消費生活・消費者問題の注意喚起情報 (令和6年度)

公開日 2024年07月04日

更新日 2024年09月04日

令和6年度 注意喚起情報一覧

 

人気ブランドのヘルスケア又はオーディオ家電等を販売すると称する偽サイトに注意!

 オムロン又はアンビーのブランドロゴを使用した偽広告偽サイトをインター ネット上に公開し、あたかもオムロン又はアンビーの正規品を販売するかのように誤認させ、実際はオムロンとは関係のない商品やアンビーのロゴが表示されている模倣品などが届く事案が発生しています。
 ウェブサイトで商品を注文する前には、以下のことを確認し、トラブルに遭わないよう十分注意してください。
 

ーー気を付けるポイント!ーー

ブランドロゴが表示されているだけでは危険

  • ブランドロゴだけで信用することなく、その事業者の公式サイト等に偽サイトに関する注意喚起情報がないか確認しましょう。
  • アンビーについては、外箱や充電ケース、イヤホン本体等にブランドロゴが表記された一見して模倣品と見分けることが困難な商品が届いた事例もありました。

URLやドメインに違和感はないか

  • 公式通信販売サイトのURLであるかきちんと確認しましょう。偽サイトによっては、公式通信販売サイトのものに酷似したURLが使われている場合もありますので注意が必要です。
  • JC3(一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター)では、収集した偽ショッピングサイト情報をScamAdviser(SAGICHECK)に提供しています。この情報は「SAGICHECK」(https://sagicheck.jp/)にて確認できますので、これを利用して ウェブサイトの危険性の有無を確認してください。ただし、インターネット上の情報は日々変化しており、「SAGICHECK」の判定結果は完璧ではありませんので、この点に注意して使用してください。

「特定商取引法に基づく表示」はあるか

  • 特定商取引法では、事業者が通信販売をする場合の広告において、事業者の氏名(名称)、電話番号等を表示することを原則として義務付けていますが、本件偽サイトには、本件事業者名や電話番号等の表示がないものが多くありました。 ウェブサイト上に、電話番号などの連絡先を含めて特定商取引法に基づく表示がされていることを確認の上、トラブルに備えて注文画面等をスクリーンショットで残しておきましょう。

 極端な割引を行うかのように示すものでないか

  • 本件偽サイトには、「お買い得2点目3,000円値下げ期間限定」、「最後の1時間限定60%OFF!」等と複数台を購入すると単価が安くなることや大幅に値引きして販売しているかのように表示しているものがありました。

不自然な日本語の表示はないか

  • 本件偽サイトの中には、「スマート頸椎マッサージャーい」、「耳をふさがらなく・・・」などといった不自然な日本語の表示がありました。

商品代金の支払方法が限定的ではないか

  • 公式通信販売サイトでは通常、消費者のニーズに応えるべく多様な支払方法を選択することが可能ですが、本件偽サイトでは、代金引換払又はクレジットカード払に限定されていました。限定的な支払方法の場合は注意が必要です。

 

【消費者庁公表】人気ブランドのヘルスケア又はオーディオ家電等を販売すると称する偽サイトに関する注意喚起(外部サイト)

 

災害時にも活躍する携帯発電機やポータブル電源の事故と停電復旧後の通電火災に注意!

 自然災害による停電の際にも使用される携帯発電機やポータブル電源において、誤った方法で使用したことによる一酸化炭素中毒の発生など、製品起因によらない事故が発生しています。
 また、自然災害による停電の復旧後、地震や大雨等の影響を受けて損傷した電気製品を使用したり、電熱器具が周囲の可燃物に接触していたりすることで、発火する可能性もあるため注意が必要です。
 

ーー気を付けるポイント!ーー

携帯発電機について

  • 屋内では絶対に使用しないでください。発電機運転中の排ガスには一酸化炭素が含まれており、屋内で使用すると一酸化炭素中毒になるおそれがあります。
  • 屋外であっても、自動車内やテント内で使用すると屋内と同等の危険性があります。排ガスが逆流しないように出入口、窓などの開口部から離れたところ、かつ、風通しの良いところで使用してください。

