公開日 2020年11月04日
更新日 2023年09月11日
「安心カード」とは、もしも、自分が自宅で倒れてしまったとき、発見者が的確な応急処置を行ったり、受け入れ先の医療機関を探したりする際に、安全と安心を確保するためのものです。
小樽市内では、平成20年に朝里地区において、町会と民生児童委員協議会が協力し、地区内の高齢者宅に配布したことから取り組みがスタートし、現在までに市内各地域に広がっています。
(※この取り組みは、民生児童委員協議会が主体的に行っております。市福祉保険部では、情報発信等のお手伝いをしています。)
安心カードの効果
救急隊員やいち早く傷病者に接触する人などが、冷蔵庫から安心カードを取り出し、情報を確認することで適切な救護を行うことができます。
また、病院や親戚などと速やかに連絡を取り協力を得ることで、救急搬送の迅速化、救命率の向上に役立ちます。安心カードの情報は、その活用時に消防や小樽市関係部署などで利用することがあります。
安心カードの仕組み
安心カードの仕組みは、冷蔵庫の中に必要な情報を保管しておくというものです。また、冷蔵庫の扉には、保管しているという目印(ハートマーク)を張っておくことが重要となります。
※安心カードの情報に変更があった場合は、適宜修正が必要です。
≪安心カードの仕組みについて≫
≪安心カードを準備するために≫
(準備1)
◎安心カード(以下の情報を記載)を作成する。
- 氏名・住所・生年月日・性別などの基本情報
- かかりつけの病院やかかっている病気、常用している薬、血液型などの医療情報
- 離れて住む家族や親戚などの緊急連絡先
- その他(伝えたいこと)
安心カードは以下よりダウンロードし、印刷が可能です
(ワード版には、直接、情報を入力して印刷することができます。)
(準備2)
◎目印となるハートマークを準備する。
ハートマークは以下よりダウンロードし、印刷が可能です。
(準備3)
◎透明な筒型の容器を準備する。
容器は100円均一ショップなどで安価に購入可能です。
- ハートマークを容器ふたと容器前面に張ってください。
- 安心カードを容器に入れてください。
- 容器を冷蔵庫の中の一番見えやすい場所に保管してください。
(準備4)
◎冷蔵庫の扉にハートマークを張り付けてください。
以上で、準備が完了となります。
上記の用意ができない方で、希望される方については、地域の民生児童委員より受け取ることができます(在庫に限りがあります。)。
なお、民生児童委員からの受け取りが難しい場合には、市役所本館1階2番窓口の福祉総合相談室福祉総務グループでお渡しすることも可能です(在庫に限りがあります。)。