市長記者会見記録令和6年7月30日

公開日 2024年07月30日

更新日 2024年07月30日

市からのお知らせ

■動画データ:小樽市長記者会見 令和6年7月30日 - YouTube

■会見資料1:こども医療費助成の拡大について[PDF:833KB]
■会見資料2:日本遺産認定審査の進捗状況について[PDF:974KB]
■会見資料3:旧小樽倉庫南側貸付公募型プロポーザルの結果について[PDF:391KB]
■会見資料4:「ゼロカーボンシティ小樽市」ロゴマークの募集について[PDF:1.67MB]
■会見資料5:上下水道事業PRイベントの開催について[PDF:1.1MB]
■会見資料6:お盆期間中の交通規制及び無料ワンボックスカーの運行について[PDF:371KB]

下記のとおり、市長から発表がありました(午前11時~)

(総務部次長)
定刻となりましたので、これより市長定例記者会見を開催します。それでは、市長、よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いします。始めに、こども医療費助成の拡大についてです。お手元に資料を配布していますのでご覧ください。この度、子育て世帯の経済的負担の軽減をより一層図るために、令和6年8月診療分から、こども医療費助成の対象を拡大します。現在は、小学生以下を実質無償化とし、中学生は入院のみ助成を行っていますが、今回の拡大により、中学生、さらには高校生の年代である18歳以下の子どもの通院と入院に係る医療費について、世帯の課税状況を問わず、一律、初診時一部負担金のみの自己負担とし、実質無償化を実現するものです。なお、これまでにこども医療費助成の申請をしたことがある方の申請は不要としていますが、転入した方など、新規で申請が必要となることが見込まれる世帯の方には、6月中旬に申請のご案内をお送りしています。また、8月から使える新しい受給者証は、今回の拡大対象となる方を含め、医療費助成の対象となる方に発送していますが、お子さんが生まれた場合など、新たに対象となる方は申請が必要になりますので、詳細はこども未来部こども福祉課へお問い合わせください。
次に、日本遺産認定審査の進捗状況についてです。お手元に資料を配布しています。日本遺産候補地域「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」の日本遺産認定審査の進捗状況について、7月23日に文化庁から途中経過が公表されました。その結果、審査の第一段階となる日本遺産としての認定審査を通過しました。今後は、第二段階の条件付き認定地域との点数評価プロセスを経て、最終的な審査結果が年内に公表されることとされていますので、結果が出ましたら、改めて御報告したいと思っています。
次に、旧小樽倉庫南側(旧運河プラザ)貸付公募型プロポーザルの結果についてです。お手元に資料を配布しています。公募型プロポーザルについては、本年6月14日から提案書の受け付けを行い、7月1日に、応募のあった三者から提案内容についてのヒアリングを実施した結果、株式会社ケイシイシイを優先候補者として選定しました。これにより、今後、8月1日付けで同社と賃貸借契約を締結し、10月1日をめどとした供用開始に向け、準備を進める予定となっています。なお、提案のあった旧小樽倉庫の活用方法については、資料に記載しているとおり、テイクアウト&バー、休憩スペース、物販、イベントスペースなどとなっています。
次に、公共施設における冷房設備の整備についてです。今年は小中学校を最優先に、全校の全ての普通教室(特別支援学級と通級指導教室を含む)と、学校内に設置している放課後児童クラブにエアコンを設置することとし、7月末までの使用開始を目指して工事を進めてきました。その結果、小中学校では、工事が完了した学校から検査を行い、6月下旬から明日7月31日までに全29校中28校で、順次、使用を開始しています。学校の行事等と業者の工程が合わなかった残りの1校についても、8月10日までに検査を実施し、使用可能となりますので、8月22日の2学期の始業式からは、市内全校で使用が可能となります。また、小中学校以外では、子どもが利用する場所や、多くの市民の皆さんが利用する場所を中心に、図書館については、1階の児童閲覧室のほか、2階の学習室と視聴覚室に、市役所については、別館1階の市民ホールと別館2階のフロアを中心に設置しています。
次に、「ゼロカーボンシティ小樽市」ロゴマークの募集についてです。お手元に資料を配布しています。本市は2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ小樽市」を表明していますが、このたび、市民・事業者の皆さんと共にゼロカーボンシティを目指すシンボルとなるロゴマークを募集しています。募集期間は7月22日から9月6日までで、小樽市ホームページに掲載している専用フォームのほか、持参・郵送でも受け付けをしており、優秀賞1点には、賞状と商品券3万円分を贈呈することとしています。今回の募集を通じて、より多くの方がゼロカーボンに関心を持っていただけることを願っています。詳細については、市のホームページに掲載していますので、皆さんからのご応募をお待ちしています。
次に、上下水道事業PRイベントの開催についてです。お手元に資料を配布しています。8月4日の日曜日に、ウイングベイ小樽において、主に小学生を対象として、水循環と上下水道の関係について学ぶ「水道フェスタ2024」を開催します。水循環とは何か、私たちの生活における上下水道はどのような仕組みになっているのか、水について深く知っていただくイベントです。会場では、パネル展示や実験などを通して楽しく学べる場となっていますので、多くの皆さんのご来場をお待ちしています。
最後は、お盆期間中の交通規制および無料ワンボックスカーの運行についてです。お手元に資料を配布しています。お盆期間中の交通規制に関するお願いですが、期間中、中央墓地、銭函墓地の周辺道路は大変混雑するため、8月10日から15日までの間、交通規制を実施します。中央墓地は、規制期間中、お車で墓地へ進入することができませんので、からまつ公園に設置する臨時駐車場をご利用ください。なお、今年から規制期間中に、臨時駐車場を出発し、墓地内を巡回する無料のワンボックスカーを運行します。時間は午前8時から午後5時まで、からまつ公園臨時駐車場を出発し、墓地内へ入場、墓地上部までの各停留所を周り、臨時駐車場に戻りますので、ぜひご利用ください。
私からは、以上です。

