特別展Ⅰ 回帰抄~福井爽人・福井時子日本画展

公開日 2026年04月04日

更新日 2026年04月04日

福井爽人ver(表)チラシミニ福井時子ver(表)チラシミニ
日本画展(福井爽人)のチラシは、こちらをご覧ください。[PDF:600KB]
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日本画展(裏面)のチラシは、こちらをご覧ください。[PDF:1.04MB]

趣旨

 福井爽人と福井時子は、ともに東京藝術大学日本画科に学び、岩橋英遠、のちに平山郁夫に師事し、日本美術院を舞台に画業を切り拓いた北海道出身の日本画家です。兄妹は五人家族で昭和二十九年までの多感な時期を小樽市で過ごしました。父は北海道庁立小樽中学校の英語教師であり、同僚の美術教師に子どもたちの指導を依頼。爽人は中学校美術部で画集や顧問の影響から、画家を志すようになりました。
 その後、父の転勤にともない一家は東京へ移住。爽人は日本大学芸術学部に、時子は都立駒場高等学校芸術科に進学し制作に励みます。進路に迷う兄を平山郁夫へと結びつけたのは時子でした。平山は「これからは内弟子より大学で学ぶ時代」と助言し、爽人と時子は、東京藝術大学日本画科に入学、同じ学び舎で青春を過ごすこととなります。

 爽人は従来の院展にはない清新な画風で頭角を現し、数々の受賞を経て同人に推挙され、次世代を担う日本画家として期待を集めました。のちに東京藝術大学教授に就任し、インドや中国への取材を重ねて画境を深め、壮大なロマンに満ちた画風を確立します。

 時子もまた院展で奨励賞を受け、特待に推挙されました。花や鳥、草木や小動物を描き出す清らかな夢の世界に独自の個性を示し、外務省による作品買上の栄誉にも輝きました。さらに円地文子の著作『砧』『夢うつつの記』(文藝春秋)の装幀を手がけるなど、創作の幅を広げています。

 本展は、福井爽人と福井時子がともに感性を培った小樽の地で開催される、初めての兄妹二人展です。時子は小樽での展覧を心持ちにしながら令和六年、逝去しました。兄妹はそれぞれ異なる理想を追い求めながらも、育った環境と同門ゆえの色彩感覚や抒情性、装飾性に共通点が見られます。
 東京で花開いた二人の絵筆が、妹の逝去を機に故郷・小樽で響きあう———本展は、兄妹の絵画による対話であり競演です。

 

会期

令和8年4月25日(土)〜令和8年7月12日(日)

休館日:毎週月曜日(5/4を除く)、4/30(木)、5/7(木)、8(金)、12(火)、13日(水)

 

関連事業 

関連事業 ミニ
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◆福井爽人アーティストトーク「小樽から出発した私と妹の歩み」
 日時:4月25日(土) 午後2時から午後3時30分
 出演:福井爽人 氏(日本画家)
 聞き手:伴野昭人 氏(北海道新聞社編集局文化部編集委員)
 会場:美術館1階研修室
 料金:観覧料のみ
 定員:80名様 ※座席数に限りがございます。
 申込:電話受付(0134-34-0035)に電話してください。※要予約

◆堀きよ美×竹形貴之~朗読とギターのひととき
 6.14堀きよ美カット6.14竹形貴之カット
 日時:6月14日(日) 午後2時から午後3時30分
 出演:堀きよ美 氏(女優/朗読)、竹形貴之 氏(ギタリスト)
 会場:美術館2階企画展示室
 料金:観覧料のみ
 定員:50名様
 申込:電話受付(0134-34-0035)に電話してください。※要予約


 

※令和7年1月4日(土)より、市立小樽美術館の観覧料についてはキャッシュレス決済が利用できるようになりました。利用できるキャッシュレス決済の種類や注意事項など詳しくはこちらをご覧ください。
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普通観覧料

(美術館のみご覧になれます)

共通観覧料

(美術館と文学館の両方をご覧になれます)

一般

700円(560円)

800円(640円)

高校生

市内にお住まいの70歳以上の方

350円(280円)

400円(320円)

中学生以下と障がい者(注)

無料

無料

※()は20名様以上の団体料金、

※(注)障がい者:身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方

お問い合わせ

教育委員会教育部 市立小樽美術館
住所:〒047-0031 小樽市色内1丁目9番5号
TEL:0134-34-0035
FAX:0134-32-2388
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