公開日 2023年02月17日
更新日 2023年08月04日
自動で119番に発信する機能とは?
近年発売されたスマートフォンには、車が激しい衝撃を受けた場合に車内のスマートフォンが衝突事故を検知する機能が搭載され、初期設定で有効になっているものがあります。
iPhoneやAppleWatchの場合、この機能が作動する流れは次のとおりです。
- 激しい衝撃を検知すると、機種などによっては、警告音と画面上に警告が表示される。
- 一定時間操作がない場合、119番に発信する。
- 消防機関に対して音声メッセージによる自動通話が行われ、端末の位置情報が消防に共有される。
※iPhone14以降の場合、設定Appからこの機能の設定状況を確認することができます。
車の衝突事故だけを検知するの?
車の激しい衝突事故が起きたとき以外にも、
- 運転中に急ブレーキをかけた。
- スキーやスノーボードで滑走中に転倒した。
- スマートフォンを落とした。
- ジェットスキーを利用していた。
などのように、けが人が発生していないような状況でも、119番に発信されることがあります。
救急車などが必要ないのに119番が発信されたときは?
救急車などが必要ないのに119番が発信された場合、電話を切らずに「間違えた」とお伝えください。
また、消防から折り返し電話をすることがありますので、必ず電話に出て救急車や消防車が必要かどうかをお伝えください。
「間違えた」など会話をせずに電話を切ったり、折り返し電話に応答がない場合には、発信場所付近に消防車両で向かい、倒れている人がいないかなど通報者の捜索を行うことがあります。
皆さんのご理解とご協力を!
市内においても、救急車などを必要としないスキー場からの119番自動通報が発生しています。
この機能についてご理解いただき、119番通報の適正利用にご協力をお願いします。
より詳しい内容を知りたい方は、総務省消防庁ホームページ「スマートフォンから自動で発信する機能について」をご覧ください。
問い合わせ先
消防本部警防課
〒047-0024 小樽市花園2丁目12番1号(消防庁舎4階)
電話:0134-22-9137 ファクス:0134-22-5345
keibo@city.otaru.lg.jp