公開日 2020年10月21日
更新日 2021年12月23日
多種多様な電池のうち充電して繰り返し使う電池を小型充電式電池といい、さまざまな製品に使用されています。
特に、リチウムイオン電池は高容量、高出力のため衝撃により爆発・発火しやすいのでご注意ください。(写真)[JPG:140KB]
小型充電式電池が使用されている主な製品
小型充電式電池が使用されている主な製品として、モバイルバッテリー、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末、電子ゲーム機器、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ハンディクリーナー、コードレス電話、充電式電動歯ブラシ、充電式電気シェーバーなどさまざまな家電に使用されています。
小型充電式電池にはリサイクルマークがついています
小型充電式電池には、ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池の種類があり、それぞれリサイクルマークが表示されています。ただし、古いものにはリサイクルマークがついてない場合もあるので、電池種類等の表示を確認してルールに従い処理してください。
- 小型家電製品から取り外し、金属端子部分をテープ等で必ず絶縁をして、「かん等」の収集日に電池のみを透明・半透明の袋に入れて出してください。
- 家電量販店等リサイクル協力店に問い合わせをして持参してください。一般社団法人JBRC(「リサイクル協力店の検索画面」)(外部サイト)
リチウム イオン電池ニカド電池 ニッケル水素電池
- 一般社団法人電池工業会(「小型充電式電池のリサイクル」)(外部サイト)
- 一般社団法人JBRC(「小型充電式電池の種類・用途」)(外部サイト)
- 一般社団法人電池工業会(「電池の種類がわからない方」)(外部サイト)
間違った取り扱いをすると火災となるのでご注意ください
使い方や取り扱いを間違えると発熱、破裂、発火して火傷したり火災の原因となります。
- 動物・ペットが噛んだりすることがあるので、取りやすい場所に放置しない。
- 金属製品と一緒に持ち運んだり保管すると電極に金属がふれてショートします。
- 釘を刺したり、ハンマーで叩いたり、踏みつけたりすると変形し保護機能が破損して危険です。
- 高所から落としたり、かばんに入れたまま放り投げるなどの強い衝撃を与えない。
- 廃棄するため分解、改造をしない。
- 指定充電器以外での充電はしない。
- 指定機器以外での使用はしない。
- 炎天下での放置、充電はしない。
使用済み小型充電式電池はごみ・プラ類の資源物に出さないでください
燃やさないごみ・プラスチック製容器包装の資源物に出された場合、発火・火災の重大事故につながります。
- 収集車で回収され、一緒に圧縮されたときに破損して車両火災となり、収集車が使用不可能となります。
- 処理場の破砕機で破損した小型充電式電池が発火して火災が発生し、修理で処理場が長期間使用できなくなります。
小型充電式電池のリサイクル回収はどこでしているの?
小型充電式電池のリサイクル回収は、電池メーカー等が会員となって設立した「一般社団法人JBRC」のリサイクル協力店(電器店・販売店・ホームセンターなど)に問い合わせてご持参ください。(お近くのリサイクル協力店は「一般社団法人JBRCの検索画面」でご確認ください。)
また、携帯電話、スマートフォンの小型充電式電池は各社のショップ等で回収しています。(「モバイル・リサイクル・ネットワークの検索画面」でご確認ください。)
※ボタン電池(LR、SR、PR)のリサイクル回収は「一般社団法人電池工業会」の回収協力店に問い合わせてご持参ください。(お近くの回収協力店は「一般社団法人電池工業会の検索画面」でご確認ください。)