高木陽春写真展「みちノヒカリ」小樽に生きる人と風土を見つめて

公開日 2025年06月26日

更新日 2025年06月26日

中村善策記念ホール(市立小樽美術館1階)

中村善策についてはこちらのページで詳しい説明があります。

高木陽春写真展夏ミニ表高木陽春写真展夏ミニ裏
高木陽春写真展のチラシ(表面)は、こちらをご覧ください。[PDF:1.78MB]
高木陽春写真展のチラシ(裏面)は、こちらをご覧ください。[PDF:2.8MB]

 

 趣旨

高木陽春(たかぎ・ひはる)は18歳のとき写真学校に通う先輩と自作した暗室で、自分が撮影した写真が浮かび上がってくる現象に感動を覚えたことから、この道に進みました。
2007年大学卒業後、岡田久仁子に師事、続いて2014-2022年立木義浩に師事し独立しました。
 高木は2023年夏、雑誌『Maintainable』の撮影をきっかけに初めて小樽を訪れました。続いて、翌年以降に何度か再訪し、夏・冬・春の三季にわたって、同地を歩き、海獣、植物、空、山、海、人にふれ、そこで「生と死」を思考します。彼は、「北海道の一地方都市でありながら、北海道でないような異空な世界」「街がミニマムに形成されていて、そこから宇宙が広がっている」印象を小樽から感じとりました。
高木陽春の写す小樽は、いわゆる観光都市として小樽を象徴するアイコニックなものではありません。また、典型的な“ノスタルジー”だけでもない、今に生きる私たちの小樽の一瞬を切り取っています。
彼は撮影スタイルについて、「とにかく撮り続けること、それしか答えが無い」さらに「肉体が死ぬまで、撮り続けられる心体を維持し続けたい」と語っています。
 本展では、常設展示室である1階中村善策記念ホールでの初の写真展として、フォトグラファー・高木陽春を迎え、常設展示室の印象を変え、現代に生きる私たちに小樽への新たな視点を提供します。高木によって小樽の夏と冬、春に見いだされたさまざまな詩情や美を、中村善策の季節の風景とともにお楽しみいただき、何かあらたな発見や共感を抱いていただければ幸いです。

会期

2025年7月19日(土)〜2025年10月12日(日)

 

関連イベント

◆Ⅰ高木陽春によるギャラリートーク
  
本展出品のフォトグラファー・高木陽春が自作について展覧会場で語ります。ご来場の皆様と気軽に自由に対話します。ご質問もどうぞ。
 日時:7月19日(土) 午後2時~午後3時
    7月20日(日) 午後2時~午後3時
 会場:美術館1階 中村善策記念ホール
    料金:観覧料のみ
 申込:7/1から電話受付開始。
   (0134-34-0035)に電話してください。※要予約

◆Ⅱ高木陽春のポートレート撮影会
  
展覧会を見に来られた「あなたのポートレート」を高木陽春が撮影します。下記の2日間のうち撮影日、時間をご指定いただき、プリントサイズを選ばれお申込みください。
 日時:8月 9日(土) 午前11時~午後4時
    8月10日(日) 午前11時~午後4時
 撮影場所:美術館1階中村善策記念ホール
    料金:観覧料
    プリント代(サイズにより価格がかわります)※観覧料とは別途料金
    2Lサイズ→1,000円(1枚) 6切サイズ→2,000円(1枚) ▲その場でお渡しします   
 申込:8/1から電話受付開始。
   (0134-34-0035)に電話してください。※要予約

◆Ⅲ竹形貴之ギターコンサート
  
写真展「みちノヒカリ」会場で、高木陽春の世界を音楽とともにお楽しみいただくひとときです。ゲストにクラシックギターの竹形貴之氏をお迎えします。
 日時:10月11日(土) 午後2時~午後2時40分
 出演:竹形貴之 氏(ギタリスト)
 定員:先着50名様 ※要予約
 会場:美術館1階 中村善策記念ホール
    料金:観覧料のみ    
 申込:7/1から電話受付開始。
   (0134-34-0035)に電話してください。※要予約

 

フォトグラファー・高木陽春 来館日程

  • 7月19日(土)、20日(日)
  • 8月9日(土)、10日(日)
  • 9月6日(土)、7日(日)
  • 10月11日(土)、12日(日)

お問い合わせ

教育委員会教育部 市立小樽美術館
住所:〒047-0031 小樽市色内1丁目9番5号
TEL:0134-34-0035
FAX:0134-32-2388
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