消費生活・消費者問題の注意喚起情報 (令和4年度)

公開日 2022年04月28日

更新日 2023年08月14日

令和4年度 注意喚起情報一覧

転落に注意!‐窓やベランダ周りを今一度確認を!

 子どもの転落事故については、令和4年7月に「令和4年度 子どもの事故防止週間」に伴い注意喚起を行っていますが、最近でも小さな子どもが建物やベランダから転落する事故が相次いで発生しています。新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴い、喚起のため窓を開ける機会も多いかと思いますが、小さな子どもがいる空間では特に注意してください。

転落に注意!

<窓やベランダ周辺の環境づくり>

〇子どもが勝手に窓を開けたり、ベランダに出ないように、手の届かない位置に補助鍵を付ける

〇窓やベランダの手すり付近に、足がかりになるような物を置かない

〇窓、網戸、ベランダの手すり等に不具合がないか定期的に確認する

【消費者庁(令和4年11月7日)】子ども安全メールvol.608「転落に注意!‐窓やベランダ周りを今一度確認を!」(外部サイト)

こどもを抱っこして自転車に乗ることは危険です!

 こどもを抱っこして自転車に同乗させているときに転倒したり、こどもが転落してけがをしたという事故が発生しています。事故事例の中には、1.走行中に転倒したことにより頭蓋骨を骨折した2.抱っこひもでこどもを抱っこして走行中、こどもが抱っこひもから転落し、頭蓋骨骨折、硬膜外血腫、鎖骨骨折により入院した等のケースもあります。

自転車1  自転車2

  ※写真:こどもを抱っこして自転車に同乗させ、店頭したりこどもが転落したイメージ

幼稚園や保育園への送迎等にあっては、車での送迎が制限されるケースもあり自転車は重要な移動手段ではありますが、こどもを抱っこして同乗させることは非常に危険であり、また、道路交通関係法令に違反してしまいます。こどもを抱っこして同乗させることは絶対にやめましょう。

【独立行政法人国民健康センター(令和4年11月16日公表)】「こどもを抱っこして自転車に乗ることは危険です‐転倒・転落によりこどもが頭部に重篤なけがをすることも‐」(外部サイト)

歩行型ロータリ除雪機による事故に注意しましょう!

 今年も雪の季節が近づいてきました。除雪作業に除雪機を使用しているご家庭もあることと思いますが、毎年、歩行型ロータリ除雪機による事故が多数発生しており、その中には死亡事故も含まれています。消費者庁では、過去に何度も事故防止の注意喚起として情報発信を行っています。

 冬を迎える前にもう一度、除雪機の使用方法についてよく確認し、安全に使用してください。

・経済産業省と消費者庁、製品評価技術基盤機構(NITE)の同時発表

 除雪機による死亡・重傷事故を防ごう!(外部サイト)

・独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)発表

 (News Release)除雪機、半数以上が死亡事故~使う際に気を付けるポイント~(外部サイト)

強力な磁力を持つネオジム磁石性のマグネットセットの誤飲事故が再発!

 強力な磁力を持つマグネットセット(下の写真参照)の誤飲事故が発生しています。同様の事故は数年前から起こっており、当ホームページでも令和3年11月に「マグネットボール、キューブによる子どもの誤飲事故にご注意ください」の記事を掲載し、注意を喚起しておりますが、最近再び事故が発生したことを受け、改めてお知らせいたします。

 マグネットセットの写真

 マグネットセットの磁石を複数個飲み込んでしまうと、消化管を挟んで磁石が引き合い、消化管に穴が開くおそれがあります。マグネットセットは子どもの使用を想定した玩具ではありません。子どもに触れさせないよう、子どもが容易に持ち出せない場所に保管するようにしましょう。

【国民生活センターによる注意喚起】強力な磁力を持つネオジム磁石製のマグネットセットの誤飲事故が再発![PDF:523KB]