出席した報道機関の記者から、下記のような質疑がありました。

(総務部次長)
ご質問等ございましたら、どうぞご発言ください。

(北海道新聞)
中央墓地のワンボックスカーは、何人乗りで、停留所は何カ所あって、何分置きに出るのですか。

(生活環境部戸籍住民課長)
9人乗りで、停留所は7カ所あります。時間については、4台(昼休み時間は2台)順に回りますので、特に何分置きという決まりはありません。

(北海道新聞)
感覚的には何分置きぐらいに出るイメージですか。

(生活環境部戸籍住民課長)
今回から初めてグルっと回りますので、イメージになりますが、10分かからないくらいだと思います。

(北海道新聞)
10分置きぐらいには乗れるイメージですか。

(生活環境部戸籍住民課長)
はい。

(市長)
中央墓地では、今までも巡回はしていたのですが。

(生活環境部戸籍住民課長)
今までは墓地内だけで巡回していたのですが、今回は臨時駐車場と墓地内を巡回します。

(北海道新聞)
からまつ公園臨時駐車場は、何台ぐらい停められるのですか。

(生活環境部戸籍住民課長)
60数台停めることがきます。

(北海道新聞)
直線距離でどれくらい離れていますか。墓地までの所要時間は何分ぐらいですか。

(生活環境部戸籍住民課長)
臨時駐車場から墓地まで5分もかからないくらいです。

(北海道新聞)
株式会社ケイシイシイが優先候補者になった旧運河プラザの関係で、一番庫が9月供用開始予定ということですが、スケジュールは変わっていないですか。

(産業港湾部観光振興室主幹)
ケイシイシイさんの方から具体的に何日から、というような提案はまだ受けていません。ただ、一番庫については、10月1日より早めに、できるだけ早くやりたいという話を聞いています。

(北海道新聞)
小樽運河がある、いわゆる1丁目1番地の一等地を、ケイシイシイさんに使ってもらうということに対して、市長としてはどういう期待感を持っていますか。

(市長)
市民の要望もいろいろありましたので、私としては、観光客だけではなく、市民の皆さんにも使っていただける施設にしてほしいと思っています。市民の皆さんや観光客、それぞれの交流空間として、その機能を発揮してもらいたいと思っています。市民要望にもありますが、旧小樽倉庫としての歴史性や、小樽運河に隣接していることも踏まえて、港や運河の歴史をきちっと紹介できるような工夫もしてほしいと希望を申し上げていますので、そのような事業展開も検討していただきたいと思っています。商業的な機能については、ご存じのようにケイシイシイさんはルタオを運営していますので、実績があると思っていますが、他の店舗にはないような、ここ独自の工夫などもしていただければ、より集客力が上がっていくのではないかと思っています。また、夜間営業を条件にしていますので、一番庫は22時までの予定になっています。観光客、特に宿泊客が増えていまして、夜の観光は小樽にとっても重要な課題の一つになっています。今、国際インフォメーションセンターも遅くまで開業していますが、そういったことと相まって、市内全体に少しずつ店舗の開業時間が伸びていって、夜の観光が充実していくような、そんな役割も果たしてもらいたいと思っています。

