風しんについて

公開日 2023年06月01日

更新日 2024年01月04日

風しんとは

  風しん
症状
  • 風しんウイルスによって引き起こされる発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。
  • 妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、出生児が先天性風疹症候群を発症する可能性があります。
  • 毎年男性が風しん患者の過半数を占め、男性の中では20-50代の占める割合が6-7割で推移しています。

潜伏
期間

  • 14-21日(平均16-18日)とされています。
感染
経路
  • 飛沫感染(感染者の唾液に含まれているウイルスが咳等で飛び散り、それを吸い込むことにより感染します。)
  • 接触感染(ウイルスが付着したものを触った手で、口や目の粘膜に触れることで感染します。)

【感染しやすい期間】

 ウイルスの排出は、発しん出現7日前から出現後7日目頃まで認められ、臨床症状が軽快した後ウイルス排出量は著減するとされています。

予防
方法
  • 風疹ワクチンを2回接種することで、99%以上の人が免疫を獲得できます。

【5期定期接種】
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性(令和7年3月31日までの間に限る)
※接種を受ける前に、風しんへの抵抗力を確認するため、風しん抗体検査(無料)を受ける必要があります。詳しくは、下記のリンクを御覧ください。
風しんの追加的対策(風しん抗体検査及び風しんの第5期の定期接種) 

治療法 特別な治療法はなく、症状を軽くするための治療がなされます。
近年の
流行
状況
  • 秋から冬にかけて流行がみられます。

MR(麻しん風しん混合)ワクチンを就学前に2回接種しましょう

 北海道では「MR(麻しん風しん混合)ワクチン(以下「MRワクチン」)の定期予防接種の接種率が95%以上」を目標としていますが、小樽市内の令和3年度の接種率は90.8%と目標を大きく下回っています。
 麻しん風しんは、抗体を持っていない方は、感染するとほぼ100%発症するといわれています。
 抗体を確実につけるためにも、麻しん風しんの予防接種を受けたことがない方は、MRワクチンを「就学前に」「2回接種」することを強くお勧めします。
 確実に免疫を獲得するためには、2回の接種が必要です。感染症のり患や流行により、ワクチン接種を逃さないように、定期予防接種の対象になったら、できるだけ早い時期にワクチンを接種しましょう。
 各種予防接種の詳細については、小樽市保健所ホームページ「予防接種」のページを御覧ください。

【普及啓発ツール】
 下記のリンクから普及啓発資料をダウンロードし、対象となるお子さん及び保護者さまへの周知啓発にご活用ください。
 麻疹・風疹ワクチンなぜ2回接種なの?|NIID 国立感染研究所(外部サイト)
 MRワクチン|使える!予防接種の啓発ツール|ワクチン接種啓発ツール|ワクチン.net(外部サイト)
 啓発ツール|厚生労働省(外部サイト)

関連リンク

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3110
FAX:0134-22-1469
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