デング熱について

公開日 2020年10月16日

更新日 2025年07月24日

デング熱とは

 デング熱は、蚊を媒介して感染する、急性の熱性感染症です。発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹などが主な症状です。

【原因】フラビウイルス科フラビウイルス属に属するデングウイルスです。ウイルスには1-4までの4つの型がありますが、どの型によっても同様の病気がおこり、症状からは感染したウイルスの型はわかりません。潜伏期間は、2-14日(多くは3-7日)とされています。

【感染経路】蚊を媒介した感染。

【予防法】蚊に刺されないように注意しましょう。

症状と治療

【症状】急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。通常、発症後2-7日で解熱し、発疹は解熱時期に出現します。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。

【治療】デングウイルスに対する特有の薬はありません。対症療法となります。

海外の流行地域で蚊に刺されたら

 すべての蚊がデングウイルスを保有している訳ではないので、蚊にさされたことだけで過度に心配する必要はありません。心配な場合は、帰国された際、空港等の検疫所でご相談ください。なお、発熱などの症状がある場合には、医療機関を受診してください。

関連リンク

医療機関の皆様へ

 デング熱は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)の4類感染症です。臨床症状や検査所見から、デング熱の患者を診断した場合には、直ちに「感染症サーベイランスシステム」より届出をお願いします。届出基準及び届出票については、下記を御覧ください。

 感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について デング熱|厚生労働省ホームページ(外部サイト)

 感染症法に基づく医師の届出について | 小樽市ホームページ

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0008 小樽市築港11番1号 ウイングベイ小樽1番街 4階
TEL:0134-22-3110
FAX:0134-22-1469
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