高齢者虐待の防止のために

公開日 2020年11月03日

更新日 2023年09月21日

高齢者が住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らせるように、高齢者虐待について考えましょう。
小樽市ご近所見守りマニュアル(令和5年3月発行)[PDF:814KB]を作成しましたので、ぜひご覧ください。

虐待の種類、主な具体例を紹介します。
(こんなことが高齢者虐待にあたります) 

  1. 身体的虐待 
    • 殴る、つねる、蹴る、無理やり食事を口に入れる、やけど・打撲させる 
    • ベッドに縛りつけたり、意図的に薬を過剰に服用させ身体拘束、抑制をするなど
  2. 心理的虐待 
    • 怒鳴る、ののしる、悪口を言う 
    • 話しかけているのに意図的に無視をするなど 
  3. 経済的虐待 
    • 生活費を渡さない、使わせない 
    • 自宅等を本人に無断で売る 
    • 年金や貯金を本人の意思や利益に反して使用するなど 
  4. 性的虐待 
    • 排泄の失敗に対する罰として、下半身を裸にして放置する 
    • わいせつな行為をしたり、強要するなど
  5.  介護・世話の放棄・放任(ネグレクト) 
    • 水分や食事を十分与えられないことで、空腹状態が長時間続き脱水症状や栄養失調状態にある 
    • 入浴させず異臭がしたり、髪が伸び放題、皮膚が汚れている 
    • 室内がゴミだらけなど劣悪な環境で生活させるなど 

平成18年4月より「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援などに関する法律(高齢者虐待防止法)」が施行されました。しかし、高齢者虐待の早期発見、早期対応のためには、関係者が基本的な知識や情報を共有することが重要です。そのため、小樽市高齢者虐待防止マニュアル R4.4(地域包括支援センター・居宅介護事業所編)[PDF:4.59MB]を作成しました(令和4年4月発行)。
また、高齢者の虐待はさまざまな要因により発生しており、場合によっては高齢者の生命や身体に危険が生じている場合もあるため、早い段階で関係機関が介入するなどして対応することが必要となっています。
高齢者の虐待が疑われる場合は、下記の相談窓口(関係機関)へご相談ください。 

また、認知症の進行は知らず知らずのうちに介護の負担を大きくし、虐待につながることもあります。介護に疲れを感じたり、悩んだら、一人で抱えず早めに相談することをおすすめします。市では、「おたる認知症ガイドブック(認知症ケアパス)」を発行し、介護負担の軽減のための支援を行っています。

 

高齢者虐待相談窓口及び関係機関

相談窓口 

電話番号 

開設時間 

小樽市福祉保険部福祉総合相談室 

0134-32-4111 内線313 

8:50~17:20(月~金) 

小樽警察署 

0134-27-0110 

24時間対応 

小樽市東南部地域包括支援センター 

0134-51-2301 

9:00~17:00(月~土)

電話対応は24時間

小樽市南部地域包括支援センター 

0134-61-7268 

9:00~17:00(月~土)

電話対応は24時間

小樽市中部地域包括支援センター 

0134-24-2525 

9:00~17:00(月~土)

電話対応は24時間

小樽市北西部地域包括支援センター 

0134-28-2522 

9:00~17:00(月~土)

電話対応は24時間

北海道高齢者虐待防止・相談支援センター 

011-281-0928 

9:00~17:00(月~金) 

札幌法務局小樽支局常設人権相談所 

0134-23-3012(自動音声ガイダンス番号3) 

8:30~17:15(月~金) 

参考

お問い合わせ

福祉保険部 福祉総合相談室 地域包括ケアグループ
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線313
FAX:0134-33-1128
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