公開日 2025年04月23日
更新日 2025年04月23日
春の火災予防運動実施中!(令和7年4月20日から令和7年4月30日まで)
全道一斉に春の火災予防運動を実施中です。
北海道は、雪解けが進むと空気も乾燥して強風の傾向があり、枯草が燃えるなどの火災が発生しやすい環境になります。小樽市でも毎年数件発生しています。
全国でも大規模な林野火災も多く発生しており、「屋外でごみなどを燃やす行為」や「たばこのポイ捨て」などは絶対にやめましょう!
住宅用火災警報器は10年を目安に交換しましょう!
住宅用火災警報器は、火災を感知するため常に作動しています。その寿命は10年とされています。
「いざ」というときに住宅用火災警報器が適切に作動するように、定期的に作動確認を行い、設置後10年を目安に交換しましょう。
平成16年から住宅用火災警報器の設置が義務化されています。まだ住宅用火災警報器をご自宅に設置していないご家庭がありましたら、お早めに設置をお願いします。
身近に潜む電気火災
電気火災とは、電気や電気製品に関わる火災のことです。
身の回りには様々な電気機器があり、適切に使用しなければ火災が発生する危険性があります。
- リチウムイオン電池
モバイルバッテリーやスマートフォンなどに使用されています。「高い所から落下して衝撃を受けたモバイルバッテリーを使用していたところ出火した事例」や「リチウムイオン電池が内蔵された電気製品を燃やさないごみとして捨てるなど不適切に廃棄したため、ごみ収集車やごみ処理施設などで出火した事例」があります。
電池が膨らむなど少しでも異常があれば使用をやめましょう。廃棄方法はこちらをご覧ください。
小型充電式電池を取り外せない電池一体型のものは、市内の消防署、支署(所)、出張所でも引き取りを行っています。
- 家電製品
電子レンジでは、「食品を必要以上に加熱したことによる発火」、「包装にアルミなどが使用された容器を加熱したことによる発火」、「内部の油汚れによる発火」などがあります。一見、紙パックに見えても内側にアルミが使われている容器があるため、注意が必要です。「調理中はその場を離れない。」、「普段から電子レンジ内を清掃する。」、「アルミなどの金属が使用されていないことを確認してから加熱する。」など心掛けましょう。
エアコンでは、清掃中に誤って洗浄液を電気配線にかけてしまい、拭き取ることなく稼働させると、配線がショートして発火する場合があります。
- プラグ・コード類
家電製品に共通するプラグやコード類でも火災が発生しています。
「コードの折れ曲がりやプラグの差し込み不足による通電不良による出火」
「差し込み口にほこりが付着することなどで出火するトラッキング現象」
「コードがタンスなどで踏みつけられ、断線したことによる出火」
「たこ足配線による発火」
「コードを束ねていたことで蓄熱され出火」
プラグやコード類は家具や家電の物陰にあることが多く、日頃から目に付かず気にすることは少ないと思いますが、春の火災予防運動を機に点検と清掃をお願いします。