公開日 2020年10月09日
更新日 2021年10月12日
小樽市は三方を山に囲まれ、一方は海に面し、坂のまちとしても全国的に知られています。
その変化に富んだ独特な地形から、市内には多くのビューポイントがあり、各ビューポイントからは、それぞれ特徴のある違った表情の小樽を楽しむことができます。
展望台のほかにも、高台にある公園などからも、海へ抜ける風景のほかに、山を背にした街並みを楽しめます。
平磯公園
小樽市の東側の高台に位置する、春には桜のスポットとしても知られる公園です。
小樽築港エリアを手前に、奥には手宮方面を見渡せます。
(現在、観覧車はありません)
施設データ
- 所在地:小樽市若竹町20
- 駐車場:15台
- トイレ:あり
- アクセス
- JR小樽築港駅から徒歩で約20分
- 中央バス「桜町」下車徒歩約10分
- 朝里インターチェンジから車で約10分
- 問合せ先:小樽市建設部公園緑地課、電話:0134-32-4111(内線7349、7426)
- 備考:冬期閉鎖
毛無山展望所
毛無山(標高548.2m)の山腹の標高約470mにある展望所です。
赤井川村、倶知安町につながる国道393号(通称:メープル街道)のドライブルート上にあり、紅葉のシーズンはもとより、天狗山など付近の山並みや四季おりおりの眺望を楽しむことができます。
小樽の市街地や石狩湾、晴れた日には遠く暑寒別連峰(増毛連山)を望むことができるビューポイント。夜景スポットとしても人気です。
また、「毛無(けなし)から増毛(ましけ)を望める」ということから、頭髪が気にかかる人たちにとっては縁起が良い場所と言われています。
施設データ
- 所在地:小樽市天神4
- 駐車場:20台
- トイレ:なし
- アクセス:朝里インターチェンジから車で約10分
- 問合せ先:小樽市産業港湾部観光振興室、電話:0134-32-4111(内線7266)
- 備考:冬期閉鎖
天狗山展望台
標高532.4mの天狗山にある展望台からは、眼下に箱庭のような市街地のほか、小樽港や石狩湾、晴れた日には遠く暑寒別連峰(増毛連山)、積丹半島までを望むことができます。
山頂レストハウスの屋上展望台のほか、第1展望台、第2展望台、第3展望台、そして平成27年春に天狗桜にちなんで天狗桜展望台と名付けられた展望台が新たに誕生しました。それぞれ違った眺望を楽しめ、夜景スポットとしても人気です。
また、願いがかなうと言われる「鼻なで天狗さん」やスキーの歴史がわかる「スキー資料館」(入館無料)、日本各地の天狗のお面を展示した「天狗の館」(入館無料)なども楽しめます。
施設データ
- 所在地:小樽市天狗山山頂
- 駐車場:150台(夏季は山頂に20台駐車可能)
- トイレ:あり
- アクセス
- 中央バス「天狗山ロープウエイ」下車・ロープウエイ所要時間4分
- 小樽インターチェンジから車で約15分・ロープウエイ所要時間4分
- 小樽インターチェンジから車で約20分(夏季のみ)
- 問合せ先:小樽天狗山ロープウエイ(外部サイト)、電話:0134-33-7381
水天宮
小樽市中心部の高台にあり、小樽港を間近に見下ろすことができます。また、その後方は天狗山があり、冬には、ナイターの灯りと闇のコントラストがくっきりと浮かび上がります。
水天宮は、小樽三大祭りのひとつとも言われる神社で、本殿と拝殿は小樽市歴史的建造物に指定されています。境内には石川啄木の歌碑のほか、桜の木もあり、春には多くの方が訪れます。
施設データ
- 所在地:小樽市相生町3-1
- 駐車場:10台
- トイレ:あり
- アクセス
- 中央バス「花園公園通」下車徒歩約5分
- 小樽インターチェンジから車で約10分
- 問合せ先:水天宮、電話:0134-22-3495
旭展望台
小樽駅の裏手にある標高190mの丘陵地にある展望台です。
ここからは、"坂のまち小樽"の起伏に富んだ街並みと、港を間近に見下ろすことができ、晴れた日には遠く暑寒別連峰(増毛連山)を望むことができます。
また、周辺には、ハイキングなどを楽しめる遊歩道(18コース)があるほか、小樽ゆかりのプロレタリア作家・小林多喜二(こばやしたきじ)の文学碑や、小田観螢(おだかんけい)の歌碑もあり、市街地に近いことから市民の憩いの場として親しまれています。
施設データ
- 所在地:小樽市富岡2
- 駐車場:30台
- トイレ:あり
- アクセス
- 中央バス「緑3丁目」下車徒歩約30分
- 小樽インターチェンジから車で約20分
- 問合せ先:小樽市産業港湾部観光振興室、電話:0134-32-4111(内線7266)
- 備考:冬期は、施設へ至る市道が通行止めになるため閉鎖
手宮公園
小樽市の北側に位置する公園。自然林としては北限といわれるクリ林や「緑化植物園」、日本遺産『北の産業革命「炭鉄港」』の構成文化財である北防波堤の技師であった青木政徳の碑があり、散策やハイキングの場として市民に親しまれています。春にはサクラ、秋には紅葉のスポットとしても知られ、海の青さとのコントラストが癒しを与えます。
近くには、国指定史跡である手宮洞窟を保存した施設「手宮洞窟保存館」や、北海道鉄道発祥の地に建ち、鉄道の歴史に触れることのできる「小樽市総合博物館本館」があり、手宮地区には早くから人が集まり、栄えていたことが伺えます。
施設データ
- 所在地:小樽市手宮2
- 駐車場:60台
- トイレ:あり
- アクセス
- 中央バス「手宮ターミナル」下車徒歩約10分
- 小樽インターチェンジから車で約15分
- 問合せ先:小樽市建設部公園緑地課、電話:0134-32-4111(内線7349、7426)
- 備考:冬期閉鎖
祝津パノラマ展望台
「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に位置する展望台(標高70.9m)です。
目の前には一面に日本海が広がり、赤岩方面の勇壮な海岸線や高島岬の日和山灯台、小樽市鰊御殿などを見渡すことができるほか、 朝日・夕日の名所としても知られており、時間によっては漁船やフェリーも目にすることができます。
また、祝津がかつて鰊(にしん)の千石場所として栄えたことから、「江差追分節名歌碑」と「北海浜節民謡碑」も建てられており、愛好家などが立ち寄る姿も見られます。
2008年9月に地元の「おたる祝津活性化委員会(祝津たなげ会)(外部サイト)」がネーミング募集を行い、「祝津パノラマ展望台」と名付けられました。
施設データ
- 所在地:小樽市祝津3
- 駐車場:10台
- トイレ:なし
- アクセス
- 中央バス「おたる水族館」下車徒歩約10分
- 小樽インターチェンジから車で約20分
- 問合せ先:小樽市産業港湾部観光振興室、電話:0134-32-4111(内線7266)
- 備考:冬季は積雪状況による。