ポータブル電源について

  • 落としたりするなど衝撃を与えないようにしてください。もし、強い衝撃を与えてしまった後、発熱、変形などの異常を感じた場合は、使用を中止して製造・輸入・販売事業者の修理窓口に相談してください。
  • 高温環境下での使用は控えてください。また、長期間使用しない場合は、箱に入れて直射日光が当たらない冷暗所に保管しましょう。
  • 屋外では、防水・防塵性能を有する製品の使用を検討しましょう。

停電復旧後の通電火災を防ぐために

  • 地震が発生した際に可燃物が散乱しないように、家具はできるだけ壁に固定しましょう。あわせて、電気ストーブ等の電熱器具の周辺に可燃物を置かないように日頃から意識しましょう。
  • 自宅から避難する際に時間的な猶予がある場合は、停電復旧時に異常のある製品に通電されることによる事故を防ぐため、分電盤のブレーカーを切ってください。日頃から分電盤の位置や操作方法を確認しておきましょう。
  • 停電復旧時における意図しない作動による火災を防ぐため、特にヒーターを内蔵した電気ストーブ等の電熱器具は、停電時には電源プラグをコンセントから抜きましょう。
  • 停電復旧後、浸水などによる被害を免れた製品を使う際は、機器などの外観に異常がないか(電源プラグやコードに損傷はないか、製品に焦げた痕はないか、など)を確認の上、分電盤のブレーカーを入れ、機器の電源プラグを1台ずつコンセントに差し、様子を確認しながら使用しましょう。異音や異臭がする場合は必ず使用を中止し、メーカーや販売店に相談してください。

 

【消費者庁公表】災害時にも活躍する携帯発電機やポータブル電源の事故と停電復旧後の通電火災に注意!(外部サイト)

 

「低価格・高リスク」の非純正バッテリーに注意!

 近年、繰り返し充電して使用できる「リチウムイオン電池搭載製品」は、私たちの生活に欠かせないものとして普及が進んでいますが、その一方で、安価で入手しやすい「非純正バッテリー」で火災を伴う事故が多く発生しています。
 バッテリーには可燃性の電解液が含まれており、一度発火すると大きな火災に発展するおそれがあります。事故のリスクを減らすには、安全保護装置の適切な設計や品質管理等が不可欠ですが、非純正バッテリーの中には、安全対策や品質管理が不十分で事故のリスクが高いものがあり、万が一事故が発生した場合、事業者の補償を受けられない、事業者と連絡が取れないなどの事態が発生する可能性もあります。
 非純正バッテリーは純正品に比べて“低価格”のものも多いですが、これらの中には“高リスク”のものが潜んでいることを認識しましょう。 

【リチウムイオン電池搭載製品の例】
  スマートフォン、ノートパソコン、充電式掃除機、充電式電動工具、電動アシスト自転車など

ーー気を付けるポイント!ーー

非純正バッテリーが抱えるリスクについて

  •  設計に問題があり、異常発生時に安全保護装置が作動しない場合がある。
  •  品質管理が不十分で、通常の使用であっても事故に至る場合がある。
  •  事故が発生した際に、事業者の対応や補償を受けられない場合がある。

メーカーからのお知らせ及びリコール情報を確認する

  • バッテリーを取り付ける機器本体のメーカーのホームページに非純正品に関する注意喚起が掲載されているか確認する。
  • 使用しているバッテリーがリコール対象ではないか確認する。

 

【消費者庁公表】「低価格・高リスク」の非純正バッテリーに注意~建物が全焼に至った火災も~ | 消費者庁 (caa.go.jp)(外部サイト)

お問い合わせ

生活環境部 生活安全課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線226・295・389
FAX:0134-22-1345
このページの
先頭へ戻る