【経済産業省ホームページ】ネオジム磁石製のマグネットセットによる子どもの誤飲事故の防止について(注意喚起及び協力要請)(外部サイト)

 

携帯発電機等の事故に関する注意喚起について

 9月1日は「防災の日」です。この機会に防災用品を見直したり、購入するご家庭も多いのではないでしょうか。

 災害時、停電の際には、携帯発電機やカセットこんろ、モバイルバッテリーが役に立ちますが、使い方を誤ると重大な事故に繋がります。

 携帯発電機の排ガスには毒性の強い一酸化炭素が含まれており、屋内での使用による死亡事故も起こっています。携帯発電機は、屋内では絶対に使用しないでください。

 カセットこんろやモバイルバッテリーも、誤使用による火災等の事故が報告されています。改めて正しい使用方法を確認し、安全に使用しましょう。

 消費者庁が公表した注意喚起です。ご参照ください。

 【ニュースリリース】携帯発電機・カセットこんろ・モバイルバッテリーの使用にご注意ください[PDF:353KB]

 【参考】別添 事故情報データバンクに登録された事故件数の推移[PDF:113KB]

「令和4年度 子どもの事故防止週間」に関する注意喚起について

 令和4年度 子どもの事故防止週間ポスター

 7月25日(月)~7月31日(日)は、「令和4年度 子どもの事故防止週間」です。

 今年度のテーマは「転落・墜落事故に気を付けようー対策を立てて事故防止!-」です。

 消費者庁の調査によると、乳幼児の育児経験者の約4割が子育て中に転落事故の経験があり、その約3割が医療機関を受診した経験があると回答しています。

 転落事故は、落ち始めて地面に着くまであっという間です。見守りは大切ですが、保護者が常に目を離さずにいることは難しく、仮に見ていてもすぐそばにいなければ拾い上げることは困難です。重大な事故を防ぐためには、子どもの転落事故の特徴を知り、事前の対策を取ることが大切です。

 

 また、国連総会での採択により毎年7月25日は「世界溺水防止デー」と宣言されています。夏本番を迎え、海・川・プール等で遊ぶ機会が増えるこの時期、子どもの水の事故防止のポイントを再度確認し、具体的な行動をとりましょう。

若者の除毛剤による皮膚障害に注意!

 除毛剤(化学的作用により手足やわきの下などの体毛を取り除くもの)に関する相談のうち、10歳代、20歳代の若い世代からの相談割合が増えています。

 商品の説明をよく読まずに顔面に使用し、皮膚に炎症を起こした事例や、通信販売で除毛剤を購入したところ、定期購入となっており、「中途解約が困難だった」「追加支払を請求された」などの事例が多く見られます。

  • 除毛剤は医薬部外品です。顔面には使用できないなど、用法・用量や使用上の注意をよく確認し、正しく使用しましょう。
  • 通信販売で除毛剤を購入する場合は、1回限りか、2回目からはいくらか、解約の方法など、契約内容を必ず確認しましょう。

 消費者庁が公表した注意喚起です。ご参照ください。

 【ニュースリリース】若者の除毛剤による皮膚障害に注意![PDF:1.34MB]

トランポリンパークでの事故が続いています!

 トランポリンを設置している遊戯施設は、楽しく体を動かすことができることから、近年人気が出てきています。しかし、安全な遊び方を正しく理解していないと、落下や転倒、衝突により骨折や神経損傷等の重大な事故につながるおそれがあります。ゴールデンウイークを控え、トランポリンのある施設に遊びに行くご家庭も多いかと思いますが、利用する際は、施設の利用規約や注意事項・禁止事項をよく確認し、施設のルールを守って安全に遊ぶようにしましょう。

 消費者庁が公表した注意喚起です。ご参照ください。

 【ニュースリリース】トランポリンパークでの事故が続いています![PDF:1.43MB]

お問い合わせ

生活環境部 生活安全課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線226・295・389
FAX:0134-22-1345
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