公開日 2021年04月13日
更新日 2023年08月14日
朝食をしっかり食べましょう
進学や就職、結婚や子育てなど、生活の変化が大きい世代。
不規則な食事や偏った食事内容など、食生活の課題が増える時期でもあります。
特に若い世代は、朝食を欠食する人(朝食を食べるのが週2~3日以下)の割合が全体に比べ高くなっています。
※令和4年度「食育に関する意識調査」(農林水産省)
朝食を食べると…
頭・体がシャキッと目覚め、午前中の仕事や勉強、スポーツなどの効率アップにもつながります。
朝食を食べる習慣がない方は、おにぎりやパン、果物など手軽に食べられるものから始めてみましょう。
・詳しくはこちら⇒毎日、朝食を食べましょう
意識して野菜を食べましょう
野菜の摂取目標量は、1日あたり350g以上※とされています。
※厚生労働省:健康日本21(第2次)における目標値
しかし、野菜の摂取量はすべての世代で目標に達していません。
なかでも、男女ともに20~40代の摂取量が少ない現状です。
特に、外食や市販の惣菜・弁当を利用するときは野菜が不足しがちです。
そんなときは、
・丼ものより定食を選ぶ
・単品料理にはサラダや小鉢を追加する
・麺類やカレーなどに野菜をトッピングする
など、選び方や組み合わせを少し工夫して、積極的に野菜を食べるよう心がけましょう。
・詳しくはこちら⇒野菜をたくさん食べましょう
毎日、果物を食べましょう
若い世代は、果物の摂取量も少ないのが現状です。
果物には、血圧を下げる働きのある「カリウム」のほか「ビタミンC」「食物繊維」なども豊富に含まれます。
1日1回は果物を食べるようにしましょう。
食塩の摂りすぎに注意
食塩の摂りすぎは高血圧の原因となり、血圧が高くなると動脈硬化が起こりやすくなります。
動脈硬化は、脳卒中や心筋梗塞などの疾病を引き起こすことも…。
生活習慣病を予防するためにも、若いうちから「減塩」の意識を持つことが大切です。
・詳しくはこちら⇒減塩を心がけましょう
脂肪は「量」と「質」を考えて
脂肪は身体にとって重要な働きをする一方、摂りすぎると脂質異常症や肥満などの原因となることがあります。
また、脂肪は種類により性質が異なるため、動物由来の脂肪と植物・魚由来の脂肪をバランスよく摂るようにしましょう。
参考リンク
農林水産省では、若い世代が「ちょうどいいバランスの食生活」を実践できるよう、パンフレットを公開しています。