アタマジラミについて

公開日 2020年10月16日

更新日 2021年03月19日

アタマジラミとは

 アタマジラミは、園児や小学校低学年の学童を中心に発生することがありますが、かつてのように衛生環境が悪く不潔である理由で発生しているということはほとんどありません。1年を通して散発的に発生する感染症で、からだを寄せ合って遊んだり、集団昼寝など頭や衣類が接触する場面の多い乳幼児施設で集団的に発生することがあります。触れ合うことの多い親子や兄弟・姉妹を介した家族内感染も多くみられます。

 通園や通学を規制する必要がない感染症であるため、発生した場合は差別やいじめにつながらないよう、正しい知識を持って対応してください。

なお、アタマジラミで病気がうつる心配はありません。

 

感染経路と予防法

【原因】

 「アタマジラミ」の寄生です。

 潜伏期間は、産卵からふ化までは10日-14日、成虫までは約2週間と言われています。

 ※ケジラミ(主に性交渉で感染し、陰部に寄生)やコロモジラミ(衣服に付着し、発しんチフスを媒介する)とは異なります。

 

【感染経路】

 接触感染です。

 ・頭髪から頭髪への直接接触により感染します。(大人でも感染します。)

 ・クシ、タオル、帽子、衣類、寝具、ロッカーなど、感染した物を介して、間接的に感染します。

 

アタマジラミの対策は、早期発見と駆除が大切です!

 頭髪を丁寧に観察し、早期に虫卵を発見することが大切です。発見したら、一斉に駆除します。

アタマジラミの対策

 

POINT!

  • 保護者の方は、子どもたちの頭髪を丁寧に調べてあげましょう。
  • アタマジラミの卵や成虫を発見した場合は、必ず皮膚科を受診しましょう。
  • アタマジラミの卵や成虫をすきぐし等で物理的にアタマジラミを駆除しましょう。

 ※特に、親子、兄弟・姉妹は触れ合うことが多いため、家庭内感染に注意しましょう。家族同時にアタマジラミを駆除することが重要です。

 

アタマジラミ専用のシャンプー・パウダー剤の使用について

 アタマジラミ駆除のために、専用のシャンプー・パウダー剤が市販されていますが、劇物のため、使用には注意が必要です。また、専用シャンプーは、2-3日おきに3-4回使用するなど、使用方法も特殊であるため、皮膚科の医師と相談しながらの使用をお勧めします。

 

【予防法】

1.頭と頭の接触を避けましょう

・寝ている時、お子さんが遊んでいる時、子どもを抱く時など、頭や髪の毛がお互いに近づかないようにしましょう。

※特に、親子、兄弟・姉妹は触れ合うことが多いため、家庭内感染に注意しましょう。

※感染している間は、個人専用の布団を使用し、頭同士が近づかないよう、距離を置いて寝るようにしましょう。

 

2.感染した物を共有しないことが大切です

・クシ、タオル、帽子、衣類、寝具など、頭に触れるものの共有は避けましょう。

※衣類や寝具を重ねることでも感染します。感染している間は、他の人の物と離して保管し、重ねないようにしましょう。

 

3.こまめに洗濯・清掃しましょう

・寝具、帽子、洋服等はこまめに洗濯しましょう。

・熱処理(アイロン、ドライクリーニング、55度以上の熱湯に10分以上漬ける等)が効果的です。

・子どもが頭をつけて遊ぶ場所(床、おもちゃ等)、昼寝をする場所、衣類や寝具を保管する場所はこまめに掃除機等を使用し、清掃しましょう。

※アタマジラミは、体から離れてもしばらく生きているため、その間の接触により感染する恐れがあります。

※頭、髪の毛、衣類等から離れて吸血しないと、1-2日で餓死します。

 

啓発資料(小樽市保健所作成)

症状と治療

 一般的に無症状ですが、吸血部位にかゆみが出ることがあります。頭皮をかきすぎて炎症を起こしてしまうこともあるため、注意が必要です。

 アタマジラミが施設内・家族内で発生した場合、一斉に感染予防対策を行う必要があります。

 アタマジラミの疑いのある場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

 

関連リンク

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3117
FAX:0134-22-1469
このページの
先頭へ戻る