(北海道新聞)
市民と観光客との交流施設というのは、具体的にどういうものが考えられますか。

(市長)
市民からは「ワイングラスタワー」を引き続きやってほしいという要望がありましたが、そういうことに使っても結構だと謳っていただいていますので、広く市民にも活用していただければいいなと思っています。

(北海道新聞)
ケイシイシイさんと市民が直接やりとりするのではなく、市に要望があったら、「市民からこういう声があります」とケイシイシイさんへ提供する流れになるのですか。

(市長)
3分の2は公共スペースとして確保することになっていますので、我々もアイデアを出しながら、市民の皆さんと観光客、あるいは市民の皆さん同士が交流を深めるような空間にできればなと思っています。

(北海道新聞)
施設管理はあくまでもケイシイシイさんですが、3分の2の利活用については市側とも協議することがあるということですか。

(市長)
公共スペースとして確保する条件を付けて応募していただいています。その条件に従って、やっていただく形になります。

(北海道新聞)
市長は8月に2期目の折り返しとなり、公約の中でも一番に掲げていたこども医療費助成の拡大を今回実現し、公約の1つを達成したことになるかと思います。また、冷房設備の整備については、お金がかかる問題でもあり、各市対応が遅くなっているところが多い中で、主要市の中では、最も早く整備できる見通しです。文部科学省の学校施設環境改善交付金なども使って、国とのパイプを踏まえて、かなり積極的に動いたかと思います。改めて、公約実現の状況と今後の課題はどのように見ていますか。

(市長)
2期目の公約の柱として、少子化対策としての子育て支援、つまり家計負担の軽減を掲げています。2期目の折り返しになりますが、今回のこども医療費助成拡大、保育料の2人目以降の無償化、放課後児童クラブの無償化に取り組んできました。家計負担の軽減という意味からすると、一定程度、実現できていると思います。ただ、子育て支援策というのは、家計負担の軽減、金銭的な負担の軽減だけではなく、これからは精神的な負担の軽減みたいなことも併せてやっていかなければいけないのだろうと思っています。例えば、産後ケアなどもそうですが、子育てをしていく上での精神的な負担の軽減にも少し力を注ぎ、2期目の後半も子育て支援策を拡充させていきたいと思っています。また、冷房設備の整備については、全道的にどうなっているか分かりませんが、全市一斉にというのは比較的早い方だと耳にしています。実現できた一つの要因としては、学校に冷房設備を整備することは、教育委員会教育部の所管ではありますが、令和6年度の夏までに一斉に学校に冷房設備を整備するためにはどうしたらいいか、ということを教育委員会教育部だけではなく、発注の仕方なども含めて、市長部局の建設部や財政部などが関わって、オール小樽で考えた結果だと思っています。よく庁内の会議で話していますが、行政はよく縦割りだと言われます。私は、今回の件は、縦割りの弊害を解消し、前に進めることができた良い例だと思っています。教育委員会だけに任せていくと、なかなかここまではできなかっただろうなと思っているので、ある意味、組織力の結果かなと思っています。それから、2期目の折り返しといってもまだ途中ですから、これからは掲げた公約を一つずつ実現していかなければなりません。2期目の後半には、総合体育館、プールの整備という大きな事業が待ち構えていますし、少子化対策・子育て支援策の一環として、小樽公園の整備も控えていますので、着実に前進をさせていきたいと思っています。それから、この秋には、OTARU CREATIVE PLUSさんから、第3倉庫の本格活用に向けた報告が出されます。それを踏まえて、行政として、第3倉庫の利活用をどのように取り組んでいくのかということが、大きなテーマになっていきますので、着実に進めていきたいと思っています。8月の記者会見でもお話ししたいと思いますが、今のところ、そのような感想を持っています。

