公開日 2020年10月07日
更新日 2022年03月10日
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〔中央地区〕〔勝納ふ頭〕
1.沿革
元治〜大正
西暦 | 元号 | 年次記事 |
---|---|---|
1865年 |
元治2年 |
●幕府は「オタルナイ」を村並とした |
1869年 |
明治2年 |
●開拓使を置き、「蝦夷」を改め「北海道」と称し、「オタルナイ」を「小樽」と改める |
1872年 |
明治5年 |
●政府は色内村に石造ふ頭を築造、同6年完成(本港最初の築造ふ頭) |
1880年 |
明治13年 |
●小樽、札幌間に道内最初の鉄道開通(11月)(日本で3番目) |
1889年 |
明治22年 |
●特別輸出港に指定される(7月) |
1897年 |
明治30年 |
●小樽築港第一期修築工事着工、同41年完成(北防波堤) |
1899年 |
明治32年 |
●外国貿易港(開港)に指定される(8月4日) |
1908年 |
明治41年 |
●小樽築港第二期修築工事着工、大正10年完成(南・島防波堤) |
1914年 |
大正3年 |
●区営(市営)第一期運河式埋立工事着工、同12年完成 |
1920年 |
大正9年 |
●南北防波堤灯台点灯(12月) |
昭和
西暦 | 元号 | 年次記事 |
---|---|---|
1927年 |
昭和2年 |
●市営第二期港湾修築工事着工、同7年完成(有幌町埋立) |
1929年 |
昭和4年 |
●第二期拓殖計画による小樽港修築工事着工、同14年完成(北防波堤増設) |
1931年 |
昭和6年 |
●廐町岸壁着工、同9年完成 |
1940年 |
昭和15年 |
●第1号ふ頭完成 |
1947年 |
昭和22年 |
●検疫港に指定される |
1948年 |
昭和23年 |
●港則法指定(7月16日) |
1949年 |
昭和24年 |
●開港50周年“港まつり”開催 |
1950年 |
昭和25年 |
●第2号ふ頭完成 |
1951年 |
昭和26年 |
●政令第4号港湾法施行令により重要港湾に指定される(1月19日) |
1953年 |
昭和28年 |
●港湾法により小樽市が小樽港港湾管理者となる(4月15日) |
1954年 |
昭和29年 |
●第3号ふ頭一期工事完成 |
1959年 |
昭和34年 |
●高島漁港区第一期工事完成 |
1963年 |
昭和38年 |
●若竹町に木材荷さばき施設完成 |
1965年 |
昭和40年 |
●小樽港湾合同庁舎完成 |
1966年 |
昭和41年 |
●北浜町に物揚場完成 |
1967年 |
昭和42年 |
●第3号ふ頭延長工事完成 |
1970年 |
昭和45年 |
●小樽〜舞鶴・敦賀間に長距離フェリー就航(8月) |
1971年 |
昭和46年 |
●手宮町に物揚場完成 |
1972年 |
昭和47年 |
●中央ふ頭完成 |
1973年 |
昭和48年 |
●高島漁港区用地造成工事完成 |
1974年 |
昭和49年 |
●北副防波堤延長工事完成 |
1975年 |
昭和50年 |
●中央ふ頭地下道工事完成 |
1977年 |
昭和52年 |
●勝納大橋建設工事完成 |
1980年 |
昭和55年 |
●高島地区小型船だまり施設築造事業完成 |
1981年 |
昭和56年 |
●勝納ふ頭造成工事完成 |
1982年 |
昭和57年 |
●若竹ドルフィン(係船杭)完成 |
1984年 |
昭和59年 |
●勝納ふ頭フェリー第2バース供用開始 |
1985年 |
昭和60年 |
●臨港線建設に伴う第1期運河一部埋立完了、中央橋・竜宮橋架替工事完成 |
1986年 |
昭和61年 |
