水道水中の有機フッ素化合物(PFAS)について

公開日 2024年08月15日

更新日 2024年08月22日

 

 小樽市内の水道水については、定期的に「PFOS」と「PFOA」の検査を実施しており、これまで検出されたことはありません(5ng/L未満)。今後も定期的に確認を行っていきますので、安心して水道水をご利用ください。

 

 有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物を総称して『PFAS』と呼び、それらは1万種類以上の物質があるとされています。

 その『PFAS』の中でも、「PFOS」と「PFOA」は幅広い用途で使用されてきましたが、化学的に極めて安定性が高く、難分解性のため、仮に環境への排出が継続した場合は、長期的に環境中に残留すると考えられています。

 国では水道水について、令和2年(2020年)に「PFOS」と「PFOA」を水質管理目標設定項目に位置付けており、「PFOS」と「PFOA」の合算値で50ng/L以下とする暫定目標値を定めています。

 小樽市では、各浄水場の原水と市内7か所の水道水について、令和3年度より検査を実施しており、暫定目標値の10分の1である5ng/Lまで確認しましたが、全ての場所で検出されておりません。

・市内7か所の水道水の検査結果はこちらから

(参考)

*PFAS(ピーファス):ペルフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物の総称

*PFOS(ピーフォス):ペルフルオロオクタンスルホン酸

*PFOA(ピーフォア):ペルフルオロオクタン酸

*現在国内において「PFOS」と「PFOA」は、製造や輸入を原則禁止されています。

*ng(ナノグラム)とは、g(グラム)の10億分の1を示します。

お問い合わせ

水道局 水質管理課
住所:〒047-0154 小樽市朝里川温泉1丁目416番
TEL:(直通)0134-51-2562
FAX: 0134-51-2563
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