(北海道新聞)
縦割りの解消ができた例だと、市長から成果の話がありましたが。

(市長)
みんなが連携して、一つの目標に向かっていった良い例ではないかと思っています。

(北海道新聞)
その要因は何でしょうか。1期目と2期目で大きく変わったものがあったのですか。

(市長)
いろいろな事業で、縦割りの解消に努めていかなければいけないという話しは絶えずしています。とにかく、今回の問題は、伊達で小学2年生が熱中症で亡くなったという大きな事案があって、これは段階的ではなく、いっぺんにやっていこう・やるべきだという一つの方向性が決まり、みんながそこに向かって動いてくれた結果ではないかなと思います。教育委員会教育部だけで、それをやり通していくということは、なかなか難しかったと思いますが、市長部局がバックアップをしていったことで良い結果が出たのではないかと思います。

(北海道新聞)
市長は、東京に出張し、中央要望もしていますが、その中で、市長が果たせた役割はありますか。

(市長)
もちろん、予算の確保については、財務省にも要望に行き、市長として予算の確保に向けた動きも進めました。できるだけ地元負担を少なくしたいということで要望しました。

(北海道新聞)
公約実現度については、100点満点では何点くらいでしょうか。

(市長)
まだ、途中なので点数は難しいです。子育て世代の負担軽減は着実に前に進めていると思いますし、少し時間はかかりましたが、第3号ふ頭も改修を終え、新しいスタートを切りましたし、そういった意味では、着実に進めているかと思っています。港湾計画の作業もストップしていましたが再開させてここまで来ましたので。第3号ふ頭の基部の整備にも1年半~2年ほどかかりますが、そこが完成して初めてにぎわい空間ができますので、着実に進めていきたいと思っています。それも任期後半の大きなテーマになってくるかと思います。

(小樽ジャーナル)
学校の冷房設備の設置について、現時点では29校中28校で設置が完了したということで、あとの1校も間違いなく2学期が始まる頃には完了するのでしょうか。

(市長)
長橋小学校が残っていますが、2学期が始まる頃には設置が完了しています。

(小樽ジャーナル)
他の公共施設については、まだ設置はしないのでしょうか。

(市長)
これから計画的に進めたいと思っているので、庁内での議論を加速させたいと思っています。先ほども少しお話ししましたが、まさに危険な暑さといわれていて、本州では40℃を超えていますので、これからも暑さ対策はしっかりやっていかなければいけないなと思っています。先日、稲穂小学校に視察に行きました。冷房設備が整備できたのは、一つ前進ですが、整備してからの課題が少なからずあるかと思っています。マニュアルでは28℃設定ですが、特に稲穂小学校はオープン教室なので、教室の位置によって体感温度が違っているような感じがしました。マニュアルはありますが、臨機応変に対応してもらうのが一番良いのかなと思って視察を終えました。このルールを守れということではなく、それぞれの教室の体感温度は違っていると思いますので。

(北海道新聞)
いつ視察に行ったのですか。

(教育部施設管理課長)
7月19日です。天候は曇りで、教室の温度は26~28℃くらいでした。

(市長)
放課後児童クラブの教室にも設置していますので、夏休みも快適に過ごしてもらえるのではないかと思っています。

(北海道新聞)
7月23日に市内の小学生が市道の交差点で、ごみ収集車にひかれて死亡するという痛ましい事件がありました。その関係で、8月5日に小樽署などが関係機関と現場診断をすることが決まっていますが、市として通学路の安全確認の点検をするなど、何か対応する予定は現時点でありますか。

(市長)
現場診断については、後で担当の方から話しますが、今回の事故を踏まえて、7月26日付けで、生活環境部から大型トラックを所有するトラック協会や、運送事業協同組合などに改めて注意喚起の文書を発送しました。教育委員会の方では、心のケアのためのスクールカウンセラーを、7月25日から8月1日までの期間に配置することを決めているところです。また、7月29日から31日までの間は夏休み期間ですが、放課後児童クラブに通っているお子さんたちがいますので、生活環境部とこども未来部、市教委が合同で、登校時の交通安全指導を潮見台小学校で実施します。現場診断については担当からお話します。

