化ついては、平成19年9月から平成31年4月までの3期12年にわたって開催された議会活性化検討会議(第1次~第3次)において、多岐にわたり様々な項目を協議・検討し、その第3次議会活性化検討会議の最終報告で、今後は、議会活性化に資する取組は、項目を絞って集中的に議論を行うべきであるという報告が出されました。

 その趣旨を踏まえ、令和元年に新しい組織として「議会活性化推進会議」を立ち上げ、時代のニーズに合った議会活性化に関する議論を着実に前進させるため、項目を絞り、優先順位を付けた上で、順次検討を進めています。

 

◆開催実績

 第1回(令和元年11月1日)~第23回(令和5年2月24日)

◆組織構成

座長:千葉 美幸 副議長  (公明党) 

委員:中村 吉宏 議員  (自民党)、高橋 克幸 議員  (公明党)、

   丸山 晴美 議員  (共産党)、林下 孤芳 議員  (立憲・市民連合)、

   中村 岩雄 議員  (無所属)、前田 清貴 議員  (無所属)、小池 二郎 議員  (無所属)

◆検討項目と実施内容

インターネット等による議会中継                                  

 YouTubeを利用した議会のライブ中継と録画配信について、本会議場を使用する本会議ではすでに正式な実施となっていますが、常任委員会や特別委員会では、安定的な配信を行うための設備や人員体制等が整っていないことから、現在も試行を続けています。

 しかし、より開かれた議会を実現するため、令和4年第2回定例会からは、常任委員会を2日間開催とし、これまで配信してきた総務常任委員会に加え、もう一つの常任委員会についても、配信設備のある第2委員会室で開催することにより、中継できるようになりました。

 さらに、令和5年第1回定例会からは、第1委員会室にも配信設備を備えることで、全ての常任委員会と特別委員会のYouTube配信を可能としました。

 

ペーパーレス化(議場へのPC持込み、パワーポイントなどの利用に関する検討を含む。)         

 ペーパーレスの議会運営を目指し、タブレット端末とクラウド型ファイルサーバーを導入し、議会関連の資料や執行機関からの情報提供等をデータで受領できるようにしました。

 これにより、本会議や委員会にペーパーを持ち込む必要がなくなったほか、従来は議員控室に紙で配布されていた資料をクラウド型ファイルサーバーにデータを保存することで、Wi-Fi環境のある場所であれば議員が自宅等にいながら、いつでも資料を見ることができるようになり、情報をより早く受け取ることができるようになりました。

 活性化推進会議では、議会に関する議員配布資料の洗い出しを行い、定例会ごとにそれぞれの資料を各会派で何部必要かを、各議員のタブレット端末の使用状況や資料のボリューム・内容を考慮しながら一つずつ検討し、ペーパーレス化を進めています。

 ペーパーレスな議会運営は、紙や印刷に係るコストや手間を削減する効果があるほか、タブレット端末を使用できる環境であれば、どこにいてもクラウド型ファイルサーバーの資料を見ることができるなどのメリットがある一方で、議員がタブレット端末を使いこなす必要があったり、データでは見にくい資料があったりするなど、今後の課題も多いため、効率的な運営に向けて、引き続き検討を重ねてまいります。

 

◇ペーパーレスの進捗状況

 現在、定例会ごとに議会で使用する資料をペーパーレスにできるかどうかについて検討を行っており、取組状況は次のとおりです。

 定例会で使用する資料を下記に添付した資料のとおり一覧にまとめて検討を行ったところ、表中の34番以降の資料については完全ペーパーレスを実現しましたが、1番から33番の資料については、原則として各会派に1部のみペーパーで配布し、追加でペーパーが必要な議員ついては個別対応としました。(公明党、立憲・市民連合の所属議員については、全議員ペーパーレス対応のため、個別対応は行われておりません。)。

 定例会におけるペーパーレス実施資料一覧[PDF:314KB]

 

小樽市議会業務継続計画(BCP)の策定                                

 令和3年度に小樽市業務継続計画が策定されたことを受け、小樽市議会における業務継続計画の必要性と内容について協議しました。

 小樽市議会業務継続計画(BCP)(素案)を作成して、令和4年5月31日に議長に報告し、小樽市議会BCP検討会議を新規設立した上で、素案を引き続き検討し、早期策定を目指すことを提言しました。

 

代表質問、一般質問の在り方                                    

 代表質問を行う定例会を限定することや、代表質問と一般質問の性質の違いを意識した質問内容に見直すことなどについての意見が出た一方、今後も現状のまま変えずに行うべきであるという意見もありました。

 本件は議会の根幹に関わる部分であるため、引き続き議論を進めていくこととしました。

 

◆議長答申(最終報告)

 これまで議論してきたことを次期へ引き継ぐため、その内容をまとめ、議長に報告しました。

 活性化推進会議議長答申の様子[JPG:444KB]

お問い合わせ

議会事務局
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線503・504・505
FAX:0134-22-2315
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