市長記者会見記録令和8年10月30日

公開日 2026年10月30日

更新日 2026年10月30日

市からのお知らせ

■動画データ:小樽市長記者会見 令和8年10月30日 - YouTube


■会見資料1:市功労者[PDF:503KB]
■会見資料2:観光住民アンケート[PDF:110KB]
■会見資料3:おもてなしセミナー[PDF:401KB]
■会見資料4:高齢者等世帯臨時生活支援事業[PDF:162KB]
■会見資料5:市関連システム不正アクセス・PHP脆弱性対応[PDF:192KB]

 

下記のとおり、市長から発表がありました(午前11時~)。

(総務部長)
定刻となりましたので、これより市長定例記者会見を始めさせていただきます。それでは、市長、よろしくお願いします。 
(市長)
はじめに、「小樽市功労者の決定」についてです。お手元に資料を配付しております。令和8年度の小樽市功労者として自治振興功労の分野で浅原千代治氏を、教育文化功労の分野でおたる潮太鼓保存会をそれぞれ表彰することを決定しました。浅原千代治氏は、ガラス工芸の魅力向上などを通じて「ガラスの街・小樽」の礎を築かれ、本市の文化振興、観光振興に多大なる貢献をなされました。また、おたる潮太鼓保存会は、第1回「おたる潮まつり」を契機に結成され、長年にわたり郷土芸能の継承や郷土愛の醸成に多大なる貢献をなされました。毎年、市の振興発展に顕著な御功績のあった方を「小樽市功労者」として決定し、現行の規則のもと表彰を行うようになりました昭和45年以来、昨年度まで、156の個人・団体の皆様を表彰させていただいております。なお、小樽市功労者表彰式は11月30日16時に執り行う予定となっております。
次に、「観光に関する住民アンケート」についてです。お手元に資料を配付しております。本市では、小樽観光協会と連携し、持続可能な観光地域づくりに向けた取組を推進しておりますが、このたび、小樽観光協会において、市民の皆さんを対象とした観光に関する住民アンケートを実施いたします。観光は地域経済を支える重要な産業でありますが、その発展には、地域にお住まいの皆さまのご理解とご協力が欠かせません。そのため、観光に期待していることや良いと感じていること、また、困っていることなどについて、市民の皆さんの率直なご意見をお聞かせいただきたいと考えております。いただいたご意見は、今後の観光施策の検討や、小樽観光協会が進める観光地域づくりに活かしてまいります。アンケートへの回答は、広報おたる11月号に掲載する二次元コードから行うことができ、回答期限は12月11日までとなっております。スマートフォンやパソコンから簡単にご回答できますので、多くの市民の皆さんのご協力をお願いいたします。
次に、「おもてなしに関するセミナー」についてです。お手元に資料を配付しております。本市では、おもてなしの推進を目的として、小樽おもてなし認証推進協議会の取組を支援しておりますが、11月17日に小樽経済センタービルにおいて、同協議会主催のセミナーが開催されます。セミナーでは、日本インバウンド連合会理事長の中村 好明(なかむらよしあき) 氏を講師に迎え、インバウンドとアウトバウンドの好循環を生み出す「ループバウンド」の考え方や、全国の先進事例を交えながら、おもてなしを通じた地域活性化についてご講演いただく予定です。おもてなしの推進は、観光客の満足度向上や再訪促進だけでなく、地域経済の活性化やまちの魅力向上にもつながる重要な取組であると考えております。今回のセミナーは、観光、飲食、宿泊、小売、交通、サービス業をはじめ、地域に関わる多くの皆さんにとって、ご参考となる内容となっておりますので、多くの事業者や市民の皆さんにご参加いただき、小樽らしいおもてなしについて考える機会としていただければと考えております。なお、参加申込みやセミナーに関するお問い合わせは、小樽おもてなし認証推進協議会の事務局である小樽観光協会までお願いいたします。