(生活環境部生活安全課長)
小樽警察署の主催なので、警察署からの依頼がありました。8月5日の11時半から小樽警察署と、市の関係で言いますと、生活安全課と教育委員会、道路管理者の建設部が参加予定です。また、国道の道路管理者である開発建設部と町内会の関係者が参加予定ですが、詳しい内容は警察署にお問い合わせください。場所は事故現場で行います。

(北海道新聞)
市教委として、通学路の一斉点検や、夏休み明けに何か行うなどの対応策はありますか。

(教育部学校教育支援室主幹)
2学期開始後に、通学路の安全点検プログラムに基づいた合同点検を、関係機関と交えて実施できるかどうか協議を進めるということと、小学校を対象とした下校指導などの実施に向けた協議を進めること、今後の交通安全指導の在り方について、専門家を招聘して、自転車教室を実施するなど、校長会も交えて協議していきたいと考えています。

(北海道新聞)
2学期開始後に通学路の合同点検みたいなものができるかどうかの協議ですか。

(教育部学校教育支援室主幹)
はい。2学期開始後すぐに実施できるように協議を進めていきたいと思います。


(北海道新聞)
今回、小樽市内の通学路で起きた事故ということで、市長の耳にも入っていると思いますが、札幌の手稲渓仁会病院に運ばれ、かなり重い状態だったとのことです。市教委が担当する通学路以外の、全体として、再発防止に向けてどのようなものが必要なのか、検証は行いますか。

(市長)
これからやっていかなければいけないと思います。学校でやっていることは、小樽市全体の交通安全運動の一部でもあるわけで、子どもと高齢者を守っていくということは、交通安全計画の中で明記されているので、教育委員会任せではなく、市長部局としっかり連携をとりながら、改めて子どもたちの交通安全対策を見直していく必要があると思っています。小樽のトラック協会の皆さんがご厚意で、各学校に年1回だけですが、交通安全教室を開催しており、学校の校庭にトラックを持ち込んで、今回の左折時の内輪差を子どもたちに実際に経験させていますので、このような取り組みは非常に有効だと思っています。あくまでも、善意に我々甘えているだけですので、回数を増やすことは、トラック協会の皆さんと相談させていただかなければなりませんが、机上ではなく、実際にトラックを持ち込んで内輪差というものを子どもたちに体感させるのは、改めて非常に有効な取り組みだと思っています。こういった取り組みについて、トラック協会さんと話し合いをさせていただいて、今は年に1校、持ち回りでやっていますが、こういった取り組みに協力できないかどうかも協議させてもらいたいと思っています。

(北海道新聞)
事故が起きたときの体制について、今回の事故では、搬送まで若干タイムラグが発生していました。そこも含めて市として検証することありますか。

(市長)
今回どのような形で搬送されたのか、タイムラグがどのくらいあったのかは承知していませんが、一度全体的に振り返って、この事故を総括した上で、何が足りなかったのか、何をすべきかを、市長部局と教育がしっかりと連携しながら考えていかなければいけないだろうと思っています。

(北海道新聞)
前回の会見でも聞きましたが、並行在来線ブロック会議の日程はまだわかりませんか。

(市長)
全然動きはありませんので、前回と同じ状況です。そう遠くない時期には開催されるだろうとは思っていますが、想像するに、事務局の北海道とバス事業者さんが継続的に協議をされているのだろうと思っています。改めてこちらから特に催促はしていませんので、少し様子をみたいと思っています。もう1年以上経過していて、毎回お話させていただいている通りですが。

(北海道新聞)
北海道からたたき台となるダイヤを出すにも…

(市長)
多分、ダイヤを出してくるかと。それがないと議論できないわけですよね。

(北海道新聞)
その原案を作るのに今手間取っているから、延びているということでしょうか。

(市長)
わかりませんが、多分、バス事業者さんと協議されているのだろうと。想像ですが、多分そういう状況だと思っていますので、あえて北海道に対して催促するなどは考えていませんので、もう少し待ちたいと思っています。

(総務部次長)
他になければ、次回の会見についてご案内します。次回は、令和6年8月30日(金)午前11時からを予定していますので、よろしくお願いします。以上をもちまして市長定例記者会見を終了いたします。本日はありがとうございました。

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