公開日 2020年11月22日
更新日 2021年02月09日
給水装置とは
道路に埋設された水道本管を配水管といいます。この配水管から分岐して家庭に引き込まれた給水管、止水管、水道メーター、水抜き栓や蛇口などをまとめて「給水装置」と呼んでいます。
給水装置の管理
水道メーターを除く給水装置の新設や改造、修理、撤去に係る費用は自己負担になりますので、大切に管理してください。
貯水槽水道とは
ビルやマンションなどの建物で、水道局から供給される水をいったん受水槽にため、ポンプで直接あるいは屋上にある高置水槽に送ってから、利用者に給水する施設を「貯水槽水道」といいます。
貯水槽水道の管理
受水槽に入るまでの水質は水道局が管理しますが、受水槽から蛇口までの設備の管理については、設置者(建物の所有者)の責任です。常に衛生的で安全な水を供給できるように管理を行ってください。
貯水槽水道は設置者が管理しましょう
受水槽などの清掃 | 受水槽などの点検 | 水質検査の実施 | 緊急時の措置 |
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1年に1回以上、水槽の清掃を定期的に行いましょう。 |
水が汚染されていないか水槽の状態や周囲の状況を定期的に点検しましょう。 |
1年に1回以上、蛇口から出る水の色、濁り、臭い、味および残留留塩素の検査を定期的に行いましょう。 |
異常発生時には、給水停止するとともに、利用者に状況を知らせましょう。 |
停電によりマンションで水が出なくなったら…
平成30年9月6日未明に発生した地震により、市内は一時、全域で停電となりました。自家発電設備を設置していないマンションなどでは、この停電により給水ポンプが停止し、水が出なくなりました。市内には平成29年度末で549カ所もの受水槽施設があり、このような災害が発生したときには水道局では個別に対応することが困難となります。
ほとんどの受水槽では、水槽に水が流入する手前に蛇口があり、停電していてもこの蛇口からは水が出ます。受水槽室は鍵が掛かっていますので、建物を管理している方(管理組合・管理人さん・大家さん)に相談してください。
非常時に備え、以下2点について事前の確認をお願いします
- ご自身の建物の給水方式
- 管理している方の連絡先