次に、「高齢者等世帯臨時生活支援事業」についてです。お手元に資料を配付しております。本事業は、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、特に家計への影響が大きいと考えられる世帯に対し、臨時的な支援を行うものです。対象となるのは、令和8年9月1日現在で本市に住民登録があり、世帯全員が令和8年度住民税非課税である世帯のうち、75歳以上の高齢者のみで構成される世帯、重度心身障害者医療費助成を受給している方が世帯主の世帯、児童扶養手当を全額受給しているひとり親世帯などとなります。対象世帯数は約13,000世帯を見込んでおり、1世帯当たり6,000円を給付いたします。対象となる世帯には、10月下旬から順次案内を発送しております。市で振込口座を把握している世帯については、原則として手続不要で給付を受けることができますが、口座変更を希望される場合や、本年1月1日以降に本市に転入した世帯などについては申請が必要となります。給付開始は12月上旬を予定しており、できる限り年内の支給完了を目指して事務を進めてまいります。依然として物価上昇が続く中、本事業が対象世帯の負担軽減の一助となることを期待しており、市民の皆様が安心して生活できるよう、引き続き必要な支援に取り組んでまいります。
最後に、「市関連システムにおける不正アクセス事案およびPHP脆弱性対応に伴うホームページ等の停止について」についてです。お手元に資料を配付しております。まず、システムの不具合やサービス停止により、市民の皆様に大変なご不便をおかけしておりますこと、また、委託先事業者への不正アクセスに伴い、個人情報の漏洩、あるいは漏洩の可能性が発生しておりますことにつきまして、深くお詫び申し上げます。はじめに、今回発生いたしました各事案の概略についてご説明いたします。一つ目は、市関連システムにおける不正アクセス事案です。登録制メール及びNET119(ネット・いちいちきゅう)を運営する事業者「株式会社アルカディア」のシステムに対し第三者による不正アクセスがあり、メールアドレスや氏名、住所などの個人情報が漏洩した可能性があることが確認されました。当該システムについては現在影響調査が進められておりますが、サービス自体はすでに復旧しており、通常どおりご利用いただけます。また、本市が利用するふるさと納税ポータルサイトを運営する事業者「株式会社トラストバンク」の「ふるさとチョイス」関連システムにおいても外部からの不正アクセスがあり、全国で約445万件の会員情報の漏洩が確認されたとの報告を受けております。現在関連サービスは停止中で、事業者より対象会員へのメール連絡や原因調査、再発防止策の取り組みが進められております。二つ目は、PHP脆弱性対応に伴うホームページ等の停止についてです。10月21日付けで報じられたプログラミング言語「PHP」の脆弱性への対応及び安全確保のため、本市ウェブサイトで、PHPを使用している一部のサービスを緊急停止いたしました。安全確認が完了したサービスより順次再開しており、残る停止中の機能についても、安全が確認され次第速やかに再開してまいります。これらに関連し、市民の皆さんに、特にご注意いただきたい点について申し上げます。今回の事案を受け、漏洩した、あるいは漏洩した可能性のあるメールアドレスや電話番号が悪用される懸念があります。市民の皆さんにおかれましては、次の2点について十分にご警戒いただくようお願い申し上げます。第一に、「不審なメール、メッセージ、電話への警戒」です。今後、市役所や関係機関、あるいは実在のサービスを騙るフィッシングメールや詐欺電話が届く可能性があります。身に覚えのない送信元からのメールにつきましては、記載されたリンクを開いたり、添付ファイルを開封したりすることは、絶対に行わないでください。少しでも不審に感じた場合は、一度やり取りを中断し、正規の窓口へご確認をお願いいたします。第二に、「パスワードの変更と適切な管理」です。もし、他のサービスやSNSなどで、同じメールアドレスやパスワードを使っている場合は、被害の拡大を防ぐため、速やかにパスワードの変更を行っていただくようお願いいたします。今後の市の対応といたしましては、委託事業者に対して、セキュリティ対策の徹底を強く要請するとともに、市では、使用しているプログラム等の脆弱性情報を早期に把握し、迅速に脆弱性を解消できるよう情報収集に努め、再発防止と安全確保に取り組んでまいります。また、本件に関するお問い合わせ窓口につきましては、資料の項目5に、事業者や各担当部署の連絡先を掲載しておりますのでご参照ください。
私からは、以上です。