●運河散策路完成(4月) |
1987年 |
昭和62年 |
●月見橋架替工事完成(12月) |
1988年 |
昭和63年 |
●島副防波堤工事完成 |
平成〜
西暦 | 元号 | 年次記事 |
---|---|---|
1989年 |
平成元年 |
●開港90周年記念事業実施 |
1990年 |
平成2年 |
●小樽港マリーナオープン(4月) |
1991年 |
平成3年 |
●ホルムスク港と姉妹港提携(8月) |
1993年 |
平成5年 |
●勝納ふ頭1番バース(-13m岸壁)供用開始(4月) |
1994年 |
平成6年 |
●勝納ふ頭フェリーターミナル新設供用開始(4月) |
1995年 |
平成7年 |
●日ロ定期フェリー就航(4月) |
1996年 |
平成8年 |
●分区条例施行(11月) |
1997年 |
平成9年 |
●中央地区再開発工事小樽市施工1工区埋立完成(4月) |
1998年 |
平成10年 |
●中央地区再開発工事小樽市施工2工区埋立完成(1月) |
1999年 |
平成11年 |
●開港100周年記念式典開催(8月) |
2000年 |
平成12年 |
●築港臨海公園散策路供用開始(12月) |
2001年 |
平成13年 |
●小樽港貿易振興協議会発足 |
2002年 |
平成14年 |
●北浜岸壁改良工事完成(4月) |
2003年 |
平成15年 |
●手宮岸壁改良工事完成(5月) |
2004年 |
平成16年 |
●「稲わら」の輸入指定港になる(4月) |
2005年 | 平成17年 | ●北防波堤改良工事着工(7月) ●小樽港入港外国船籍4万隻達成(7月) |
2007年 |
平成19年 |
●第3号ふ頭指定保税地域施設整備(6月) |
2008年 | 平成20年 |
●小樽〜中国定期コンテナ航路で東南アジア協調航路サービスを開始(12月) |
2009年 | 平成21年 | ●開港110周年記念事業実施 |
2011年 | 平成23年 | ●日本海側拠点港(外航クルーズ)に選定 |
2013年 | 平成25年 | ●小樽港クルーズ推進協議会発足 ●小樽~ウラジオストク間に定期航路開設 |
2014年 | 平成26年 | ●サン・プリンセスによる定点クルーズ「北海道周遊クルーズ」を小樽発着で計12本実施 |
2015年 | 平成27年 | ●第3号ふ頭改良工事着工 |
2017年 | 平成29年 | ●小樽~新潟航路に高速新造フェリー就航(3月・6月) |
2019年 | 令和元年 | ●中央5号上屋供用開始(4月) ●ひき船「たていわ丸」新造(9月) ●開港120周年記念事業実施 |
2020年 | 令和2年 | ●小樽港長期構想策定(12月) |
2021年 | 令和3年 | ●小樽港港湾計画改訂(12月) |
2.自然環境
1 位置・地勢
小樽港は、北海道西部、積丹半島の東側に位置し、石狩湾に面する弓状に入り込んだ海岸線に建設されています。
小樽港の港域は、平磯岬から茅柴岬に引いた一線内となっており、北、西、南の三方は山で囲まれているため、常に港内の静穏が保たれています。
港界(港域)線内水面積は、5,704,000m2、防波堤内被覆水面積は、3,308,000m2で、防波堤内の水深は2.0〜20.0mです。
2 地質
海底地質は、大部分が細砂質の泥土で、かつ、砂利混じりの所もありますが、南部の陸岸に近い所には火山灰からなる軟岩の部分も認められます。
3 気象
小樽港は、海洋性気候の影響を受けて、北海道の中では比較的冬は暖かく、夏は涼しい地帯にあり、過去10年間の平均気温は9.0℃となっています。
平均風速については、日本海側の地域としては比較的弱く、年平均で2.6m/sec程度であり、通年では南西の風が多くなっています。