出席した報道機関の記者から、下記のような質疑がありました。

(総務部長)
ご質問等ございましたら、どうぞご発言ください。
 (北海道新聞)
潮太鼓について、市長の想いをもう少し聞かせてください。
(市長)
実は私が産業振興課長のときにガラスについてある雑誌に寄稿したことがあるのですが、浅原氏はアメリカのスタジオグラス運動というのにすごく影響を受けた方です。スタジオグラス運動というのはガラスを日用品だけではなくて、芸術表現の素材として、作っていくことです。そういうのは、正式にはスタジオグラスムーブメントというふうに言われているのですが、それに大変影響を受けられた方で、工芸作家としてその工房方式を小樽で最初に取り入れた方です。そこで修行を積んだ多くの工芸作家の方々が、新たに工房が開設しないにも工房を開設をされていたということで、工芸作家として、工房方式を取り入れたという本市にとっては非常にユニークな取り組みだったということと、後継として、多くの工芸作家を育てられたという、人材育成の面でも、非常に大きく、小樽観光なり、文化振興に貢献していただいたのではないかなと思います。おたる潮太鼓保存会は、今回潮まつりが60周年を迎えましたが、これを支えているのは伝統芸能として潮音頭と潮太鼓だと思っています。本当に長年にわたり、小樽の伝統芸能の継承にご尽力をいただいたと思っています。特に最近いろんな場面で、潮太鼓さんの打演を見ますが、大変多くの若い方々、後継の方々も育っているような様子も拝見しています。将来に向けた、伝統芸能の継承に向けての後継の人材育成にも非常にお力添えをいただいていると感じていまして、人材育成の観点からも、浅原千代治氏、おたる潮太鼓保存会を今回、小樽市功労者として表彰をさせていただくことに決めました。潮太鼓さんは、もともとイベントを支えてくれているという部分もありますし、クルーズ客船が出ていくときの見送りなど、いわゆる産業、経済の部分でも功績はありますが、あくまで郷土芸能の継承への貢献ということで、今回は教育文化の方で表彰させていただきます。
 (朝日新聞)
システム障害の関係でお伺いします。職員参集メールは非常時に重要かと思いますが、今はもう復旧して使用できる状態になっているのでしょうか。
 (総務部災害対策室主幹)
10月15日(木)午後3時に復旧済みです。
 (朝日新聞)
PHPの脆弱性対応の関係です。該当のシステムを使用している一部サービスを緊急停止ということでした。市立病院で影響が出ているというのを伺ったりしたのですが、オンラインでやる手続きでできなくなっているものとか、具体的にあれば教えていただけますか。
 (総合政策学デジタル推進室長)
市のホームページの中で、止まっていたシステムについては順次復旧しています。小・中学校のホームページや、市立病院も止まっていましたが、ある程度早い段階で復旧しました。古いシステムを使っているところは長引いているところもあるというのが現状です。
 (朝日新聞)
現在もまだ使えなかったり、手続きができなかったりするものはありますか。
 (総合政策部デジタル推進室長)
その中に手続きがあるかどうかは把握していませんが、まだ何カ所か止まっているという状況です。
 (朝日新聞)
市民の皆様への注意喚起のところで、漏洩した、あるいは漏洩した可能性のあるメールアドレスや電話番号が悪用される懸念ということでしたが、実際に使われた形跡など、市に問い合わせが来ている事例はありますか。
 (総合政策部デジタル推進室長)
現時点ではそういう情報はありません。
 (朝日新聞)
高齢者等世帯臨時生活支援事業についてです。これは全国的に行っているものですか。特に今年話題になっているのが灯油の高騰ですが、灯油の高騰に対して何か別立ての事業の予定はありますか。
 (市長)
全国的にも同様の事業があるかは把握していませんが、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金というのがそれぞれの自治体に交付されていて、その交付金の範囲でどういった事業を進めていくのかについては、自治体の裁量に任されています。記者もおっしゃったように、物価高騰が進んでいますので、小樽市としては特に高齢者等を中心とした生活支援を行いたいということで、この事業を進めていくことにしました。議会では、福祉灯油の実施などを求める声もありましたが、それも包含して生活支援をさせていただきたいということでこの事業を行いますので、今のところ、別途福祉灯油等の実施について検討はしていません。
 (北海道新聞)
小樽市内の町会活動の取材を進めているのですが、小樽市は意外にも町会の世帯加入率が道内主要都市の中でトップなんですけども、現場からは町会役員の高齢化や、担い手不足と言った声が聞こえてきています。そのような活動というのは、地域の街路防犯灯の管理や、町内会館の運営維持など、地域の暮らしを守るためには必要な組織ではあるのですが、担い手がいないなどの窮状を抱えている中で、小樽市としては何か存続していく上で検討している対策などがありましたら教えてください。
 (市長)
先日部長会議があり、当面、ピッチを上げていく施策を2つ指示しました。1つ目は、ナイトタイムエコノミーです。2つ目は、地域コミュニティをこれからどうしていくのかということを、早急に検討するように指示しました。これはもう長い間にわたって同じような状況なのですが、地域住民の加入率は高く、活動は活発だが高齢化していて、結局その活動自体も、避難訓練等ができないことも出てきており、これは早急に解決しなければならないということで、地域コミュニティをこれからどう考えていくかについての検討を、担当には指示しました。一方では、町内会という組織がありながら、学校運営協議会というのがあり、その学校運営協議会の中でも、特に保護者の皆さんですので、若い人たちが多いので、例えば、美化運動や防災訓練を行うというようなことで、これはこの組織で地域コミュニティ活動を行っているわけです。なので、そう考えると決して若い方がコミュニティに参加をすることを嫌がってるということではないと思います。それから一方では、全国的に地域運営組織と言ったと思いますけれど、そのような取り組みもあるようなので、それも含めて、従来の町内会のやり方が良いのか、もう少し、これまでの地域コミュニティのあり方を深掘りをするように指示はしています。決して今の状態が良いということではないと我々も思っていますので、今後の持続的な地域コミュニティがどうあるべきかということについては、しっかり考えていきたいと思っています。担当の方には指示していますので、ご確認いただければと思います。中々本当に避難訓練などもできなくなってくると、そういう意味での影響も出てきますので、担当の方に指示しています。
 (総務部長)
以上をもちまして、市長定例記者会見を終了いたします。次回の定例記者会見は、次第にあります通り、令和8年11月27日金曜日、午前10時からを予定しておりますので、よろしくお願いします。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
このページの
先頭へ戻る